運命の人-最終回のあらすじとネタバレ

本木雅弘が主演するTBSの外務省機密漏洩事件(西山事件)ドラマ「運命の人」の最終回(第10話)「40年前の真相と奇跡が招く衝撃の結末」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

第9話のあらすじは「運命の人-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌は『「運命の人」の原作と主題歌』をご覧ください。

絶壁の上から沖縄の海に吸い込まれた弓成亮太(本木雅弘)は、海岸で瓶を集めていた沖縄ガラス職人の謝花ミチ(美波)によって助けられていた。

それから5年後、弓成亮太(本木雅弘)は、謝花ミチ(美波)と同居する渡久山朝友(泉谷しげる)の自宅の離れで暮らしていた。

あるとき、琉球新聞の儀保明(津田寛治)は、「弓成」と呼ばれる男性に「元・毎朝新聞の弓成記者ですか」と声をかけるが、弓成亮太(本木雅弘)は逃げるように立ち去る。

弓成亮太(本木雅弘)と一緒に居た謝花ミチ(美波)は、弓成亮太が毎朝新聞の元記者だったことを知る。

謝花ミチ(美波)は、そのことを渡久山朝友(泉谷しげる)に伝えるが、渡久山朝友は既に弓成亮太(本木雅弘)が毎朝新聞の記者だったことを知っていた。

渡久山朝友(泉谷しげる)は弓成亮太(本木雅弘)の部屋へ行くと、戦時に「ガマ」と呼ばれる洞穴で集団自決があったことを告げ、自分はその生き残りであることを明かした。

そして、渡久山朝友(泉谷しげる)は「生き残ったのは、悲しい過去を後世に伝えるためだったのかもしれない。あんたには知ってて欲しい。沖縄の本当の姿を」と告げた。

翌日、渡久山朝友(泉谷しげる)は弓成亮太(本木雅弘)をガマへ連れて行き、集団自決の真相を話す。

弓成亮太(本木雅弘)は沖縄の真実を何も知らずに記事を書いていたことを恥た。そして、その日から、沖縄の闇に埋もれた歴史を記録し始めた。

一方、三木昭子(真木よう子)は「澤田」と名乗って事務の仕事をしていたが、週刊誌の記事により、職場を追われていた。

三木琢也(原田泰造)は三木昭子(真木よう子)に会うと、「私のところに戻ってこないか?…冗談だよ。これで、私とお前は完全に終わりだ」と言い、離婚届を渡した。

そして、三木琢也(原田泰造)は、「君の実家のお母さんから手紙が来た。もう永くないらしく、君に戻ってきて欲しいらしい。行って、これを渡してあげなよ」と言い、封筒を差し出した。

封筒を開けると、大金が入っていた。三木昭子(真木よう子)は「頂けません」と断るが、三木琢也(原田泰造)は「あの家を売った金の一部だ。最後くらい、かっこつけさせろ」と答えて立ち去った。

ある日、沖縄の過去について取材していた弓成亮太(本木雅弘)は、謝花ミチ(美波)の過去について知ってしまう。

謝花ミチ(美波)は中学生のとき、アメリカ人に強姦された。事件は新聞に載り、謝花ミチは学校へ行かなくなった。父親は島を出て行き、しばらくして母親は死んだ。しかし、今は、与那嶺のガラス工房に居場所を見つけ、頑張っている。

ある日、弓成亮太(本木雅弘)は東京に居る弓成由里子(松たか子)に手紙を出した。弓成由里子は弓成亮太が沖縄県で生きていることを知りる。

ある日、弓成亮太(本木雅弘)が帰宅すると、客人が待っていた。それは、弓成由里子(松たか子)に手紙を見せてもらった山部一雄(大森南朋)だった。

酒を酌み交わす2人。弓成亮太(本木雅弘)は三木昭子(真木よう子)の現在について尋ねるが、直ぐに「それを知っても、どうすることもできない」と打ち消した。山部一雄(大森南朋)は、弓成由里子(松たか子)が離婚せずに自宅で暮らしていることを教える。

ある日、アメリカのヘリコプターが中学校に墜落する。本土の新聞は事故を大きく取り上げず、沖縄の事件については他人事のような扱いだった。

琉球新聞の儀保明(津田寛治)は、「本土の人間にも沖縄の実情を知ってもらいたい」と言い、弓成亮太(本木雅弘)に記事を書くように頼んだが、弓成亮太は気が進まない。

そのようななか、沖縄県でアメリカ兵による強姦事件が発生した。被害者は女子小学生(吉田里琴)だった。

琉球新聞は被害者の女子小学生(吉田里琴)に配慮した記事を書いたが、本土から来たマスコミはレイプされた女子小学生をスキャンダラスに取り上げた。

沖縄まで取材に来た週刊ジャーナルの鳥井裕三(斎藤歩)は、13年前に強姦された謝花ミチ(美波)のことを嗅ぎつけ、渡久山朝友(泉谷しげる)の自宅へ取材に押しかける。

鳥井裕三(斎藤歩)は渡久山朝友(泉谷しげる)に追い返されてしまうが、渡久山家に居た弓成亮太(本木雅弘)に気づく。

運命の人-最終回(第10話)のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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