「カエルの王女さま」のあらすじとネタバレ
天海祐希が主演するフジテレビのコーラスドラマ「カエルの王女さま」の第1話「希望の歌よ、響け!! 舞い戻った伝説の女」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「カエルの王女さま」の原作や主題歌については『「カエルの王女さま」の主題歌や原作』をご覧ください。
由芽市はかつて「音楽の町」として栄えていたが、現在は財政赤字に苦しんでいた。商店街「ブローウェイ」はシャッター街と化し、市民も不況に喘いでいた。
由芽市の市長・井坂清忠(岸部一徳)は、ゴミ処理施設を手土産に安見市との合併を計画しており、3ヶ月後には音楽堂を取り壊してゴミ処理施設を作る予定だった。
それを知った音楽館の館長・森香奈絵(久野綾希子)は、井坂忠子(石田ゆり子)に声をかけ、ママさんコーラス「シャンソンズ」を復活させ、音楽堂でコンサートを行う事にした。
かつては40名が在籍していたシャンソンズであったが、3名しか集まらなかった。
井坂忠子(石田ゆり子)…音楽館を潰そうとする市長の娘
馬場みぞれ(大島蓉子)…おばちゃん
皆川玉子(菊地美香)…パチンコ依存症
そのようななか、アメリカから倉坂澪(天海祐希)が帰国する。倉坂澪は、日本人として初めてアメリカのブロードウェイに出演した由芽市出身のスターだった。
倉坂澪(天海祐希)は、エージェントに「大きな舞台がある」と言われたので、高校時代の恩師・森香奈絵(久野綾希子)の依頼を引き受けて帰国したのだが、森香奈絵の依頼はシャンソンズのコーチだった。
倉坂澪(天海祐希)は「聞いた話とは違います。帰らせてもらいます」と呆れるが、森香奈絵(久野綾希子)は「アメリカへ行くときに出世払いで100万円貸したわよね。あれはどうなってるのかしら」と問われた。
倉坂澪(天海祐希)は「一時帰国のつもりだったし、今は円高なので…」と困っていると、森香奈絵(久野綾希子)は「1ヶ月のコーチ代で手を打ちましょう。悪いギャラじゃないでしょ」と言い、倉坂澪はシャンソンズのコーチを引き受けさせた。
しかし、シャンソンズは素人の集まりで、倉坂澪(天海祐希)は呆れる。一方、シャンソンズの井坂忠子(石田ゆり子)も、街を捨てて出て行った倉坂澪のことを嫌っていた。
倉坂澪(天海祐希)はコーチになったものの、シャンソンズのメンバーは3人しか居ないため、新メンバーを募集することにする。その結果、4人が新たに加わった。
野々村まひる(AKB48大島優子)…就職の面接で連敗中
桜井玲奈(片瀬那奈)…市役所の受付嬢
羽田南(福原美穂)…キャバクラ嬢
高垣忍(千葉雄大)…鉄工所の事務員
シャンソンズはママさんコーラスだったが、間違って募集の張り紙に「年齢性別を問わず」と書いてしまったため、男の高垣忍(千葉雄大)も面接に参加しており、倉坂澪(天海祐希)が採用していた。
メンバーも7人になり、倉坂澪(天海祐希)はシャンソンズの練習を開始するが、全く形になっていなかった。メンバーも要領が分からず、お手本が見たいと言い出す。
ちょうど、安見市のママさんコーラスが公開練習をしていたため、倉坂澪(天海祐希)はシャンソンズを引き連れて見学に行く。
安見市のコーラス隊は大会でも優勝しており、シャンソンズとはレベルが違った。シャンソンズのメンバーは肩を落とす。
そのうえ、安見市のコーラス隊に「シャンソンズなんてまだ活動してたの。合併すれば同じ市に2つもコーラス隊は要らないわね」と馬鹿にされてしまった。
由芽市に戻ると、野々村まひる(AKB48大島優子)は「恥をかく前に気づいて良かったじゃない」と言い、バーゲンの話を始めてしまう。
すると、倉坂澪(天海祐希)は「貴方たち悔しくないの。私には音楽堂なんでどうなってもいい。でも、戦わずに逃げるのは嫌いなの。明日からやるわよ。朝8時集合。勝負はここからよ」と叱咤し、翌日からレッスンが始まる。
シャンソンズの井坂忠子(石田ゆり子)は、音楽堂を潰してゴミ処理施設を作ろうとしている由芽市の市長・井坂清忠(岸部一徳)の娘で、婿養子の夫・井坂哲郎(小泉孝太郎)は市役所の職員で合併計画を担当している。
ある日、井坂哲郎(小泉孝太郎)は井坂忠子(石田ゆり子)に、「お義父さん(岸部一徳)に怒られた。忠子を管理しとけって。シャンソンズのことに気づいているみたいだ。やっぱり辞めてくれないかな」と頼んだ。
『「カエルの王女さま」のあらすじとネタバレの後半』へ続く。