片山ヒロシ(藤木直人)の推理

関ジャニ∞の大倉忠義が主演する日本テレビの刑事ドラマ「三毛猫ホームズの推理」の第1話「天才化け猫&ダメ刑事VS密室殺人」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは『ドラマ「三毛猫ホームズの推理」のあらすじとネタバレ』からの続きです。

片山義太郎(嵐の相葉雅紀)は、話を聞くため富田和生(大鶴義丹)に会いに行くが、片山ヒロシ(藤木直人)の推理を聞いていた石津刑事(関ジャニ∞の大倉忠義)が裏切り、一足違いで富田和生を逮捕していた。

片山ヒロシ(藤木直人)が「裏切ったな」と激怒すると、石津刑事(関ジャニ∞の大倉忠義)は「これで僕の出世は約束されました。共犯者の今井(小須田康人)は任せます」と答えた。

すると、今井広三(小須田康人)は逃げ出した。片山義太郎(相葉雅紀)が追うが、今井広三はビルの屋上から飛び降りて死んでしまった。上司の根本刑事(尾美としのり)が片山義太郎の失態に激怒する。

一方、逮捕された富田和生(大鶴義丹)は、片山ヒロシ(藤木直人)の推理通り、入れ替わりを利用した殺人計画を企てていたが、森崎智雄(大浦龍宇一)が待ち合わせ場所に来なかった、と供述した。

そして、富田和生(大鶴義丹)は計画を中止にしようとしたが、今井広三(小須田康人)と連絡が取れず、今井広三(小須田康人)だけ計画通りにコンテナカフェへ向かったと言い、犯人は今井広三だと主張した。

他方、片山義太郎(嵐の相葉雅紀)は三毛猫ホームズ(シュシュ)に導かれるように、森崎智雄(大浦龍宇一)が使用していた学部長室へ入る。

すると、三毛猫ホームズ(シュシュ)が机の上にあったペン立てを倒し、鉛筆で遊び始めた。

片山義太郎(相葉雅紀)は「何してるんだよ」と言い、机の上を見ると、日めくりカレンダーに気づいた。森崎智雄(大浦龍宇一)が殺された日は6日なのに、カレンダーは7日になっていた。

誰がカレンダーを捲ったのだろうか、と考えていると、片山義太郎(相葉雅紀)はカレンダーに残った筆圧に気づき、三毛猫ホームズが遊んでいた鉛筆を使って、筆圧をあぶり出す。

すると、カレンダーから「22時、コンテナカフェ雪子」という文章が浮かび上がってきた。

片山義太郎(相葉雅紀)は話を聞くため女子寮へ向かおうとすると、コンテナカフェの裏で、管理人の小峰哲三(斉藤暁)が「今日中だ。ばらされたら、あんたも困るだろ」と言い、吉塚雪子(ベッキー)を脅しているところを目撃してしまう。

小峰哲三(斉藤暁)が立ち去ると、片山義太郎(相葉雅紀)は「さっき、もめてなかった?」と尋ねた。吉塚雪子(ベッキー)は「ご家族が入院してて、またお金を貸して欲しいって」と釈明した。

吉塚雪子(ベッキー)が去ると、ホームズの化身(マツコデラックス)が現れ、「あんたは人を信じすぎ。吉塚雪子(ベッキー)は悪い女よ」と告げる。

片山義太郎(相葉雅紀)は「僕は人を信じたい」と言い、吉塚雪子(ベッキー)の無実を証明するため、捜査を開始した。

転落した今井広三(小須田康人)の死因は脳部陥没の脳挫傷だった。コンテナカフェで殺された森崎智雄(大浦龍宇一)も、死因は脳部陥没の脳挫傷だった。

片山義太郎(相葉雅紀)は転落死を疑うが、コンテナカフェの天井は3メートル程度で、転落死は不可能だった。森崎智雄(大浦龍宇一)はどうやって頭を打って死んだのだろうか。

片山義太郎(相葉雅紀)が自宅で悩んでいると、ホームズの化身(マツコデラックス)が現れ、「アンタまだ分からないの?こういうことよ」と言い、マッチ箱を立てた。

殺人トリックに気づいた片山義太郎(相葉雅紀)は、兄の片山ヒロシ(藤木直人)に説明する。

コンテナカフェは横12メートルで高さ3メートルだった。コンテナカフェをマッチ箱のように縦にすれば、高さ12メートルになる。クレーンを使えばコンテナカフェを縦に出来る。

犯人はクレーンを操作できる管理人・小峰哲三(斉藤暁)に違いない。ただ、森崎智雄(大浦龍宇一)を転落死させるためには、立てたときに天井になる方へおびき寄せる必要がある。

それが出来るのは、コンテナカフェで待ち合わせしていた吉塚雪子(ベッキー)だけだった。

自分で推理しておきながらも片山義太郎(相葉雅紀)は吉塚雪子(ベッキー)の無実を信じ、動こうとはしなかった。

しかし、小峰哲三(斉藤暁)が吉塚雪子(ベッキー)を脅していたことを思い出すと、片山義太郎(相葉雅紀)は吉塚雪子を守るため、恵心女子大学へと向かった。

片山義太郎(相葉雅紀)が駆けつけると、吉塚雪子(ベッキー)が小峰哲三(斉藤暁)にナイフを突きつけて殺そうとしているところだった。

片山義太郎(相葉雅紀)は「作り方を間違えた弁当を、美味しいと言って食べてくれた。貴女は優しい人だ」と言い、ナイフを突きつける吉塚雪子(ベッキー)に近づき、抱きしめた。女性恐怖症の片山義太郎が吉塚雪子を抱いた。

すると、吉塚雪子(ベッキー)は「私、森崎先生だけを信じてたのに、裏切られた」と泣き崩れた。

石津刑事(関ジャニ∞の大倉忠義)が吉塚雪子を連行すると、片山義太郎(相葉雅紀)は「また会おうね」と叫んだのであった。

後日、吉塚雪子(ベッキー)の自供により、事件の全貌が明らかとなる。元々、詐欺組織を運営していたのは学部長の森崎智雄(大浦龍宇一)だった。

人を信じない吉塚雪子(ベッキー)は、境遇が似ている森崎智雄(大浦龍宇一)と意気投合して詐欺組織に参加していた。

しかし、詐欺組織の噂が流れ出したため、森崎智雄(大浦龍宇一)は栗原警視(石坂浩二)に捜査を依頼し、吉塚雪子(ベッキー)を犯人に仕立て上げて、切り捨てようとしていたのだった。

原作や主題歌については、『「三毛猫ホームズの推理」の原作と主題歌』をご覧ください。

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