ATARU（アタル）のSPEC（スペック）

SMAPの中居正広が出演するTBSのサヴァン症候群ドラマ「ATARU（アタル）」の第1話「謎の青年が呟く殺人事件のキーワード」の感想と視聴率について。第1話の視聴率は19.9%でした。

ATARU（アタル）第1話のあらすじとネタバレは「ATARU（アタル）のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「ATARU（アタル）」の第1話は面白かったが、ドラマ「SPEC（スペック）警視庁公安部公安第五課・未詳事件特別対策係事件簿」を意識し過ぎていたところが気になった。

サヴァン症候群の人は、驚異的な記憶力などの特殊な能力を持つ人が居る。アタル（チョコザイ＝中居正広）はサヴァン症候群で、超人的な記憶力を有しているようだ。

ドラマ「SPEC（スペック）」は、特殊能力の持ち主「スペックホルダー」が登場するドラマだった。

ドラマ「ATARU（アタル）」とドラマ「SPEC（スペック）」の2つは、特殊能力というキーワードだけではなく、「写真を舞いあげる」「ギャグや小ネタが多い」という演出面も似ている。

アタル（中居正広）の右手中指がビラビラしているのだが、あれも何かのスペックなのだろうか。蛯名舞子（栗山千明）に抱きつく前のアタルの右手は、少し卑猥な感じがした。

さて、アタル（中居正広）のヒントにより、蛯名舞子（栗山千明）は事故や自殺として処理しようとして爆発事件を解決したが、事件解決後にアタルが「ミッション・コンプリート（任務完了）」と言っていたので、アタルが意図的に蛯名舞子を事件解決へ導いたようだ。

ただ、アタル（中居正広）が爆発事件を解決しようとした理由・動機は分からない。そのあたりは、下手な英語を喋る謎の人物・ラリー井上（村上弘明）と関係がありそうな気がする。

アタル（中居正広）は事件を知ったら解決せずには居られないように、ラリー井上（村上弘明）に調教されているのだろうか。

アタル（中居正広）は蛯名舞子（栗山千明）に名前を聞かれると「チョコザイ」と答えているが、ラリー井上（村上弘明）はアタル（中居正広）のことを「アタル」と呼んでいた。

「アタル」はコードネームのようだが、詳しいことは分からない。ラリー井上（村上弘明）が喋る英語は変だったので、英語はミスリードかもしれない。

「英語＝アメリカ」と考えるのは早計で、ドラマ「SPEC（スペック）」ネタが絡んでくるのであれば、ラリー井上（村上弘明）は警視庁の公安零課と関係があるかもしれない。

アタル（中居正広）の秘密については、ラリー井上（村上弘明）との関係も含めて、そのうちに明らかになっていくるのだろう。

一方、蛯名舞子（栗山千明）の方にも謎があった。蛯名舞子の母・蛯名真理子（奥貫薫）は15年前に自殺している。

第1話を見る限り、上司の沢俊一（北村一輝）は自殺した蛯名真理子（奥貫薫）を知っているようだ。

父親の蛯名達夫（利重剛）は、「妻のせいなのかな。舞子（栗山千明）があんな風なのは。普通の死に方じゃなかったんです」と言っていた。

「あんな風」と言われても、アタル（中居正広）に胸をもまれそうになって少し嬉しそうな蛯名舞子（栗山千明）や、アタルに馬乗りになられて満更でもなさそうな蛯名舞子しか思い浮かばなかった。

しかし、よく考えると、「あんな風」というのは、自殺や事故で処理されようとしている爆発事件の真相を追求するという姿勢なのだともう。

ということは、母親の蛯名真理子（奥貫薫）は自殺では無く、何者かに殺されたのか。それを、警察が自殺として処理したため、蛯名舞子（栗山千明）はどのような事件でも真相を追求する性格になったのだろうか。

ただ、蛯名舞子（栗山千明）は、母親の蛯名真理子（奥貫薫）を殺した真犯人を探すために警察に入ったのであれば、退職願いを提出しないと思う。警察へ入った理由は別なのだろうか。今後の展開が楽しみだ。

第2話のあらすじは「ATARU（アタル）-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌については「ATARU（アタル）の原作や主題歌」をご覧ください。

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