リーガルハイ-三木長一郎(生瀬勝久)の陰謀
堺雅人が出演するフジテレビの法律ドラマ「リーガル・ハイ」の第1話「最高だけどサイテーの弁護士…愛も法も嘘をつく?」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「リーガル・ハイのあらすじとネタバレ」からの続きです。
裁判は一進一退で進み、第3回公判で、古美門研介(堺雅人)は切り札となるコーヒーショップ店員を証人に呼んだ。
店員は、事件当日にコーヒーを購入した人物を被告人の坪倉裕一(中村蒼)だった、と証言した。裁判は、古美門研介(堺雅人)側が一気に優勢となる。
これに対して、検察は新たに証人を呼ぶ。証人は、美術大学の学生・島村智子(波瑠)という人物だった。
島村智子(波瑠)は、「事件当日に公園でコーヒーを購入し、一日中ベンチに座ってデッサンしていた」と証言した。
島村智子(波瑠)は毎日、ブログで日記を付けており、事件当日のブログには公園にいたことを書いていた。ブログが検察側の有力な証拠となった。
コーヒーショップ店員の証言が覆り、法廷にどよめきが起こる。検察は再び店員が証人台に呼ぶ。
検察が「コーヒーを売ったのは、島村智子(波瑠)ではありませんか」と追求すると、元々、記憶が曖昧だった店員は言葉に窮する。
そのとき、被告人の坪倉裕一(中村蒼)が「違う、公園に居たのは僕だ」と騒ぎだしたため、裁判は中断となった。法廷に残された古美門研介(堺雅人)は「僕が負けた?」と言い、立ち尽くしていた。
古美門法律事務所に戻った古美門研介(堺雅人)は、黛真知子(新垣結衣)に「お前は三木(生瀬勝久)の工作員だ。検察はあの証人の存在を知っていた。三木はそれを知っており、俺を法廷に引っ張り出し、私に恥をかかせたんだ」と激怒して法律事務所を飛び出した。
残された黛真知子(新垣結衣)は島村智子(波瑠)の証言に戸惑っていると、料理人の服部(里見浩太朗)が「毎日、ブログを書くのは難儀な作業なんでしょうね。私など、毎日の献立を考えるのに一苦労」と話した。
それを聞いた黛真知子(新垣結衣)はノートパソコンを開き、島村智子(波瑠)のブログのチェックを始めた。
その後、黛真知子(新垣結衣)は古美門研介(堺雅人)に電話して「突破口を見つけました」と報告すると、古美門研介は警察の隣にあるビルを見て、「奇遇だね。僕もだよ」と答えた。
第4回公判が始まる。黛真知子(新垣結衣)は、証人の島村智子(波瑠)に尋問する。
黛真知子は島村智子のブログを読み上げる。それは、島村智子がラーメン虎次郎でラーメンを食べたことを書いた日記だった。
黛真知子(新垣結衣)は「日記を書いた木曜日は、ラーメン虎次郎は定休日です」と指摘し、「貴方は、書くことが無い日のために、ネタをストックしていたんじゃありませんか」と述べた。
そして、黛真知子(新垣結衣)が「貴女のブログは、日付の信憑性が低いです。貴女が公園へ行ったのは本当に事件のあった日ですか」と尋ねるが、島村智子(波瑠)は答えることが出来なかった。
次に、古美門研介(堺雅人)が、警察を証人に呼ぶ。古美門研介は「取り調べの時は、物音一つしなかったと言ってましたよね。取り調べが行われているとき、警察署の隣のビルは解体工事をしていたんです。しかし、貴方は物音1つしなかったと証言した」と追求した。
続いて、古美門研介(堺雅人)は取り調べを行った暴力刑事(中原丈雄)を証人に呼ぶ。古美門研介は「貴方は検挙率を上げるために派遣されたが、結果は出ていなかった。取り調べの全面可視化がされれば、貴方の手法は使えなくなる。その前に結果を出したかったのではありませんか」と追求した。
すると、暴力刑事は「ああいう女の腐ったようなやつが、やったに決まっている。俺には刑事のカンがあるんだ。目を見りゃ分かるんだ」と叫んだ。古美門研介(堺雅人)は「以上です」と言い、証人尋問を終えた。
裁判は終わり、古美門研介(堺雅人)が無罪判決を勝ち取る。古美門研介は裁判を傍聴していた三木長一郎(生瀬勝久)に「使い捨てる人間を間違えましたね」と告げる。
三木長一郎は「使い捨ててはいない。彼女(新垣結衣)はこれからも我が事務所の大事な弁護士だ。調子に乗るな、必ず地獄へ突き落としてる」と答えて立ち去った。
釈放された坪倉裕一(中村蒼)は、暴力刑事(中原丈雄)を見て「なんだよあの目。次はお前をぶっ殺すぞ」とつぶやく。そして、坪倉裕一は、驚いている黛真知子(新垣結衣)に「冗談ですよ」と言い、立ち去った。
古美門研介(堺雅人)は黛真知子(新垣結衣)に「怖くなったか?自分が殺人犯をまた野に放ってしまったのではないか、と」と告げると、黛真知子は「先生は彼がやったと思ってるんですか」と尋ねた。
古美門研介(堺雅人)は「どっちでもいい。私には興味が無い。検察の証拠が不十分だった。だから、彼は無罪になった。それだけだ。我々は神ではない。真実なんて分からない」と答えた。
黛真知子(新垣結衣)が「だったら何を信じれば良いんですか」と尋ねると、古美門研介(堺雅人)は「自分で探せ」と答えて立ち去った。
その日、黛真知子(新垣結衣)は三木長一郎(生瀬勝久)に辞表を提出し、弁護士事務を止めた。
そして、黛真知子(新垣結衣)が別れの挨拶をするために古美門研介(堺雅人)の事務所を訪れると、古美門研介が呆然としてた。
服部(里見浩太朗)によると、最大の支援者だった社長が社長の座を譲ることになり、古美門研介(堺雅人)は顧問契約を打ち切られたということであった。
すると、黛真知子(新垣結衣)は「私、こちらの事務所で働いてもかまいませんが。つきましては、私の借金3000万円を事務所で肩代わりして頂けないでしょうか」と告げた。
言い合いの末、古美門研介(堺雅人)は「私や事務所の名前に傷を付けることがあれば、即刻解雇だ。それとガニ股を治せ」と告げた。こうして、黛真知子(新垣結衣)は古美門研介の事務所で働くことになったのであった。
「リーガル・ハイの視聴率と感想」へ続く。リーガル・ハイの原作や主題歌については「リーガル・ハイの原作と主題歌」をご覧ください。