宮本可南子(和久井映見)がくも膜下出血で記憶喪失

和久井映見が主演するTBSの記憶喪失ドラマ「もう一度君に、プロポーズ」の第1話「ゼロから始める夫婦のピュアラブストーリー」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは『「もう一度君に、プロポーズ」のあらすじとネタバレ』からの続きです。

その日の夜、山村家に帰宅した谷村裕樹(山本裕典)は、母親・谷村万里子(真野響子)に「ウチに戻ってくるんじゃないの?記憶が戻ってないんでしょ」と意見した。

谷村万里子(真野響子)は「大丈夫よ。可南子(和久井映見)が決めたんだし」と答えるが、谷村裕樹(山本裕典)は「旦那の事だけ覚えてないっておかしいよ。上手くいってなかったんじゃないの」と愚痴をこぼす。

一方、宮本波留(竹野内豊)が、ソファーに座っている宮本可南子(和久井映見)の隣に座ると、宮本可南子は体をずらして距離を取る。2人の間には、常に1人分のスペースが空いている。

宮本波留(竹野内豊)は「あまり、写真は撮ってないんだけど」と言い、宮本可南子(和久井映見)に写真を見せた。

写真を見て結婚していたことを痛感した宮本可南子(和久井映見)は、「5年でしたっけ、記憶を無くしたの。期待してたんですけど、記憶を無くしたのなんて全部嘘で、どっきりでしたって」と落ち込んだ。

翌日、宮本波留(竹野内豊)が出勤すると、谷村裕樹(山本裕典)がやってきた。谷村裕樹は「姉は当分、働けないだろうし、治療費とかあるだろうし」と言い、援助を申し出るが、宮本波留は「大丈夫だよ」と笑った。

谷村裕樹(山本裕典)が「姉にはウチに戻ってきてもらっても良いと思います」と提案するが、宮本波留(竹野内豊)は「ありがとう。でも、大丈夫だから」と答えた。

そのころ、宮本可南子(和久井映見)は図書館の近くを歩いていた。偶然、道路の反対側に居た自動車工場「ミズシマオート」の社長・水嶋哲夫(光石研)が、「可南子さーん」と声をかける。

しかし、宮本可南子は社長・水嶋哲夫(光石研)のことを覚えておらず、顔を隠して立ち去ってしまった。無視された水嶋哲夫は「眼鏡をかけてたから、分からなかったのかな」と落ち込む。

社長・水嶋哲夫(光石研)が自動車工場「ミズシマオート」に戻ると、宮本波留(竹野内豊)に「図書館の近くで、奥さんを見かけたぞ」と教えた。

すると、宮本波留(竹野内豊)は「早退させてください」と言い、自宅へ帰った。自宅に宮本可南子(和久井映見)の姿は無かった。宮本波留は携帯電話に電話をかけるが、着信音は家の中から聞こえる。

宮本波留(竹野内豊)が自宅を出て図書館の周辺を探していると、携帯電話に着信があった。宮本可南子(和久井映見)の実家からだった。宮本可南子は帰り方が分からなくなり、実家の前で座り込んでいたらしい。

宮本波留(竹野内豊)が谷村家に迎えに来るが、宮本可南子(和久井映見)は「5年間の出来事じゃないんです。どうしても、貴方が好きだという記憶が思い出せないんです」と言い、実家に残ることを告げた。

1人で帰宅し、苦悩していた宮本波留(竹野内豊)は、宮本可南子(和久井映見)の日記を見つける。日記には宮本可南子が失った記憶が記録されていた。宮本波留は日記を読み、4月7日の意味を知る。

翌朝、宮本波留(竹野内豊)が谷村家を訪れ、宮本可南子(和久井映見)に「ツーリングへ行かない?今日じゃなきゃダメなんだ」と誘った。

谷村裕樹(山本裕典)は「姉のことは家族に任しておいてくれませんか」と反対するが、宮本波留(竹野内豊)は「俺にとっても可南子は家族なんです」と引き下がらない。

困った宮本可南子(和久井映見)は、意を決して宮本波留(竹野内豊)とツーリングへ行くことにした。

宮本波留(竹野内豊)が宮本可南子(和久井映見)を連れて行った場所は、図書館の前にある公園だった。公園には桜が咲き乱れている。宮本波留は宮本可南子に公園へ来た理由を話し始めた。

5年前の今日、5月7日に2人は公園で出会った。宮本波留(竹野内豊)は公園でおにぎりを食べていると、ベンチに座って本を朗読している宮本可南子(和久井映見)に気づいた。

やがて、宮本可南子(和久井映見)は朗読を録音していたラジカセをバンバンと叩きだす。宮本波留(竹野内豊)は「叩いても直らないよ」と声をかけ、ラジカセを修理してあげた。

宮本可南子(和久井映見)が「電気屋さんですか」と尋ねると、宮本波留(竹野内豊)は「整備士」だと答えた。宮本可南子は、宮本波留が親切な人なのか、変な人なのかを計りかねていた。

宮本可南子(和久井映見)は宮本波留(竹野内豊)の持っていた袋におにぎりとサンドイッチとが入っていることに気づき、「おにぎりとサンドイッチを一緒に食べるんですか」と尋ねた。

宮本波留(竹野内豊)は「うん」とうなづく。宮本可南子(和久井映見)は「やっぱり変な人だ」と思って笑った。それが2人の出会いであった。

宮本可南子(和久井映見)は宮本波留(竹野内豊)から話を聞いたが、やはり何も思い出せなかった。宮本可南子はポケットから結婚指輪を取り出し、宮本波留に差し出す。

宮本波留(竹野内豊)が結婚指輪を受け取ると、宮本可南子(和久井映見)は「綺麗な桜をありがとうございました」と言い、立ち去ろうとする。

宮本波留(竹野内豊)がバイクで送ろうとするが、宮本可南子(和久井映見)は「バスで帰るので結構です」と断った。

そのとき、宮本可南子(和久井映見)は宮本波留(竹野内豊)の頭に花びらが付いていることに気づき、取ってあげる。

5年前に出会ったときも、宮本可南子(和久井映見)が頭に付いた花びらを取ってくれた。

宮本波留(竹野内豊)そのことを思い出し、宮本可南子(和久井映見)に「思い出さなくていいよ。結婚してることとか。もう1度最初から、今度俺とデートしてください」と告白した。

しかし、宮本可南子(和久井映見)は「ごめんなさい」と答え、たちさったのであった。

「もう一度君に、プロポーズ」の感想』へ続く。原作や主題歌については『「もう一度君に、プロポーズ」の原作と主題歌』をご覧ください。

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