黒崎裕(綾野剛)はゲイだった
銀枌蝶が出演する日本テレビの女房再建ドラマ「クレオパトラな女たち」の第2話「理想のおっぱい」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「クレオパトラな女たち-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
その後、岸峯太郎(佐藤隆太)は、美容整形クリニック「BSC」に出入りしている血液検査会社の社員・富坂昇治(三浦翔平)に誘われ、バーで飲んでいた。
富坂昇治(三浦翔平)は「BSCは女性ばかりだから疲れるでしょ。ナースの岸谷葵(北乃きい)は止めといた方が良いですよ。誰とでも寝る女ですから。あのこと2度も寝るやつはバカですよ」と教えた。
そして、富坂昇治(三浦翔平)は「先生はゲイなんですか。男性と住んでるんでしょ」と尋ねると、岸峯太郎(佐藤隆太)は「そんな噂。馬鹿馬鹿しい」と言い帰ろうとする。
富坂昇治(三浦翔平)は「僕は先生を仲間だと思ってるから、情報を提供してるんです。BSCで働くのなら、僕みたいな仲間が必要ですよ」と告げた。
帰宅した岸峯太郎(佐藤隆太)は、同棲している黒崎裕(綾野剛)に、「マブタの接着剤を取るだけで5万円もとるBSCはおかしい」と愚痴る。
黒崎裕(綾野剛)が「女々(めめ)しいね」と笑うと、岸峯太郎(佐藤隆太)は「お前はゲイだが、俺はゲイじゃ無い。だけど女が嫌いなんだ」と反論した。
翌日、景子(銀枌蝶)の乳房再建の手術が無事に終わる。景子は入院するため、岸峯太郎(佐藤隆太)は美容整形クリニック「BSC」に泊まることになった。
その日の夜、景子(銀枌蝶)が「いろんな事を考えちゃって眠れない」と不眠を訴えたため、岸峯太郎(佐藤隆太)は病室を訪れ、話し相手になる。
景子(銀枌蝶)は息子が7歳の時に息子を捨てて家を出たことを明かし、「先生はお母さんのおっぱいを思い出すことがある」と尋ねた。
すると、岸峯太郎(佐藤隆太)は「子供を捨てる母親って、普通に居るんですね」と呆れ、母親が自分を捨てたことを明かして話し始めた。
岸峯太郎(佐藤隆太)の母親は2歳の時に出て行った。それから男手一つで父親に育てられた。何とか大人になったが、岸峯太郎が医者になると、父親は変な女に引っかかり借金を背負い、連帯保証人の岸峯太郎が借金を返済していた。
景子(銀枌蝶)が「お母さんのことを許してる?」と尋ねると、岸峯太郎(佐藤隆太)は「一生許すことはないと思います。女も信用しません。恋人を持ったこともないです」と答えた。
景子(銀枌蝶)が「ごめんなさい。余計なことを思い出させてしまって」と謝ると、岸峯太郎(佐藤隆太)は「こちらこそ、話し相手になれなくて」と答えて病室を出た。
病室の外で話を聞いていた岸谷葵(北乃きい)は、岸峯太郎(佐藤隆太)に「私が顔で苦しんだように、先生もお母さんに苦しめられたのね」と話しかけた。
岸峯太郎(佐藤隆太)が「君は簡単に変えられる顔の問題でよかったな」と答えると、岸谷葵(北乃きい)は「先生も顔を変えると心も変わるよ」と整形手術を勧めた。
岸峯太郎(佐藤隆太)は「その考え方しか無いのか、貧しい。俺は誰とでも寝る女は貧しい」と答えると、岸谷葵(北乃きい)は「誰とも寝ない男も貧しいわよ」と答えた
翌日、入院していた景子(銀枌蝶)は、岸峯太郎(佐藤隆太)に「お母さんに会えると良いわね」と声をかけて帰って行った。
岸峯太郎(佐藤隆太)が帰宅すると、黒崎裕(綾野剛)の田舎から大量の荷物が届いていた。いつも要らないと言っているが、母親は荷物を送ってくる。岸峯太郎は「母親ってこういうものなんだな」とシミジミする。
黒崎裕(綾野剛)が「お母さんに会う気は無いの」と問うと、岸峯太郎(佐藤隆太)は「無い。俺が生きた時間は取り戻せない。欠落した時間は埋められない」と答える。
黒崎裕は「お母さんの写真を見てたよね。それって欠落した時間を埋めてたんじゃないの」と尋ねるが、岸峯太郎は「埋められないものは埋められない。答えられない質問はするな」と答えたのであった。
「クレオパトラな女たち-第2話の感想」へ続く。第3話のあらすじは「クレオパトラな女たち-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。