「霊能力者 小田霧響子の嘘」の感想とネタバレ
ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」の第1話「痴漢幽霊」の感想です。あらすじは「霊能力者 小田霧響子の嘘の第1話あらすじとネタバレ」をご覧下さい。
深夜ドラマなのであまり期待していませんでしたが、ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」は面白いかったです。やはり、朝日テレビの深夜ドラマは、低予算のB級ぽさが上手いと思います。
小田霧響子(石原さとみ)は周りの人間に霊能力者に仕立て上げられた売れっ子霊能力者で、偽霊能力者を辞めたいのですが、辞められない状態です。
そのに現れたのが、本物の霊能力者を捜す警視庁・霊能捜査課準備室に所属する刑事・谷口一郎(谷原章介)です。
小田霧響子は谷口一郎に自分が偽物の霊能力者であることを明かしているのですが、谷口一郎は本物の霊能力者を捜さないとクビになるため、小田霧響子とともに事件を解決して、小田霧響子を本物の霊能力者に仕立て上げようと目論んでいます。
小田霧響子はホットリーディングやコールドリーディングを使う偽霊能力者で、ドラマ中でも随所にホットリーディングやコールドリーディングが登場します。
ホットリーディングとは、事前に下調べしておいたことを相談者に言い、占いや霊の力で言い当てたかの演じる技術です。
コールドリーディングとは、相談者の言葉や仕草や微妙な動きなどから、相談者の心理などを読み取る技術です。
ホットリーディングやコールドリーディングは霊能力者や占い師が使う技術で、ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」は霊能力者や占い師のネタバレしているところが面白いです。国民全員がこのドラマを見れば、霊能力者や占い師は失業するかもしれません。
谷口一郎(谷原章介)がスーパーマンキャラになっているのは、ドラマ「トリック」の上田次郎(阿部寛)を意識しているのだろうと思いました。
ドラマ「トリック」が面白いと思った人は、ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」はお薦めです。ただし、占い好きの人は観ない方が良いでしょう。