鍵のかかった部屋-第3話のあらすじとネタバレ
嵐の大野智が出演するフジテレビの密室ドラマ「鍵のかかった部屋」の第3話「盤端の迷宮(狐火の家)」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第2話のあらすじは「鍵のかかった部屋-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
企業弁護士の芹沢豪(佐藤浩市)がクライアントとの交渉を終え、ビルを出ると、男に声をかけられた。男は、捜査1課の鴻野光男(宇梶剛士)と名乗った。
鴻野光男(宇梶剛士)は「棋士の竹脇伸平(ゆうぞう)をご存じですよね。新宿で殺害されました。ご同行をお願いします」と言い、芹沢豪(佐藤浩市)に任意同行を求めた。
鴻野光男(宇梶剛士)は警察に着くと、昨日の午後2時から2時半ごろのアリバイを追求した。芹沢豪(佐藤浩市)は、「特許庁を出て車で移動していました」と答えたが、アリバイを証明することは出来なかった。
鴻野光男(宇梶剛士)は、通話記録に芹沢豪(佐藤浩市)の電話番号があることを示し、通話の内容を尋ねた。
しかし、芹沢豪(佐藤浩市)は「個人的な法律相談です。お話しすることが出来ません。守秘義務がある」と答え、相談内容は明かさなかった。
鴻野光男(宇梶剛士)は「困りましたね。この事件は少し厄介なんですよ。何度でも話を聞きに行くことになりますよ」と脅すと、芹沢豪(佐藤浩市)は「厄介?」と聞き返した。
その後、芹沢豪(佐藤浩市)は警察を出ると、青砥純子(戸田恵梨香)に電話し、「大至急、あいつに連絡を取れ」と命じた。青砥純子が理由を訊くと、芹沢豪は殺害現場が密室であること明かした。
その日、青砥純子(戸田恵梨香)と榎本径(嵐の大野智)の2人は、刑事の鴻野光男(宇梶剛士)と共に竹脇伸平(ゆうぞう)が殺害されたホテルの1室を訪れ、第1発見者のフロント係から話を聞く。
フロント係によると、竹脇伸平(ゆうぞう)は午後2時にチェックインし、直後に電話が入り、午後2時30分過ぎにも、もう1度電話があった。いずれも、来栖奈穂子(相武紗季)が自宅から電話をかけていたことが確認されている。
しかし、2度目の電話は竹脇伸平(ゆうぞう)が応答しなかったため、フロント係が部屋に様子を見に行った。
フロント係がマスターキーでドアを開けるが、チェーンがかかっており、隙間から倒れている竹脇伸平(ゆうぞう)が見えたため、警察に通報したと言うことであった。
そこへ、竹脇伸平(ゆうぞう)と交際している女流棋士の来栖奈穂子(相武紗季)がやってきた。来栖奈穂子は「勝てば、女性初のプロ棋士が誕生する」と話題になっている棋士だった。
来栖奈穂子(相武紗季)は「ここに在る物は全て竹脇さんの物です」と言い、将棋盤の駒を掴むと、刑事の鴻野光男(宇梶剛士)が「触らないで」と注意したため、駒を戻した。
鴻野光男(宇梶剛士)は携帯電話やノートパソコンについて尋ねると、来栖奈穂子(相武紗季)は「竹脇さん(ゆうぞう)は携帯電話もノートパソコンも持っていなかった」と証言した。
翌日、来栖奈穂子(相武紗季)は芹沢豪(佐藤浩市)の元を訪れ、「伸平さん(ゆうぞう)はどんな事を相談していたのでしょうか。どうにかして犯人を見つけたいんです」と頭を下げるが、芹沢豪は守秘義務があるため、相談内容を明かさなかった。
その後、榎本径(嵐の大野智)と青砥純子(戸田恵梨香)の2人が日本将棋連盟を訪れ、来栖奈穂子(相武紗季)の対局を見学する。
来栖奈穂子(相武紗季)は絶体絶命のピンチに苦しんでいたが、髪をかき上げると、会心の1手を見つけ、対局に勝利することが出来た。来栖奈穂子は後1勝すれば、4段に昇段するところまできていた。
その後、棋士の中野秀哉(忍成修吾)から話を聞く。中野秀哉は「飲みに行ったとき、竹脇伸平(ゆうぞう)が携帯電話を持っていたことがあった」と証言したが、来栖奈穂子(相武紗季)は「酔ってたのかな?覚えていない」と答えた。
話を聞き終え、日本将棋連盟を出ると、青砥純子(戸田恵梨香)は「榎本さん(大野智)は彼女います?彼女?」と尋ねるた。すると、榎本径(嵐の大野智)「どうして、そんなことを聞くんですか?」と動揺した。
青砥純子は「竹脇さん(ゆうぞう)の携帯電話。交際していた来栖さん(相武紗季)に番号を教えないのは変と思いません?」と疑問を投げたが、動揺している榎本径は「そのことと、僕に彼女がいるかどうか、どう関係があるんですか?」と答えた。
翌日の聞き込みで、棋士の毒島薫(貴志祐介)も容疑者だったが、事件当日は竜王戦の対局があったため、容疑者から外れていたことが判明する。
そして、毒島薫が竜王戦の対局で、心眼の1手「1六桂」を指した時間が、2時10分であることが判明した。
話を聞き終えた榎本径(嵐の大野智)は指をチョメチョメしながら考え込むと、「そうだ。そうだったのか。密室は解けました」とつぶやいた。
「鍵のかかった部屋-第3話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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