宮本波留(竹野内豊)は養子だった

小野寺昭が主演するTBSの記憶喪失ドラマ「もう一度君に、プロポーズ」の第3話「優しさの痛み」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このーページは「もう一度君に、プロポーズ-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

翌日、宮本可南子(和久井映見)は心療内科で、「優しくされるのは嬉しいんだけど、申し訳ないという気持ちになります。高校の友達からメールが来た。会いたいんだけど、気を遣われるのが辛くて、返信できない」と打ち明けた。

宮本可南子(和久井映見)が帰宅すると、ちょうと、宮本波留(竹野内豊)も宮本家に来たところだった。2人が話していると、宮本波留の携帯電話が鳴る。

父・宮本太助(小野寺昭)からのメールだった。メールには、「今年も来たぞ」と書いてあった。

宮本波留(竹野内豊)がメールを見せると、宮本可南子(和久井映見)は文末の絵文字を見て「ひよこ?」と尋ねた。宮本波留は「つばめ。毎年、軒下に来るんだ」と教えるた。

宮本可南子(和久井映見)は「私も観たことがあるんですか?」と尋ねると、宮本波留(竹野内豊)は「見に行ってみる?」と誘った。

2人が宮本家の実家に到着すると、父・宮本太助(小野寺昭)は特上寿司を注文し、「一時はどうなることかと思ったが、良かった」と喜んだ。

しかし、宮本波留(竹野内豊)が「まだ記憶は戻っていないんだ」と教えると、「じゃー並でよかったかな。お前は言葉が足りないんだ」と落胆した。

宮本波留(竹野内豊)が屋根に登ってアンテナの修理をしている間に、宮本可南子(和久井映見)は軒下に出来たツバメの巣を観る。

宮本太助(小野寺昭)は宮本可南子(和久井映見)に、「見ず知らずのオヤジの家なんかに行きたくない、と言っても良かったんだよ。波留は、ずっと気を遣われて生きてきたんだ。血が繋がってない親子だから」と話した。

驚く宮本可南子(和久井映見)を見て、5年間の記憶を失っていることを思い出した宮本太助(小野寺昭)は「波留(竹野内豊)は養子なんだ。生まれて直ぐに引き取った」と話した。

宮本可南子(和久井映見)は気まずそうな顔をしていると、宮本太助(小野寺昭)は「ほら、そういう反応をするでしょ。あいつは何にも気にしていないのに」と告げた。

そして、「あいつは気を使われる苦しみを感じながら生きてきたんだ。だから、可南子さん(和久井映見)も気を遣わないでください。『気を遣わない』というのが宮本家の家訓なんですよ。今、決めたんだけどね」と話した。

宮本波留(竹野内豊)がアンテナの修理を終えると、宮本太助(小野寺昭)は気を遣わずに、自転車の修理も頼む。

宮本可南子(和久井映見)は自転車を修理する宮本波留(竹野内豊)に「何となく、わかった気がします。お父さんと話してみて。どうして、私が貴方と一緒に居たのか。想像は出来るというか」と話した。
宮本波留(竹野内豊)は「気持ちは、まだってことね。前向きに受け取っておくよ」と笑った。

やがて、2人はバイクで帰路に就くが、宮本可南子(和久井映見)は「駅で降ろしてください。友達と飲み会があって。断るつもりだったんだけど」と言い、駅でバイクを降りた。

久しぶりに同級生と会った宮本可南子(和久井映見)は、5年間の記憶がなくなっていることを打ち明け、昔話に花を咲かせる。

友達から旦那との関係を訊かれ、全てを話すと、友達は「知らない人と一緒に住むのは難しいわね。でも、凄い旦那さんだね。可南子は愛されてるよ。ウチなら即離婚よ」と驚いた。

その後、宮本可南子(和久井映見)は宮本波留(竹野内豊)の自宅を訪れ、「もう、会わない方が良いんじゃないかと思います」と告げた。

宮本波留(竹野内豊)は「どうして?」と尋ねると、宮本可南子(和久井映見)は「記憶が戻るあてもないのに、ずっとこのままで居るのは」と答えた。

宮本波留(竹野内豊)は「待つよ。いくらでも待つ。ゆっくりで良いって言ったろ」と話した。

すると、宮本可南子(和久井映見)は「なんでそんなこと言うんですか。もっと文句とか言ってください。嫌なんです。貴方の優しさに付いていなかったことも、貴方に優しさに甘えている自分も、今もなたを困らせていることも、何もかも」と泣いた。

宮本波留(竹野内豊)は思わず宮本可南子(和久井映見)を抱きしめたが、宮本可南子は拒否して、宮本波留を腕を振りほどいたのであった。

原作や主題歌については『「もう一度君に、プロポーズ』の原作と主題歌」をご覧ください。

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