鍵のかかった部屋-第4話のあらすじとネタバレ

戸田恵梨香が出演する密室殺人ドラマ「鍵のかかった部屋」の第4話「黒い牙(狐火の家)」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

第3話のあらすじは「鍵のかかった部屋-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌については、『「鍵のかかった部屋」の原作と主題歌』をご覧ください。

ある日、芹沢豪(佐藤浩市)が密室事件を解決していると噂になっており、雑誌の記者・矢口(浅見れいな)が弁護士事務所を訪れ、芹沢豪の取材する。

芹沢豪(佐藤浩市)が取材を受けていると、青砥純子(戸田恵梨香)から助けをも求める電話が入る。芹沢豪が急いで青砥純子のアパートに訪れるが、部屋にゴキブリが出ただけだった。

芹沢豪(佐藤浩市)は「雑誌のインタビューだったから良いようなものを、クライアントとの交渉だったらどうするんだ」と怒りながらも、ゴキブリを退治する。

芹沢豪(佐藤浩市)らがアパートを出ると、マンション管理人が生物雑誌の記者・古溝俊樹(松尾諭)と揉めていた。

管理人は青砥純子(戸田恵梨香)に気づくと、「貴女は弁護士だったわよね」と言い、男のことを任せて逃げてしまう。

古溝俊樹(松尾諭)は芹沢豪(佐藤浩市)に「貴方は弁護士なんですか?助けてください。10日前に友達が死んだが、友達の妻がペットに餌をあげてないんです。部屋へ入れるようにしてください」と泣きついた。

芹沢豪(佐藤浩市)は「私は企業法務専門だから」と断るが、芹沢豪を取材している記者・矢口(浅見れいな)が写真を撮っていることに気づき、古溝俊樹(松尾諭)の依頼を引き受けた。

芹沢豪(佐藤浩市)は和菓子屋「亀屋栄泉」を訪れ、10日前に死亡した桑島雄司(久ヶ沢徹)の妻・桑島美香(白石美帆)と交渉する。

しかし、桑島美香(白石美帆)は「大事な形見だ」と言い、拒否した。それに、古溝俊樹(松尾諭)は一方的に友人を名乗っているだけで、仲は良くないと説明した。

交渉の結果、桑島美香(白石美帆)は、古溝俊樹(松尾諭)が死んだ桑島雄司(久ヶ沢徹)に預けたペット2匹を返却することを了承した。

青砥純子(戸田恵梨香)は、榎本径(嵐の大野智)の元を訪れ、一連の騒動を話す。

榎本径が「どうして、旦那さんの形見のペットを世話をしないのでしょうか?」と尋ねると、青砥純子はペットがタランチュラという毒蜘蛛だった事を明かす。

タランチュラには人を殺すほどの毒は無いが、クロドクシボグモ(通称バナナスパイダー)には80人を殺す毒があった。

クロドクシボグモを入れた水槽にはピンセットが残っており、警察は、桑島雄司(久ヶ沢徹)はクロドクシボグモに餌をやるさい、指を噛まれて死んだと判断していた。

室内は蜘蛛が逃げないように目張りがされており、完全な密室なっていたため、警察は事故として処理していた。

しかし、水槽内に残っていた物を聞いた榎本径(嵐の大野智)は、蜘蛛はコオロギの体内だけを吸い出すため、餌をやっていたときに噛まれたのであれば、水槽にコオロギの殻が残るはずだ、と指摘した。

翌日、記者の矢口(浅見れいな)が弁護士事務所を訪れ、桑島美香(白石美帆)が殺した可能性を指摘するが、桑島美香は死亡推定時刻は和菓子屋「亀屋栄泉」に居たことため、アリバイが成立していた。

矢口(浅見れいな)は周辺で聞き込みをしてきたと言い、桑島美香(白石美帆)は嫁姑問題を抱えており、離婚の話も持ち上がっていたという噂があったことを話す。

そこで、弁護士事務所に古溝俊樹(松尾諭)からの電話が入る。古溝俊樹は芹沢豪(佐藤浩市)に、「桑島美香(白石美帆)が引き渡しに応じてくれた。後で『盗んだ』とか言いがかりを付けられたくないので、立ち会って欲しい」と頼んだ。

青砥純子(戸田恵梨香)は和菓子屋「亀屋栄泉」へ行くが、桑島美香(白石美帆)は不在だった。青砥純子は帰ろうとしたが、桑島悦子(かとうかず子)が「貴女も弁護士でしょ」と呼び止めた。

桑島悦子(かとうかず子)は今朝、送られてきたというFAXを見せ、「掲載はしないと言っていたが、和菓子屋の社長が毒蜘蛛を飼っていたと知られたら、ウチはおしまいです」と嘆いた。

FAXは雑誌の記事だった。FAXの送り主は、生物系雑誌の記者をしている古溝俊樹(松尾諭)で、記事は桑島雄司(久ヶ沢徹)が雑誌の取材に応じた時のものだった。

古溝俊樹(松尾諭)は雑誌の記事の掲載と引き替えに、桑島美香(白石美帆)に蜘蛛の引き渡しを了承させたようだ。

鍵のかかった部屋-第4話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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