クロドクシボグモの秘密

クロドクシボグモが登場する毒蜘蛛ドラマ「鍵のかかった部屋」の第4話「黒い牙(狐火の家)」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「鍵のかかった部屋-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

青砥純子(戸田恵梨香)が備品庫へ行き、榎本径(嵐の大野智)に事件の話をしていると、榎本径は「密室とは言いましたが、他殺じゃないとは言っていません。毒蜘蛛に噛ませる殺し方なら、犯人がその場に居る必要はありません」と話した。

その後、榎本径(嵐の大野智)はペットショップへ行き、店員に質問する。

店員によると、タランチュラは餌が無くても、1ヶ月程度は問題無いが、餌のコオロギは餌を与えないと1週間程度しか生きないということだった。

榎本径(嵐の大野智)がクロドクシボグモが観たいと頼むと、店員は写真ならあると言い、雑誌を開いてクロドクシボグモの記事を見せた。写真には2匹のクロドクシボグモが写っていた。

店員は普通は雄・雌のつがいでクロドクシボグモを飼い、共食いをするので、繁殖期だけ一緒にすると説明した。

記事には古溝俊樹(松尾諭)の署名がある。クロドクシボグモの写真はどうやら桑島雄司(久ヶ沢徹)の部屋で撮影したもののようだ。

翌日、青砥純子(戸田恵梨香)に頼まれ、榎本径(嵐の大野智)も蜘蛛の引き渡しに立ち会う。

古溝俊樹(松尾諭)が毒蜘蛛の搬送準備をしていると、芹沢豪(佐藤浩市)が毒蜘蛛に噛まれて騒ぎ出す。

桑島美香(白石美帆)は慌てて救急車を呼ぼうとするが、古溝俊樹(松尾諭)は「チャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーに噛まれても死ぬことはない。僕が消毒しますよ」と桑島美香を止めた。
一連の騒動を見ていた榎本径(嵐の大野智)は、指をチョメチョメして、「そうか、分かりました」とつぶやいた。すると、青砥純子(戸田恵梨香)が「みなさん、密室の謎が解けました」と告げた。

榎本径(嵐の大野智)は古溝俊樹(松尾諭)に、「クロドクシボグモは2匹居ましたね。雑誌には2匹が写っていました」と追求すると、古溝俊樹は「猛毒のクロドクシボグモが逃げ出したとなれば、批判されるので」と認めた。

すると、榎本径(嵐の大野智)は話し始めた。あの日の昼間、桑島美香(白石美帆)はこの部屋を訪れ、2酸化炭素のボンベを使い、チャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーを殺した。

そして、チャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーの中をくり抜いて、クロドクシボグモに被せた。こうすれば、クロドクシボグモがチャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーに見える。

その後、桑島雄司(久ヶ沢徹)が可愛がっていたチャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーを手に取ったさい、手を噛まれた。猛毒ではない事を知っていた桑島雄司は、自分で処置した。

しかし、その蜘蛛は、チャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーの皮を被った猛毒のクロドクシボグモなので、猛毒が廻って桑島雄司(久ヶ沢徹)は死亡してしまった。

翌朝、桑島美香(白石美帆)は部屋を訪れ、て遺体を発見した。マンションの管理人に通報を頼み、警察が車での間にピンセットを水槽内に入れて事故を偽装した。

桑島美香(白石美帆)は、逃げ出した猛毒のクロドクシボグモを見つける事ができないため、古溝俊樹(松尾諭)への引き渡しを拒否していた。

桑島美香(白石美帆)は「その殻を被ったクロドクシボグモはどこにいるのよ」と反論すると、榎本径(嵐の大野智)は「だいたい分かっています。コオロギは餌をやらないと1週間で死んでしまう。しかし、この部屋のコオロギはピンピンしている」と話した。

古溝俊樹(松尾諭)がコオロギの入った水槽を調べると、木の下からチャコ・ジャイアント・ゴールデンストライプニーの皮を被ったクロドクシボグモが見つかった。

榎本径(嵐の大野智)は「餌を求めて水槽に入ったのでしょうが、多勢に無勢でコオロギにやられたのでしょう。コオロギは雑食ですから」と告げた。

すると、桑島美香(白石美帆)は、「蜘蛛マニアの気持ち悪い男と好きこのんで結婚するわけじゃないでしょ」と言い、お金目的で結婚したことを明かしたのだった。

桑島雄司(久ヶ沢徹)は離婚を望んでいたが、桑島美香(白石美帆)は慰謝料では満足できず、財産を相続するために桑島雄司を殺害したのだった。

原作と主題歌については、『「鍵のかかった部屋」の原作と主題歌』をご覧ください。

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