「ギルティ 悪魔と契約した女」の真犯人

菅野美穂が主演するドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の第1話「復讐の幕が開く!」の感想と真犯人の予想してネタバレします。あらすじは「『ギルティ 悪魔と契約した女』のあらすじ」をご覧下さい。

ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」は、復讐系のミステリードラマなので、少し暗めの作りです。菅野美穂の演技も良いし、玉木宏の刑事役も意外と良かった。

ただ、ドラマとしては少し物足りない感じ。火曜9時枠のドラマ「フリーター家を買う」からの貰いで視聴率を維持できるかどうかが焦点だと思う。

主人公の野上芽衣子(のがみ・めいこ=菅野美穂)は、ペットサロンで働くトリマーという面と、15年前に起きた「北区毒入りチョコレートケーキ事件」に関与した人間を自殺に追い込むという復讐する面を持っている。

「北区毒入りチョコレートケーキ事件」とは、15年前に野上芽衣子の姉サヨコの夫と息子の2人が青酸カリ入りのケーキを食べて死亡した事件です。野上芽衣子は北区毒入りチョコレートケーキ事件の犯人として逮捕・起訴され、無期懲役の判決を受けていた。

しかし、野上芽衣子は冤罪で、北区毒入りチョコレートケーキ事件の冤罪に関わった人物に復讐し、自殺へ追い込んでいる。

したがって、北区毒入りチョコレートケーキ事件の新犯人が、土井ラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の真犯人になると思う。

北区毒入りチョコレートケーキ事件は15年前の事件なので、事件当時の真犯人の年齢を20以上と仮定し、新犯人の候補を35歳以上と仮定したが、怪しい人物は全員35歳以上だった。

怪しい人物を絞り込むと、宇喜田元(吉田鋼太郎)と三輪周平(モロ師岡)の2人が残る。なかでも、最も怪しい宇喜田元が真犯人だと思う。

警視庁捜査一課の管理官・三輪周平は裏金事件が発覚している。現在は失踪中で何かを追っている。

警視庁捜査一課の理事官・宇喜田元は、ライバルの三輪周平に裏金が発覚したことで出世が確実となっている。三輪周平の裏金をリークしたのも宇喜田元だとされている。

三輪周平が遺書めいたおき書きを残していることは気になるが、三輪周平の失速で利益を得た宇喜田元が一番怪しい。

三輪周平の妻が足を骨折したのは、野上芽衣子の仕業だとすると、三輪周平の冤罪に関与していることにある。野上芽衣子を逮捕したのが、三輪周平かもしれない。

野上芽衣子(菅野美穂)は、菅沼俊也(波岡一喜)と北村良和(浜田晃)の2人を自殺に追い込んだのだが、北区毒入りチョコレートケーキ事件には何人もの人物が関わるほどの秘密が隠されているのだろうか。

野上芽衣子の姉サヨコの夫には、冤罪事件を仕組んでまで殺される理由があったのだろうか。その辺りは今後、明らかになってくるのだと思う。

もうひとつ気になるのは、野上芽衣子の父親の存在。野上芽衣子は家族を人質に復讐を果たしているので、姉サヨコの夫と息子は人質だったという可能性もある。

ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」は、今後の展開次第では、面白いドラマになると思うので、今後に期待したい。

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