ATARU(アタル)第6話の感想

中居正広が出演するTBSの事故物件ドラマ「ATARU(アタル)」第6話「絶対音感の知られざる殺意」の視聴率と感想です。第6話の視聴率は17.4%でした。

ドラマ「ATARU(アタル)」の第6話は面白かったが、もったいなかった。捜査から犯人にたどり着く過程が理解できなかったので消化不良だった。

夕食時にチョコザイ(中居正広)が「また手首を切った」とつぶやいてヒントをし、死んだ長岡満(布施紀行)の隣に住む東(石田卓也)に容疑がかかった。

沢俊一(北村一輝)が事件発生の通報を受けてアパートに駆けつけた時に聞き込みをしたさい、隣人の東(石田卓也)は「また手首を切ったみたいですね」と言い、長岡満(布施紀行)の死因を知っていた。

犯人しか知りようのないことを知っている者は、犯人である。これを「秘密の暴露」と言う。

隣人の東(石田卓也)の証言は、犯人しか知り得ない長岡満(布施紀行)の死因を話しているので、「秘密の暴露」にあたるのだが、何故か犯人は大家の石嶺(花王おさむ)だった。

大家の石嶺(花王おさむ)は証言が食い違っているので、犯人だと分かるのだが、石嶺が犯人だと判明する経緯が、今ひとつ理解できなかった。

東(石田卓也)は、長岡満(布施紀行)の死因を知っていた事について、「それは警察が話しているのを聴いたから」と釈明したが、犯人は大家の石嶺(花王おさむ)だったので、これは本当に警察の話を聞いたということのようだ。

絶対音感の持ち主・水瀬咲絵(寺島咲)の苦悩が丁寧に描けていただけに、犯人にたどり着く過程が強引だったので残念だった。

さて、以前から気になっていたのだが、サバン症候群のアタル(中居正広)が右手をヒラヒラしなくなってきた。

手をヒラヒラさせるのはサバン症候群の特徴の1つなのだが、アタル(中居正広)が手をヒラヒラさせなくなってきことは何を意味しているのだろうか。

沢俊一(北村一輝)によると、アタル(中居正広)は昼も夜も寝なくなったらしい。手をヒラヒラさせなくなったことと関係があるのだろうか。謎である。

第7話のあらすじは「ATARU(アタル)-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌については、「ATARU(アタル)の原作や主題歌」をご覧ください。

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