心臓パラガングリオーマの手術のネタバレ

坂口憲二が主演するドラマ「医龍3」の第1話「心臓がなくなる…史上最悪の超難手術に挑む朝田の前に最強の敵が立ち塞がる」のあらすじとネタバレです。このページは「医龍3のあらすじ」からのつづきです。

伊集院登(小池徹平)は訴訟を恐れて患者を励ますことができなかったが、朝田龍太郎(坂口憲二)の影響を受けて、心臓パラガングリオーマ手術の当日、伊集院登は菅谷有希奈(桜庭ななみ)に「手術は成功する。僕が保証する」と言って手術室へ送り出した。

心臓パラガングリオーマの摘出手術が始まった。腫瘍はが左心房と両肺静脈にまで食い込み、左心臓の大部分を覆っていた。朝田龍太郎は、心臓の壁ごと腫瘍を摘出し、自己心膜で形成した血管と壁とを縫い合わせようとしてた。心臓の再建とも言える大手術だった。

手術中にトラブルが起きた。菅谷有希奈の直腸温度が下がらない。手術をモニターで見ていた麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)が入ってきて、全身麻酔を原因とする悪性高熱症だと指摘した。

手術を中止するか、DIC(播種性血管内凝固症候群)が起きるまでの1時間以内に手術を終了し、完全に止血するしか方法は無かった。

朝田龍太郎は手術を続けた。荒瀬門次が麻酔管理に就いた。朝田龍太郎は時間内に終わらせ、チームドラゴンが復活したのだった。

そのころ、明真大学付属病院を地に落とした張本人の野口賢雄(岸部一徳)が、明真大学付属病院に戻ってきた。

野口賢雄はアメリカに渡り、バラク・オバマ大統領の医療保険制度改革の主要メンバーになっていた。その後も世界各国を巡り、世界の医療を目の当たりにしてきた。

野口賢雄は、医療をビジネスとして成立させる、世界の富裕層をターゲットにした「メディカルツーリズム(Medical Tourism)構想」を鬼頭笙子(夏木マリ)に打ち明け、明真大学付属病院に復帰した。

ある日、雨の降る路上で荒瀬門次(阿部サダヲ)が倒れ、明真大学付属病院へ運ばれてきた。荒瀬門次は左冠動脈主幹部狭窄による心筋梗塞を起こしていた。

朝田龍太郎(坂口憲二)は、別の患者の左冠動脈主幹部狭窄の緊急バイパス手術を行っており、手が離せなかった。伊集院登(小池徹平)も別の病院で手術をしていた。

朝田龍太郎が手術を終わらせて駆けつけるが、荒瀬門次の手術は既に終わっていた。

朝田龍太郎が3時間以上かかった左冠動脈主幹部狭窄の手術をわずか45分で終えていた。手術したのは、野口賢雄が手土産としてアメリカから呼び寄せた世界一のカテーテル医師・黒木慶次郎(遠藤憲一)だった。医龍3の第2話へつづく。

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