37歳で医者になった僕-第9話のあらすじとネタバレ
斎藤工が出演するフジテレビのドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第9話「医者も一人の弱い人間という現実」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第8話のあらすじは「37歳で医者になった僕-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
入院患者の伊達孝仁(竜雷太)が死んだ。妻の伊達由美恵(田島令子)が直ぐに病院へ駆け付け、新見悟(斎藤工)が事情を説明する。
翌日、紺野祐太(草なぎ剛)に沢村瑞希(水川あさみ)に「この前、伊達さんのカルテを見てましたよね。肺真菌症(アスペルギローマ)が肺出血に至るのは平均2年です。だとしたら医療ミスです。佐伯毅彦(松平健)の」と指摘した。
しかし、沢村瑞希(水川あさみ)は「肺真菌症の診断はベテランでも難しい。不用意なことは言わない方が良い」と答えた。
一方、佐伯毅彦(松平健)は教授室で、森下和明(田辺誠一)に「今度の教授会は楽しめそうだ。君が調べてくれたおかげだ」と喜んでいた。
森下和明(田辺誠一)は「伊達さん(竜雷太)の件が表沙汰になると厄介です」と忠告したが、佐伯毅彦(松平健)は「表沙汰になればねえ」と笑った。
その後、沢村瑞希(水川あさみ)は森下和明(田辺誠一)に、「紺野先生(草なぎ剛)は伊達さん(竜雷太)のことに気づいています。早めに釘を刺した方が。すずさん(ミムラ)のことも」と告げた。
その日の夜、伊達孝仁(竜雷太)を担当していた研修医・下田健太郎(Hey! Say! JUMPの八乙女光)は、伊達孝仁の通夜に出席していた。
翌日、森下和明(田辺誠一)は紺野祐太(草なぎ剛)に、「葛城すずさん(ミムラ)に、なるべく早く来るように伝えてくれ」と告げた。
紺野祐太(草なぎ剛)のメールを受けて、病院で検査を受けた葛城すず(ミムラ)は、直ぐに入院することになった。
紺野祐太(草なぎ剛)は気づいていなかったが、葛城すず(ミムラ)は心機能が低下しており、断続的に発作が起きていた。
森下和明(田辺誠一)は紺野祐太(草なぎ剛)に、「葛城すずさん(ミムラ)の側に居てやれ、自分の患者と彼女以外のことは考えるな」と忠告した。
その後、下田健太郎(八乙女光)はスタッフルームで、指導医の新見悟(斎藤工)に「アンタは知ってて黙ってたのか」と詰め寄った。
新見悟(斎藤工)は「気づいたのは検査の前日だ。抗生剤が効かないから、外来時のレントゲンをチェックして気がついた。肺炎の疑いで入院してきたんだ。注意深く見るはずないだろ」と答えた。
紺野祐太(草なぎ剛)は「ご家族への説明は?」と追求すると、新見悟(斎藤工)は「あの段階で、家族に説明して何になる。俺にだって俺の人生がある。医者なんて綺麗事だけで続けていけるか」と答えた。
その後、沢村瑞希(水川あさみ)は森下和明(田辺誠一)に、下田健太郎(八乙女光)が起こした騒動を報告し、「騒ぎが大きくなる前に対処した方が良い」とアドバイスした。
一方、佐伯毅彦(松平健)は紺野祐太(草なぎ剛)を教授室に呼び出し、「どうも色々と誤解があるようだね」と話していた。
紺野祐太(草なぎ剛)は「伊達さん(竜雷太)の件でしたら、佐伯先生(松平健)の誤診だと思っています。伊達さんの症状は外来時から肺炎とは異なるサインを示していました。早期に呼吸器内科へ移していれば」と指摘した。
しかし、佐伯毅彦(松平健)は「肺真菌症は発見できただろうね。でも、医師としての対応は失格だ。外来は患者の症状を聞き、最も可能性の大きい疾患に有効な治療を施す場所だ。疾患の正体を徹底的に暴く場所ではないんだよ」と答えた。
紺野祐太(草なぎ剛)は「佐伯先生(松平健)にミスは無かったと仰るんですか?」と問うと、佐伯毅彦は「無いね。強いて言えば、厄介な病気を背負い込んだ患者が不運なんだよ」と答えた。
さらに、佐伯毅彦(松平健)は「人は死ぬときは死ぬ。それは君の婚約者も同じだ。カルテを見たが、状態は良くないね。これから病院を捜すのは心身共に負担だろう」と告げた。
紺野祐太(草なぎ剛)が「脅しですか」と尋ねると、佐伯毅彦(松平健)は「利口になることを勧めるよ。今回の件にはこれ以上関わらないことだ。医者も人間だからね」と忠告した。
「37歳で医者になった僕-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。