Wの悲劇-打ち切りと最終回の真犯人の予想

武井咲が出演するテレビ朝日の遺産相続ドラマ「Wの悲劇」の第7話「遂に最終章双子の母親の正体」の感想と視聴率です。第7話の視聴率は8.0%でした。

第7話のあらすじは「Wの悲劇-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「Wの悲劇」が第8話で最終回を迎える。ストリーが粗くなっているので、打ち切りなのかもしれないが、最終回に向けて、真犯人を予想しておく。

和辻与兵衛(寺田農)を殺したという和辻淑枝(若村麻由美)は、おそらく犯人ではない。真犯人をかばっているだけだ。

和辻与兵衛(寺田農)は和辻摩子(武井咲)に全財産を相続させるため、和辻淑枝(若村麻由美)に全財産を譲ることを決めていた。そして、それを予め、和辻淑枝に教えていた。

したがって、和辻淑枝(若村麻由美)は、民法891条の第2項「相続の欠格事由」の但し書きを利用して、和辻繁(金田明夫)らから相続権を奪う必要は無い。

ただし、和辻与兵衛(寺田農)が遺言書で全財産の相続を指定したとしても、和辻みね(野際陽子)と隠し子の間崎鐘平(高橋一生)には最低限の相続を保障する法定遺留分が相続できる。

法定相続の場合は和辻与兵衛(寺田農)の兄弟も相続できるが、法定遺留分の場合は和辻与兵衛の兄弟は相続できないため、和辻繁(金田明夫)親子は相続できない。

しかし、和辻みね(野際陽子)は法廷遺留分を請求するようには思えないし、間崎鐘平(高橋一生)が隠し子だと発覚するのは殺害後なので、関係無いだろう。

そう考えると、財産の相続が決定している和辻淑枝(若村麻由美)には、和辻財閥の財産を理由に、衛和辻与兵衛(寺田農)を殺す動機が無い。

したがって、和辻淑枝(若村麻由美)は衛和辻与兵衛(寺田農)を殺害した犯人ではなく、衛和辻与兵衛を殺害した真犯人は別に居るはずだ。

和辻淑枝(若村麻由美)が真犯人の身代わりになっているのだとすると、新犯人は和辻淑枝が守るべき人物となる。そう考えると、真犯人は和辻道彦(中村俊介)くらいしか居ないだろう。

和辻淑枝(若村麻由美)は当初、和辻家を出ようとしていた。そのことが、衛和辻与兵衛(寺田農)殺人事件に関係しているのではないか。

怪しげな顔の家政婦・木村志乃(広岡由里子)は真犯人と関係があると予想していたが、ドラマの途中で年齢が32歳から38歳に変更されており、人物設定が適当なことから、真犯人には絡んでこないと思う。

ただ、ドラマ「Wの悲劇」は法定相続人の話になっているので、衛和辻与兵衛(寺田農)は遺言書を残さずに死んだ可能性がある。相続がテーマになっているのだが、その辺りの説明が雑な様な気がする。

打ち切りになったので細かい部分を無視してストーリーを消化しているのだろうか。和辻家のパートは、もう少し丁寧に描いて欲しかった。

最終回のあらすじは「Wの悲劇-最終回(第8話)のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌は『「Wの悲劇」の原作と主題歌』をご覧ください。

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コメント欄

犯人中村俊介でしたね。推理お見事でしたパチパチ^^

  • 投稿者-
  • 鈴音リン

すげー、当たってんじゃんw

  • 投稿者-
  • 名無し

このワクはだいたい8話か9話なので打ち切りじゃないと思うよ。まあどうでもいいけど(笑)

  • 投稿者-
  • 匿名

皆さん、このドラマは「刑事コロンボ」に似ているとしていますが
自分的には横溝正史の「犬神家の一族」にかなり近いと。
双子は犬神家では助清と青沼静馬ですし、会社も和辻製薬と犬神製薬
ところどころにパクりかリスペクトかは知りませんが、そっくりな箇所が多々ありました。まあでも面白かったのでOK!

  • 投稿者-
  • はかいだー