Wの悲劇-最終回(第8話)のあらすじとネタバレ
武井咲が1人2役を演じるテレビ朝日の相続権争いドラマ「Wの悲劇」の第8話(最終回)「双子死す真犯人の正体と暴走!新たな殺人」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第7話のあらすじは「Wの悲劇-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌は『「Wの悲劇」の原作と主題歌』をご覧ください。
相続権を失う条件は、民法第891条2項で「被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者。ただし、その者に是非の弁別がないとき、又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない」と定められている。
和辻一族は和辻摩子(武井咲)のアリバイ偽装工作に荷担したため、民法第891条2項「被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者」という規定により相続権を失った。
しかし、母・和辻淑枝(若村麻由美)だけは民法第891条2項の但し書き「殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない」が適用されるため、和辻淑枝が1人で和辻財閥の全財産を相続することが判明した。
しかし、刑事・中里(津川雅彦)は、「財産を相続するために、娘に人殺しをさせるなね。もう1枚、何か隠されているような気がする」と睨んでいた。
そのころ、一条春生(松下由樹)から双子の妹が生きていると教えられた母・和辻淑枝(若村麻由美)は、一条春生から話を聞くために東京にあるショーパブ「マスカレード」を訪れると、倉沢さつき(本当は和辻摩子=武井咲)と出会った。
母・和辻淑枝(若村麻由美)は倉沢さつき(武井咲)に、「私が想像している通りのことが起こっていると思って良いのね?摩子」と問う。
しかし、倉沢さつきは「アンタが私を産んだ人か。私は倉沢さつき。施設の園長が付けてくれた名前よ。育ての親からは虐待を受け、ゴミ箱で残飯をあさって育った。どうして私が捨てられたんだよ」と問うた。
母・和辻淑枝(若村麻由美)は「それはお祖父様が、たまたま摩子(武井咲)を先に抱き上げたから」と涙ぐむと、倉沢さつき(武井咲)は「たったそれだけで、私は名前すら付けてもらえなかった。二度と来るな」と声を荒げた。
母・和辻淑枝(若村麻由美)は「摩子(武井咲)」と声をかけると、倉沢さつき(武井咲)は「私は倉沢さつき。摩子はあんたの家に居るだろ」と言って立ち去った。
全てを聞いていた一条春生(松下由樹)が、倉沢さつき(武井咲)に「どうして摩子だって言わないの?」と尋ねると、倉沢さつきは「さつきのため。妹に20年分の復讐を遂げさせてやりたいの」と答えた。
その後、一条春生(松下由樹)は、和辻淑枝(若村麻由美)に「実際にお祖父様(寺田農)を殺したのは摩子(武井咲)じゃない」と告げると、和辻淑枝は「そうです。私です」と打ち明けた。
一条春生(松下由樹)は「どうして、自分が犯した罪の身代わりを娘にさせるんですか。復讐心で、さつきも摩子も壊れてしまう。出頭してください」と頼んだが、和辻淑枝(若村麻由美)は首を縦に振らなかった。
一条春生(松下由樹)は「摩子さん(武井咲)を犠牲にしてまで、何を守りたいの」と問うが、和辻淑枝(若村麻由美)は何も答えなかった。
その後、倉沢さつき(武井咲)が刑事・弓坂圭一郎(桐谷健太)に会い、立花綺羅々(福田沙紀)のことを尋ねる。
弓坂圭一郎(桐谷健太)は「初犯で相手を考えたら、執行猶予が付くだろう。立花綺羅々はお前に感謝しているって。最後にステージに立てたから」と話した。
弓坂圭一郎(桐谷健太)が「困ったときは言え」と言って立ち去ろうとする。倉沢さつき(武井咲)は「本当に困ったことがあったら、助けてくれますか」と尋ねると、弓坂圭一郎は「ああ」と答えた。
そのころ、和辻家では、連絡も無く居なくなった和辻淑枝(若村麻由美)のことを心配していた。
そこへ、和辻淑枝(若村麻由美)からの電話がかかってくる。和辻淑枝は和辻道彦(中村俊介)に「摩子(武井咲)の妹が東京で生きていたの。ダンサーをしていた。妹のさつき(武井咲)を引き取りたい」と話した。
その後、和辻摩子(武井咲)は和辻みね(野際陽子)に、「本当に双子の妹は捨てられたんですか?」と尋ねると、和辻みねは「酷い話でしょ」と言い、話し始めた。
生まれた双子の妹が無理矢理、母・和辻淑枝(若村麻由美)から引き離されたとき、母・和辻淑枝は「私の子供です」と言って泣き叫んでいた。
足首にある「W」の紋章は姉の和辻摩子(武井咲)にだけ刻印されるはずだったが、母・和辻淑枝(若村麻由美)は引き離された妹にも密かにWの紋章を刻印していた。再会した時に娘だと分かるように。
妹・倉沢さつき(武井咲)に刻まれた「W」の紋章は、和辻一族の証としてではなく、親子の証として母・和辻淑枝(若村麻由美)が入れたものだった。
その後、和辻摩子(武井咲)が双子の妹だと悟った和辻淑枝(若村麻由美)は和辻家に戻ると、「ごめんなさい、ごめんなさい。こんなに遅くなってしまって」と言って和辻摩子(武井咲)に抱きついて泣いた。
翌日、静岡県警は和辻淑枝(若村麻由美)の学歴や経歴を調べたが、法律との接点は見つからなかった。
刑事・中里(津川雅彦)は、「偽装工作が判明したからこそ、和辻淑枝(若村麻由美)が相続権を独占することになった。殺害後の数時間で、この女が思いつけることかね?」と言い、1つの仮説を立てた。
そのころ、一条春生(松下由樹)はショーパブ「マスカレード」で、和辻摩子(武井咲)に「アンタが居なくなって、お母様は大丈夫なの?」と尋ねた。
和辻摩子(武井咲)は「お母様にはお父様が居ますから。お母様は本当にお父様のことが大好きで。お父様が居なくなったら、死んじゃうんじゃないかしら。お母様にとっては、和辻家よりもお父様が大切なの」と答えた。
その後、倉沢さつき(武井咲)がショーパブ「マスカレード」を出ると、和辻道彦(中村俊介)と出会った。和辻道彦は自己紹介して、倉沢さつき(武井咲)を自動車に乗せた。
一条春生(松下由樹)は倉沢さつき(武井咲)の話を聞き、母・和辻淑枝(若村麻由美)が守りたかった者は父・和辻道彦(中村俊介)だと悟り、倉沢さつきを追いかけるが、倉沢さつきは和辻道彦の車で立ち去るところだった。
一条春生(松下由樹)は直ぐに刑事・弓坂圭一郎(桐谷健太)に電話し、助けを求めた。
一方、入れ替わりを知らない和辻道彦(中村俊介)は、倉沢さつき(武井咲)に和辻家のことを説明し、「正式に和辻家に迎え入れる」と話しながら、車を和辻家に向けて走らせた。
「Wの悲劇-最終回(第8話)のあらすじとネタバレの後半」へ続く。
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