ATARU(アタル)-最終回の結末のネタバレ
栗山千明が出演するTBSの捨て山ドラマ「ATARU(アタル)」の最終回(第11話)「さらばチョコザイ!そして母の死の真相」のあらすじとネタバレの結末ネタバレ編です。
このページは「ATARU(アタル)-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。
猪口在(中居正広)をソファーに寝かせた蛯名舞子(栗山千明)が鑑識課に戻ると、事故の検証を再開した。
画像をASL解析すると、蛯名真理子(奥貫薫)は事故直前に右手中指から出血していることが判明した。沢俊一(北村一輝)はこれまでに判明した情報をまとめて、当時の事故の状況を分析する。
蛯名真理子(奥貫薫)は事故現場300メートル以降に脳出血により、全身麻痺を起こした。ただ、右手だけが動いたため、蛯名真理子は運転席の窓を開け、右手を出して助けを求めようとした。
そのとき、蛯名真理子(奥貫薫)の右手は対向車に当たり、中指とブレスレットを失った。対向車がトラックなら、右手が当たったとしても、相手は何も気づかない。
蛯名真理子(奥貫薫)は「でも、指を失ったのに、事故直前の映像も無表情でした」と話すと、野崎蓮生(千原せいじ)は「顔にも麻痺が出ていたのだろう」と答えた。
そこへ、気を失って寝ていた猪口在(中居正広)が入ってくる。猪口在は「真理子さん、自殺じゃありません」とつぶやいた。
沢俊一(北村一輝)は「でも全ては推測だ。ブレスレットを捜そう。この300メートルにあるはずだ」と檄を飛ばすと、捜査1課は総出でブレスレットの捜査にあたった。
事故現場の周囲への聞き込みも展開したが、情報は得られず、結局、ブレスレットも見つからなかった。
沢俊一(北村一輝)は捜査1課で父・蛯名達夫(利重剛)に、ブレスレットが見つからなかった事を報告する。蛯名達夫は「これだけやっていただけで、もう」と納得した。
そこへ、刑事の松島光輝(庄野崎謙)が「この人が話しがあるそうです」と言い、男(タモリ=森田一義)を連れてきた。父・蛯名達夫(利重剛)は男の顔を見ると「結婚指輪を買った宝石店の…」と驚いた。
男(タモリ)は「蛯名舞子さん(栗山千明)は大と小のペアリングを2組ご注文されていたのですが、お渡しする日になっても取りに来なくて」と話した。
沢俊一(北村一輝)が「いつですか」と尋ねると、男(タモリ)は「1997年4月28日です」と答える。その日は、蛯名真理子(奥貫薫)が死んだ日だった。
男(タモリ)は「携帯電話に連絡したのですが、繋がらなくて」と説明すると、蛯名達夫(利重剛)が「壊れてたので、直ぐに解約したんです」と答えた。
男(タモリ)は「ずっと気になってたんです。ご予約される時の言葉が」と言い、話し始めた。
15年前、男(タモリ)は、家族4人に指輪を買おうとする蛯名真理子(奥貫薫)に、「仲がよろしいんですね」と声をかけると、蛯名真理子は「いえ、その家族をやり直したんです」と答えていた。
男(タモリ)は「『それなら、こちらのファミリーリングはいかがでしょう』と、このファミリ-リングを勧めたんです」と言い、指輪ケースを差し出した。
ケースには「reborn(リボーン=再生)」を書かれていた。指輪を手に取った蛯名達夫(利重剛)は、「真理子は自殺じゃ無かったんだ」と涙を流した。
猪口在(中居正広)は、涙をこらえている蛯名舞子(栗山千明)に「今は泣いても良いんだよ」とつぶやくと、蛯名舞子の瞳から涙があふれ出した。
海老名一家が号泣しているなか、男(タモリ)が「帰っていいかな?」と尋ねると、沢俊一(北村一輝)は「いいとも」と答えた。
その日の夜、帰宅した蛯名達夫(利重剛)は指輪をはめ、もう1つを蛯名真理子(奥貫薫)の仏壇に供えた。
一方、沢俊一(北村一輝)は「有給休暇は今日で終わりだぞ」と告げると、蛯名舞子(栗山千明)は「明日、朝食を食べに来てください。私が作りますから」と誘った。
翌日、渥見怜志(田中哲司)の妻は5人目の子供を出産していた。生まれたのは、男の子2人と女の子1人の3つ子だった。
一方、蛯名舞子(栗山千明)が用意した朝食は、歪な形をした、おにぎりだった。流石の猪口在(中居正広)も「これは違います」と言って、おにぎりを食べなかった。
有給休暇が終わった蛯名舞子(栗山千明)は出勤すると、上司の中津川洋治(嶋田久作)に退職届を提出した。中津川洋治は「正確には退職願でしょ」と指摘する。
野崎蓮生(千原せいじ)が「本格的に捨て山のハイエナになるのか」と声をかけると、蛯名舞子(栗山千明)は「そのつもりです」と答えた。
野崎蓮生は(千原せいじ)は「だったら、直ぐに会えるな。事件番で忙しくなかったら、協力くらいはしてやるわ」と言い残して立ち去った。
一方、ラリー井上(村上弘明)は猪口夫婦に、アタル(中居正広)をアメリカへ連れて帰ることを告げていた。
猪口誠(市村正親)は「待ってください。アタルは今日から私達と…」と訴えるが、ラリー井上(村上弘明)は「SPBの存続が今日、発表されるんです」と言い、アタル(中居正広)を連れて行こうとする。
猪口誠(市村正親)は猪口在(中居正広)に「アタル、居るよな。父さんや母さんと、このままここに」と尋ねると、猪口在(中居正広)は「reborn(リボーン=再生)」とつぶやいた。
ラリー井上(村上弘明)は、「アタルはきっと、生まれなおすつもりでいます。ご両親から自立して」と、アタルの言葉を代弁した。
すると、母・猪口ゆり子(原日出子)は「今度はママもニューヨークへ行くからね。どんなに振り回しても、絶対に切れないようにしておいたからね」と言い、尻尾を縫い付けたネズミ(デグー)の縫いぐるを渡した。
猪口在(中居正広)は「もう絶対に切れません。もう絶対に離れません」とつぶやき、ネズミのぬいぐるみを振り回して喜びながら、ラリー井上(村上弘明)と一緒に自宅を出た。
一方、蛯名舞子(栗山千明)らが自宅に戻ると、猪口在(中居正広)の部屋はもぬけの殻となっていた。ラリー井上(村上弘明)の仕業だった。
そのとき、蛯名舞子(栗山千明)の携帯電話が鳴る。ラリー井上(村上弘明)からの電話だった。
ラリー井上(村上弘明)は「アタルと一緒にSPBに来るかどうか、返事を聞かせてください」と尋ねると、蛯名舞子(栗山千明)は「行きません。日本でやりたいことが見つかりました」と断った。
ラリー井上(村上弘明)は「そう言うと思いましたよ」と言って電話を切ると、沢俊一(北村一輝)は「空港だ」と言い、蛯名舞子(栗山千明)と共に空港へ向かった。
空港に到着した蛯名舞子(栗山千明)は猪口在(中居正広)を呼び止めると、別方向から走ってきた犬飼甲子郎(中村靖日)がラリー井上(村上弘明)に跳び蹴りした。
犬飼甲子郎(中村靖日)はラリー井上(村上弘明)に、クロルホルムをかがされたり、洗脳されたことに文句を言い、立ち去っていく。
その後、蛯名舞子(栗山千明)はロビーで猪口在(中居正広)と別れ、ゲートに向かう猪口在を見送る。
ロビーに残った蛯名舞子(栗山千明)は「こんなの嫌」と涙をこらえていると、頭をトントンされた。振り向くと、ゲートに向かったはずの猪口在(中居正広)が立っていた。
猪口在(中居正広)は「もう絶対に離れません」と言い、蛯名舞子(栗山千明)にネズミのぬいぐるみを差し出した。
蛯名舞子(栗山千明)にネズミを手渡した猪口在(中居正広)は「う~ん」と悩み、沢俊一(北村一輝)にはカバンの中から取りだしたケチャップを渡して、アメリカへと旅だった。
その後、蛯名舞子(栗山千明)の部屋で「チョコザイ」という名前のネズミ猪口在(中居正広)を飼い始めていた。
最終回の感想は「ATARU(アタル)-最終回の感想」をご覧ください。原作や主題歌については、「ATARU(アタル)の原作や主題歌」をご覧ください。
コメント欄
何で、最後のなんかあのいつも次回予告の後にでる文字がチョコチップなんでしょうか?
分かったら教えろ。
残念ながら分かりません。