鍵のかかった部屋-最終回のあらすじとネタバレ
嵐の大野智が主演するフジテレビの密室ドラマ「鍵のかかった部屋」の最終回(第11話)「硝子のハンマー」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第10話のあらすじは「鍵のかかった部屋-第10話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌については、『「鍵のかかった部屋」の原作と主題歌』をご覧ください。
榎本径(嵐の大野智)は、殺された社長・穎原昭造(佐々木勝彦)と面識があり、過去に遺恨があったため、刑事・鴻野光男(宇梶剛士)に警察へ連行された。
しかし、先に連行されていた専務・久永篤二(中丸新将)が犯行を自供したため、榎本径(嵐の大野智)は直ぐに釈放された。
新社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、専務・久永篤二(中丸新将)に接見してきた青砥純子(戸田恵梨香)に意見を求めると、青砥純子は「強引な取り調べにより、虚偽の供述をしてしまったように見えました」と話した。
青砥純子(戸田恵梨香)らは、釈放された榎本径(嵐の大野智)の元を訪れ、意見を求めた。
榎本径(嵐の大野智)は「社長は15年前、自宅の警備を強化したが、その直後、愛人に泥棒に入られた。だから、自宅に置いていた何かを会社に移したのではないか」と推理した。
さらに、榎本径(大野智)は「僕が社長から依頼を受けた事を知っているのは、社長と青砥さん(戸田恵梨香)だけです。おそらく、犯人は盗聴機を仕掛けており、僕に罪をなすりつけるために警察に通報したのでしょう。久永専務(中丸新将)は拘留されているので、通報できません」と話した。
新社長の穎原雅樹(鈴木一真)は榎本径(大野智)に、「心神喪失で被害を最小限に留めようと思いましたが。久永(中丸新将)が犯人ではないのなら、何としても真犯人を見つけなければなりません。どうか密室の解明を続けてください」と頼んだ。
密室の解明を引き受けた榎本径(大野智)は、第1発見者である佐藤学(玉木宏)を社長室へ呼び、佐藤学から話を聞いた。
榎本径(大野智)が「ソファーの死角になって死体は見えないのでは?」と尋ねると、佐藤学(玉木宏)は「上がっていく時に見えました」と答えた。
榎本径(大野智)が脚立に登って確認すると、確かに上からなら死体が確認できた。
同席していた青砥純子(戸田恵梨香)が電話で部屋を出ると、佐藤学(玉木宏)は榎本径(大野智)に「いつも窓の外から眺めていましたが、まさか、中に入ることになるとは。貴方もこっち側の人間なんでしょ」と告げた。
備品倉庫に戻った榎本径(大野智)は、佐藤学(玉木宏)が「上がっていく時に発見した」という証言を不審に思っていた。窓を拭いていないのに、どうしてゴンドラを上げたのか。
榎本径(大野智)は「やはり、介護ロボットを使って犯行を行ったとしか思えません」と告げると、青砥純子(戸田恵梨香)は「介護ロボットが直接、犯行を行えないのであれば、ブロックを動かして、社長の頭の上に落としたのではないか」と推理を展開した。
榎本径(大野智)は「発想は面白いですが、現場にそれらしい凶器は見つかりませんでした」と指摘する。
芹沢豪(佐藤浩市)は「いずれにしても、犯人は介護ロボットを犯行に組み込んだ。ロボットにはロボットの出来る仕事をさせたのか」と考えた。
その後、新社長の穎原雅樹(鈴木一真)が芹沢豪(佐藤浩市)の元を尋ねてくる。穎原雅樹が会社の経理を精査したところ、6億円の不正経理が発覚したのだという。
穎原雅樹(鈴木一真)は、「久永専務(中丸新将)が決済できる金額を超えており、亡くなった穎原社長(佐々木勝彦)が行っていたとしか考えられません」と話した。
その後、青砥純子(戸田恵梨香)は久永専務(中丸新将)に接見し、穎原社長(佐々木勝彦)が6億円を横領していた事実を聞き出す。しかし、久永専務もお金の隠し場所までは知らなかった。
青砥純子(戸田恵梨香)が弁護士事務所へ戻って芹沢豪(佐藤浩市)に報告すると、芹沢豪は「社長が窓ガラスを防弾ガラスに替えたのは、窓から誰かが侵入すると思ったからじゃないか?窓から部屋を観られる人物…清掃員」と結論を出した。
青砥純子(戸田恵梨香)は、佐藤学(玉木宏)が働いている清掃会社「渋谷ビルメンテナンス」を訪れ、佐藤学について尋ねた。佐藤学は大人しい人物で、特に親しくしている者は居なかった。
青砥純子(戸田恵梨香)は会社に貼ってあったボーリング大会の写真を見つけたが、写真に佐藤学(玉木宏)は写っていなかった。他の写真を借りて、佐藤学を捜すが、佐藤学の顔が完全に写っている写真は1枚も無かった。
青砥純子(戸田恵梨香)が報告すると、芹沢豪(佐藤浩市)は「本格的に調べてみる必要がありそうだ」と言い、刑事・鴻野光男(宇梶剛士)の元を訪れた。
芹沢豪(佐藤浩市)は「佐藤学(玉木宏)の本籍をお教え願えないでしょうか。過去に2件ほど、密室事件の解決に協力してますよね。なのに、貴方は榎本径(大野智)を被疑者の様な扱いをした。国家賠償請求をしたって良いんですよ」と脅す。
鴻野光男(宇梶剛士)は不服ながらも、佐藤学(玉木宏)の本籍を教えると、最新鋭の警備システムを導入している美術館や宝石店で起きた窃盗事件の記録を見せた。
そして、鴻野光男(宇梶剛士)は「いずれの事件も、事件が起きた日の終業間際の監視カメラに榎本さん(大野智)が写っていた。最新鋭の警備システムを突破できる人は、そう居ないんじゃないですか」と教えた。
翌日、青砥純子(戸田恵梨香)は佐藤学(玉木宏)の本籍を訪れ、佐藤学と親しい人物を捜す。ようやく、幼なじみの女性を見つけ、佐藤学(玉木宏)が写っている入学式の集合写真を見せてもらうことができた。
青砥純子(戸田恵梨香)は「この男性ですよね」と佐藤学(玉木宏)を指さしたが、女性は「違いますよ。この男性です」と言い、別の男性を指さした。
青砥純子(戸田恵梨香)が「じゃーこの男性は?」と尋ねると、女性は「椎名明君です」と答えた。
青砥純子(戸田恵梨香)は「彼は佐藤学ではありませんでした。本名は椎名明です」と言い、椎名明について調べたことを、芹沢豪(佐藤浩市)に報告する。
佐藤学(玉木宏)の本名は椎名明。高校生の時に父親が共同経営者に裏切られて会社が倒産。両親は多額の借金を背負ったことを苦に自殺した。椎名明はヤミ金業者にしつこく付きまとわれていたが、あるとき、ヤミ金業者を刺し、行方不明になった。
当時は住民票の入手も簡単だったので、椎名明は佐藤学の住民票を取得し、佐藤学になりすましたのではないか。
芹沢豪(佐藤浩市)は「いずれにしても、介護用ロボットをどうやって犯行に使ったかだ」と悩む。介護用ロボットはプログラムにより、人を傷つける行動を取ることが出来ない。そこが問題だった。
秘書の水城里奈(能年玲奈)がコーヒーを運んできたが、青砥純子(戸田恵梨香)がコーヒーカップを倒してしまい、コーヒーの受け皿からコーヒーカップが倒れて落ちた。
青砥純子が「すみません」と謝罪する。倒れたコーヒーカップを見た芹沢豪(佐藤浩市)は「ひらめいちゃったよ」と喜んだ。
芹沢豪(佐藤浩市)は榎本径(大野智)に推理を話すと、榎本径は「お見事です」と答えた。芹沢豪は「今回は俺が密室の謎を解いちゃったよ」と喜んだ。
「鍵のかかった部屋-最終回のあらすじとネタバレの後半」へ続く。
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