東野圭吾ミステリーズのあらすじとネタバレ

田中麗奈が出演するフジテレビのビデオ遺書ドラマ「木曜劇場-東野圭吾ミステリーズ」の第1話「さよならコーチ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

原作や主題歌については「東野圭吾ミステリーズの原作と主題歌」をご覧ください。

ある日、実業団のアーチェリー部でオリンピックを目指していた望月直美(田中麗奈)は、ビデオカメラにビデオメッセージ(遺書)を残して自殺した。

望月直美(田中麗奈)は睡眠薬を飲み、タイマーをセットした電気コードを胸に当てるという変わった方法で自殺していた。

第1発見者はアーチェリー部のコーチ(唐沢寿明)だった。コーチは望月直美(田中麗奈)のアーチェリーに蜘蛛が気になるが、警察と一緒に望月直美が残したビデオカメラの遺書を確認する。

鈴木和真(西岡徳馬)がコーチ(唐沢寿明)に、自殺の原因について尋ねると、コーチは「2ヶ月前、望月はオリンピックを争う選考会で、接戦の末、破れました。あの選考会の後、ひどく落ち込んでいました」と証言した。

帰宅したコーチ(唐沢寿明)は妻・陽子(戸田菜穂)に、「会社には辞表を出そうと思う。今度のことで廃部が決まったんだ」と告げた。
そのとき、自宅の固定電話が鳴る。妻・陽子(戸田菜穂)が電話に出ると、電話は切れた。

妻・陽子(戸田菜穂)が「望月さん(田中麗奈)が死んでからなのよ」と困惑すると、コーチ(唐沢寿明)は「昼間は留守番電話にしておきんさい」と指示した。

翌日、刑事のは、望月直美(田中麗奈)が遺書の最後に「さよなら、コーチ」と言い残していることが気になり、コーチ(唐沢寿明)の元を訪れた。

すると、コーチ(唐沢寿明)は「望月(田中麗奈)を殺したのは私です。引退したいと言ってたのに許さなかった。彼女の引退は部の引退になる。彼女の心が折れていた事に気づいてやれなかった。指導者として失格です」と嘆いた。

刑事・鈴木和真(西岡徳馬)はコーチ(唐沢寿明)に「森山をご存じですか?派遣社員です。望月さん(田中麗奈)が自殺した日、森山が部屋の外から部室を覗いていたんです。警備員が目撃していました」と尋ねたが、コーチは森山を知らなかった。

一方、妻・陽子(戸田菜穂)は夫・コーチ(唐沢寿明)からのメールを受け取る。メールには「気分転換に出てこないか。面白い店を見つけたんだ。店の名前はポールスター。7時半でどうだ」と書いてあった。

その日の夕方、妻・陽子(戸田菜穂)が指定された店ポールスターへ行くと、テーブルに望月直美(田中麗奈)の写真が置いてあった。妻・陽子が困惑していると、コーチ(唐沢寿明)から電話が入る。

妻・陽子(戸田菜穂)が事情を説明する。コーチ(唐沢寿明)は「メールなんてしてない。本当に俺からだったか?」と尋ねていると、電話の向こうから「キャー」という悲鳴が聞こえる。

電話の向こうでは、妻・陽子(戸田菜穂)が覆面男に襲われていた。そこへ、刑事・鈴木和真(西岡徳馬)が飛び込んできて、覆面男を取り押さえた。覆面男は森山だった。

その後、刑事・鈴木和真(西岡徳馬)はコーチ(唐沢寿明)に会い、森山は望月直美(田中麗奈)のストーカーだったことを教えた。森山の携帯電話には望月直美の盗撮画像が大量に保存されていた。

妻・陽子(戸田菜穂)にメールを送った犯人も無言電話の犯人も森山だったが、森山が妻・陽子を襲った理由は不明だった。

帰宅したコーチ(唐沢寿明)は妊娠する妻・陽子(戸田菜穂)が無事去ったことに安心するが、ストーカーの森山には「検察が調べくれるだろう」と言い、感心を示さなかった。

コーチ(唐沢寿明)の態度に疑問を感じる刑事・鈴木和真(西岡徳馬)は、森山を取り調べている。すると、森山は「彼女はあいつに支配されていた。奴隷のように」と泣き出した。

刑事・鈴木和真(西岡徳馬)はコーチ(唐沢寿明)の元を訪れ、森山について話す。

森山は半年前に今の会社で勤務するようになり、直ぐに望月直美(田中麗奈)に目を付けて、執拗に交際を申し込んだが、望月直美に断られた。

しかし、2ヶ月前、望月直美(田中麗奈)の方から森山に「会いたい」と連絡があり、森山は会社の近くの居酒屋で望月直美と会った。

そのとき、望月直美(田中麗奈)は森山に、1年前に自殺未遂を起こしたことを打ち明けていた。

このため、森山は望月直美(田中麗奈)がまた自殺を図るのではないかと心配し、望月直美の事を監視していたという。

刑事・鈴木和真(西岡徳馬)はコーチ(唐沢寿明)に「自殺の話しを望月直美(田中麗奈)から聞いたことは?」と尋ねると、コーチは「知りません」と答えた。

東野圭吾ミステリーズ(さよならコーチ)のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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