サマーレスキュー・天空の診療所-あらすじとネタバレ

向井理が出演するTBSの山岳医療ドラマ「サマーレスキュー・天空の診療所」の第1話「天空の診療所に急患あり」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

サマーレスキューの原作や主題歌については『「サマーレスキュー・天空の診療所』の原作と主題歌」をご覧ください。

ある日、明慶大学病院で将来を嘱望されている心臓外科医・速水圭吾(向井理)が、難しい手術を成功させる。

上司の沢口哲夫(松重豊)が「見事なオペだった」と褒めると、速水圭吾(向井理)は「沢口教授が共同開発したミナクルゲルのおかげです。医者なんて道具が揃ってないと役に立ちません」と応えた。

そして、速水圭吾(向井理)は「弓部大動脈瘤の手術の準備がありますので失礼します」と言い、席を立とうとすると、上司の沢口哲夫(松重豊)から「山の診療所へ行ってきてくれないか。1週間で良い。率直な感想が聞きたい」と命じた。

その後、速水圭吾(向井理)は先輩医師の高井聡志(佐藤二朗)に、山の診療所について尋ねと、高井聡志(佐藤二朗)は山の診療所について話し始めた。

標高2514メートル、長野県の稜ヶ岳(りょうがだけ)に明慶大学病院稜ヶ岳診療所がある。

山での病気や怪我は死につながる。そこで、稜ヶ岳の山小屋のオヤジが、診療所を必要性を訴えた。

それに共感したのが、当時は研修医だった倉木泰典(時任三郎)の師匠にあたる花村教授だった。そして、花村教授が中心となり、標高2514メートルの稜ヶ岳に明慶大学病院稜ヶ岳診療所が開設された。

明慶大学病院稜ヶ岳診療所は登山客の多い3ヶ月間限定の診療所で、教授となった倉木泰典(時任三郎)が花村教授の意志を継ぎ、今も3ヶ月だけ診療所を開いている。

速水圭吾(向井理)が「登るのにどれくらいかかるんですか?」と尋ねると、高井聡志(佐藤二朗)は「10時間くらいかな。登山道から。お前が想像しているのはハイキングコースだ。死にたくなければ、金をケチらずに準備しとけ」とアドバイスした。

その日の夜、速水圭吾(向井理)は恋人の沢口光香(市川由衣)に、約束をキャンセルすると、沢口光香は「いきなり出張だなんて、お父さん(松重豊)も酷いわね」と愚痴った。

ある日、速水圭吾(向井理)は診療所を目指して稜ヶ岳を登り始める。体力に自信があるという速水圭吾は、自信満々で山に登ったが、途中で息が切れてへたれ込んでしまう。

そこで、後から登ってきた女性・小山遥(尾野真千子)に声をかけ、「水を分けてくれ」と頼んだ。

すると、小山遥(尾野真千子)は「貴方、遭難してますよ。遭難というのは、自力で山を下りられなくなった状態ですよ」と言いながらも、ペットボトルを差し出し、「念のために聞きますけど、どこまで行くんですか?」と尋ねる。

速水圭吾(向井理)が「この先の診療所で今日から働くんです」と応えると、小山遥(尾野真千子)は「貴方みたいなのが?」と驚いた。

速水圭吾(向井理)を置き去りにして、1人で先へ進んだ小山遥(尾野真千子)が稜ヶ村に着くと、みんなが出迎えた。

小山遥(尾野真千子)は、診療所の医師・倉木泰典(時任三郎)に「先生の後輩が途中で倒れていましたよ。早く行かないと、遭難しますよ」と教え、母親の墓へ向かった。

そして、小山遥(尾野真千子)は母親の墓に「私、人を殺しちゃった。5歳の男の子」と告白した。

夕方になり、ようやく、速水圭吾(向井理)が自力で稜ヶ村に到着する。速水圭吾は山小屋のオヤジ小山雄一(笹野高史)から歓迎されるが、気分が悪いと言い、先に寝ることにした。

速水圭吾(向井理)は、山小屋生活4日目の医大生・村田佳秀(小澤亮太)に部屋に案内してもらうが、個室はなく、部屋は大部屋で、女子も男子も一緒に雑魚寝するということだった。

速水圭吾(向井理)が「お風呂は?」と尋ねると、村田佳秀(小澤亮太)はウエットティッシュを渡した。風呂は無く、水は貴重なため、許可が無ければ、シャワーも洗濯も出来ないのだという。

翌日、速水圭吾(向井理)が診療所で勤務を始める。倉木泰典(時任三郎)は山を下りるため、速水圭吾は1人で患者を診察しなければならない。

速水圭吾(向井理)はスタッフから一通りの説明を受ける。洗濯が出来ないので白衣は無く、薬も家庭の常備薬程度の物しかなかった。

患者は基本的に登山客なので、診察時間は登山客が来る朝と夕方が多いが、滅多に患者は来ない。診療所は完全にボランティアなので、診察料は募金箱に入れてもらう方式だった。

速水圭吾(向井理)が携帯について尋ねると、平原あかり(小池栄子)が「山小屋の衛星電話は緊急用で、私用は携帯電話。ここでも、ギリギリ電波は入るけど、すぐそこの尾根まで行けばバリ3よ」と教えた。

速水圭吾(向井理)は電話するため、やっとのことで尾根まで登ると、小山遥(尾野真千子)が携帯電話で話していた。小山遥は看護師だったが、病院で何かがあり、病院を辞めたようだ。

サマーレスキュー・天空の診療所-あらすじとネタバレの後編」へ続く。

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