サマーレスキュー・第2話のあらすじとネタバレ
向井理が出演するTBSの稜ヶ岳村ドラマ「サマーレスキュー・天空の診療所」の第2話「判断ミス?夕陽に託す緊急手術」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第1話のあらすじは「サマーレスキュー・天空の診療所-あらすじとネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌については『「サマーレスキュー・天空の診療所』の原作と主題歌」をご覧ください。
翌日、長野県の稜ヶ岳(りょうがたけ)の山小屋に、登山ツアーのグループが到着した。一行は、山岳ガイドが1人しか居ない、経費を極力削減した格安ツアーだった。
その日、山小屋で夕食を終えたツアー客・朋子(内山理名)は、山小屋の隣にある稜ヶ岳診療所を訪れると、ちょうど、速水圭吾(向井理)が稜ヶ岳診療所から出てくるところだった。
朋子(内山理名)が「もう終わっちゃいましたか?少し熱っぽいので、風邪薬だけ貰っておこうと思って」と尋ねると、速水圭吾(向井理)は「大丈夫ですよ。特に、診療時間は無いので」と言い、診療所へ招き入れた。
速水圭吾(向井理)が朋子(内山理名)を診察すると、少し喉が赤い程度だった。速水圭吾は「今夜は暖かくしてゆっくり休んでください」と言い、風邪薬を渡した。
一方、山小屋では、平原桃花(本田望結)が柱の傷と背比べしていた。柱の傷は、小山遥(尾野真千子)が5歳の時に、身長を記録した傷だった。
平原桃花(本田望結)が「どっちが大きい?」と尋ねると、小山遥(尾野真千子)は平原桃花が背伸びしているのを見て、「桃花ちゃんの方が大きいわよ」と嘘をついた。
平原桃花(本田望結)は「桃花の方が大きいんだって」と喜んで、母・平原あかり(小池栄子)の元へ駆け寄る。
小山遥(尾野真千子)は5歳の時に付けた柱の傷を見て、死なせてしまった子供のことを思い出す。あのとき、遺影を抱えた母親は「どうして受け入れてくれなかったの」と泣き崩れていた。
すると、父親の小山雄一(笹野高史)が、様子がおかしい小山遥(尾野真千子)に、「何があったんだ。お前の方から話してくれるだろうと、待ってるんだぞ」と促した。
しかし、小山遥(尾野真千子)は「何も無いわよ。ただ飽きただけよ」と答えて立ち去った。
翌朝、ツアー客・朋子(内山理名)は速水圭吾(向井理)に「昨日はありがとうございました」と礼を言い、他のツアー客と共に山頂を目指して山小屋を出た。
その後、速水圭吾(向井理)らが朝食を食べていると、アルバイトの井上幸治(山崎樹範)が「先生、ツアー客の可愛い子と仲よさそうにしてたじゃないですか」とうらやましがった。
速水圭吾(向井理)は「ただ診察しただけですよ」と答えると、平原あかり(小池栄子)が「昨日は誰も来ませんでしたよね?」と首をかしげた。
速水圭吾(向井理)が「平原さんが居ない時に来たんです」と答えると、平原あかり(小池栄子)が「診察の結果は?」と尋ねた。
速水圭吾(向井理)は「少し喉が赤かったので、風邪薬を渡しました」と答えた。
すると、小山遥(尾野真千子)は「風邪だったんですか?今日は行かせて良かったんですか?彼女はここに来るまではどうだったんですか?経験者か尋ねましたか?ある程度の高度まで来て、症状が出たのなら、風邪以外の病気も考えられますよね」と詰め寄った。
速水圭吾(向井理)は「ちょっと喉が赤かっただけだよ」と気分を害すると、小山遥(尾野真千子)は「速水先生は山を舐めてる。風邪だとしても、ここは高度2500メートルなんですよ。天気が急変しやすいし、風が吹くだけでも体力を奪うんです」と怒った。
速水圭吾(向井理)は「僕はちゃんと診察したつもりです」と反論すると、小山遥(尾野真千子)は「風邪薬を飲んで、症状が軽くなると、治ったと思って無理をすることもあるんです。もしもの事があればどうするんですか」と言い、山小屋を出た。
その日、小山雄一(笹野高史)が夕食の材料を運んでいると、階段で胸に痛みを覚えてしゃがみ込んでしまった。少し休むと、何とか痛みは治まり、食材を台所へ運んだ。
そのころ、速水圭吾(向井理)の母・速水悦子(中田喜子)は、明慶大学病院で人間ドックを受けていた。
検査を担当していた教授の沢口哲夫(松重豊)は、CTスキャンの画像を診て「これは…」と驚き、倉木泰典(時任三郎)を呼んだ。
沢口哲夫(松重豊)は「この手の動脈瘤はお前の方が詳しいだろ」と意見を求めると、倉木泰典(時任三郎)は「こいつは危険だな。よく破裂しないでもってる。場所も厄介だ」と診断した。
沢口哲夫(松重豊)は「やっぱり」と肩を落とす。倉木泰典(時任三郎)が「これ、誰なんだ」と尋ねると、沢口哲夫は「速水君(向井理)のお母さんだ」と教えた。
一方、稜ヶ岳診療所では、落ち込んでいた速水圭吾(向井理)が平原あかり(小池栄子)に、「平原さんなら、どうしてました?」と尋ねていた。
平原あかり(小池栄子)は「やっぱり、色々と問診して、総合的に判断します。こういうケースでも、10回のうち9回は大丈夫だと思います。でも、運悪く残りの1回になってしまった場合、命に関わるのが山の怖さなんです」と答えた。
そのころ、ツアー客と山頂を目指していた朋子(内山理名)は、途中でヘタレ込んでしまった。
山小屋から2時間ほど歩いており、山小屋に助けを呼ぶのは無理だった。男性ツアー客はガイド(ミスターちん)に「どうするんだよ」と詰め寄り、ガイドは対応に困り果てていた。
すると、女性ツアー客がガイド(ミスターちん)に、「これだけ居れば、途中で脱落する人も出てきますよね。こういう場合はどうんですか」と尋ねる。
ガイド(ミスターちん)は「ガイドが複数に人いれば、1人が付き添い、残りのガイドで山頂を目指します」と答えた。
すると、男性ツアー客が「じゃー、なんでガイドが1人なんだよ」と怒り出すと、ガイド(ミスターちん)は「貴方たちが安いツアーを選んだからじゃないですか。そんなの常識ですよ」と反論する。
ツアー客がガイド(ミスターちん)と喧嘩を始めると、朋子(内山理名)は「あのー。帰りもここを通るんですよね?私はここで待ってますから、みんなで山頂へ行ってください。少し休んでいれば、治ると思います」と提案した。
すると、ツアー客らは「そうだ。ここからなら、往復3時間ぐらいだろ」「私達が居ない方が彼女も休めると思うわ」と言い、朋子(内山理名)を残して、山頂を目指すことにした。
「サマーレスキュー・天空の診療所-第2話のあらすじとネタバレの後半」へ続く