谷崎玲(武井咲)のアップルパイの秘密
要潤が出演するフジテレビの無戸籍児ドラマ「息もできない夏」の第3話「母娘の哀しき断絶!そして新たな悲劇が開幕」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「息もできない夏-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
ある日、谷崎玲(武井咲)は葉書に書かれていた住所を訪れる。そこは、北海道の旭川精密機器だった。
谷崎玲(武井咲)が対応した社員に「夏目小百合さんて、母のお母さんですよね」と尋ねると、社員は「はい。でも、もう亡くなりました。2ヶ月ほど前に」と答えた。
谷崎玲(武井咲)が「母のことを何かご存じですか?」と尋ねると、社員は「葉子さん(木村佳乃)は結婚をお父さんに反対され、家を飛び出しました。そうだ、お父さんは、まだ小樽でガラス細工をしてますか?」と尋ねた。
谷崎玲(武井咲)は「お父さんは福祉の仕事をしていました。ガラス細工なんて聞いたことはありません」と答えた。
谷崎玲(武井咲)が帰ると、社員は、東京に居る社長・夏目周作(北大路欣也)に電話し、「お嬢さんの娘の谷崎玲さん(武井咲)が、いらっしゃいました。お母さんを探しているそうです」と報告した。
谷崎玲(武井咲)が北海道の会社を訪れたことに困惑した夏目周作(北大路欣也)は、洋菓子店「パティスリー・シャルロット」を訪れ、店員に「アップルパイを作ってた子は?」と尋ねると、店員は「谷崎(武井咲)ならお休みを頂いています」と答えた。
夏目周作(北大路欣也)が洋菓子店「パティスリー・シャルロット」を出ると、鮎川宏基(要潤)に声をかけられた。
夏目周作(北大路欣也)は何か言いかけたが、「何でも無い」と言葉を飲むと、鮎川宏基(要潤)は「あの店に何かあるんですか?」と尋ねた。しかし、夏目周作は何も答えずに立ち去った。
ある日、谷崎玲(武井咲)が出勤すると、店長の安倍川衣里(橋本麗香)が「得意な物があると言うことは、パテシエにとってプラスなのよ。本当にショコラ・エスプレッソで良いの?」と確認した。谷崎玲は「はい」と答えた。
一方、樹山龍一郎(江口洋介)が区役所で働いていると、谷崎葉子(木村佳乃)から電話があった。谷崎葉子は区役所へ行けなかったことを謝罪し、「私に出来ることを教えてください」と頼んだ。
樹山龍一郎(江口洋介)は「申述書はお母さんにしか書けません」と教えると、谷崎葉子(木村佳乃)は「送って頂けますか」と言い、住所を告げた。
翌日、谷崎葉子(木村佳乃)の元へ樹山龍一郎(江口洋介)が申述書の用紙を持ってやってくる。
樹山龍一郎(江口洋介)は「区役所へ来れなかった理由を、玲さん(武井咲)に話して上げてください。彼女は出生証明書も1人で取り、頑張っているんです。玲さんを守れるのは、お母さんしかいないんです」と話した。
谷崎葉子(木村佳乃)は「主人も、よくそう言ってました。玲(武井咲)を守れるのは、俺たちしか居ないって。私が主人の分まで頑張らなければいけないのに、私が逃げてばかりで」と言い、無戸籍児の母親として苦労したことを話した。
ある日。谷崎玲(武井咲)が帰宅すると、谷崎葉子(木村佳乃)からの手紙が来ていた。
手紙には、謝罪の言葉や、区役所へ行けなかった理由や、他にも谷崎玲(武井咲)に対する思いが綴られていた。
手紙によると、谷崎葉子(木村佳乃)は、区役所へ行く途中にDV前夫・鮎川宏基(要潤)を見かけ、自分が見つかれば谷崎玲に危害が及ぶと思い、身を隠したのだという。
母親の思いを知った谷崎玲(武井咲)は翌日、アップルパイを焼いた。魔法のアップルパイの思いでは、もう嫌な思い出ではなくなっていた。
その日、片岡亜沙美(霧島れいか)が子供を連れて洋菓子店「パティスリー・シャルロット」を訪れた。
子供が「このアップルパイ、凄く美味しかったね」と話す。応対した谷崎玲(武井咲)は「食べてくれたの?」と尋ねると、子供は「失敗作だったけどね」と答えた。
谷崎玲(武井咲)は意味が分からず戸惑うと、片岡亜沙美(霧島れいか)は「何でも無いんです」と言い、アップルパイを3つ注文した。
その後、片岡亜沙美(霧島れいか)が帰宅すると、樹山龍一郎(江口洋介)は台所で洗い物をしていた。片岡亜沙美は樹山龍一郎の背後から腕を回して抱きついた。
その日、谷崎玲(武井咲)は仕事が終わると、区役所へ行き、谷崎葉子(木村佳乃)の手紙を樹山龍一郎(江口洋介)に見せ、お礼を述べた。
樹山龍一郎(江口洋介)は「申述書は、忘れたくなる過去と向き合わなければならいから、時間がかかるかもしれないけど」と励ますと、谷崎玲(武井咲)は「これからは母を信じようと思います。自分が出来ることを頑張って母を待ちます」と決意を述べた。
一方、谷崎葉子(木村佳乃)は申述書と向き合っていたが、DV前夫・鮎川宏基(要潤)に殴られる様子が脳裏によみがえり、筆が折れる。鮎川宏基はズボンのベルトを外しながら、谷崎葉子に襲いかかってくる。
そのころ、夜道を自転車で帰宅していた谷崎玲(武井咲)は、急に現れた通行人の男性にぶつかりそうになり、よろけて倒れる。男性は「ごめん、ごめん」と言って谷崎玲(武井咲)に手をさしのべる。
谷崎玲(武井咲)は、男が鮎川宏基(要潤)だとは知らずに、差し出された手を取ったのであった。
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