夫の愛人に苦悩する安達祐実
安達祐実が出演するフジテレビのドラマ「主に泣いてます」の第3話「仁義なき戦い女篇」の感想です。
第3話のあらすじは「主に泣いてます-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「主に泣いてます」の第3話はつまらなかった。期待していた「おか持ち」の秘密は、ただ中にパイが入っていただけだった。
第2話の終わりに、芸者の駒子(青山倫子)がおか持ちを開こうとしたとき、緑川つね(草刈麻有)らが必死に逃げていたので、駒子(青山倫子)のおか持ちには凄い秘密があるのかと期待していた。
しかし、蓋を開けてみると、おか持ちの中にはパイが入っており、駒子(青山倫子)が紺野泉(菜々緒)にパイを投げつけただけだった。
駒子(青山倫子)は青山仁(風間トオル)の元・愛人で、紺野泉(菜々緒)に愛人の座を奪われており、浅からぬ恨みがあることは分かるが、第2話の終わりのおか持ちが開くシーンで釣っただけに、中身がパイだけでは印象が弱かった。
しかも、芸者・駒子(青山倫子)は、紺野泉(菜々緒)の謎には関係してこなかった。
おか持ちの秘密が大したことは無かったため、「向島の赤い事件、血の3日間」の謎も余り期待できないのではないか、と思った。
さて、第3話は、青山由紀子(安達祐実)が夫の愛人・紺野泉(菜々緒)と対決した。
青山由紀子(安達祐実)は、夫の青山仁(風間トオル)が愛人を作っており、紺野泉(菜々緒)がその愛人であることを知っていた。
青山由紀子(安達祐実)は愛人・紺野泉(菜々緒)に腸が煮えくりかえっているのだが、贅沢なくらしが出来ているのは、夫の青山仁(風間トオル)が愛人をモデルにして絵を描いているからであり、ある意味では愛人・紺野泉のおかげであった。
青山由紀子(安達祐実)が情緒不安定なのは、こうしたジレンマに置かれているからだろう。
安達祐実の演技は良かったのだが、普通に演技をしていたので、コメディードラマではなく、普通のドラマになったので残念だった。
第3話の感想は「夫の愛人に苦悩する安達祐実」をご覧ください。原作や主題歌については『「主に泣いてます」の原作や主題歌』をご覧ください。