井川さつき(原幹恵)が武井咲に激怒
浅田美代子が出演するフジテレビの戸籍作成ドラマ「息もできない夏」の第4話「直接対決!いま襲いかかる同情という名の悪意」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「息もできない夏-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
一方、シティーウォッチャーを見た夏目周作(北大路欣也)は、谷崎香緒里(浅田美代子)に電話して喫茶店へ呼び出して、谷崎香緒里に事情を説明した。
夏目周作(北大路欣也)は、娘の谷崎葉子(木村佳乃)が再婚していたことも知らなかったし、孫の谷崎玲(武井咲)の存在も知らなかった。
しかし、死んだ妻が娘・谷崎葉子(木村佳乃)と連絡を取り合っており、妻の死後、手紙で谷崎玲(武井咲)の存在を知ったのだという。
一方、区役所でもフリーペーパー「シティーウォッチャー」に掲載されている谷崎玲(武井咲)のことが話題になっていた。
そのころ、店長・安倍川衣里(橋本麗香)は谷崎玲(武井咲)に、「アップルパイを本社に送るから。本社にシティーウォッチャーを送ったら、役員がアップルパイを食べたいって」と告げた。
社員の井川さつき(原幹恵)もシティーウォッチャーの取材を受けていたが、ちやほやされるのは谷崎玲(武井咲)ばかりだった。
シティーウォッチャーの反響で谷崎玲(武井咲)のアップルパイは直ぐに売り切れたが、井川さつき(原幹恵)のケーキは売れ残っていた。
数日後、店長・安倍川衣里(橋本麗香)は、谷崎玲(武井咲)に「アップルパイは本社で好評だった。秋に向けて本社でリンゴを使った新作を作るプロジェクトがあるんだけど、貴女にも加わって欲しいって。その頃には問題が解決して、社員になっているわ」と告げた。
そして、店長・安倍川衣里(橋本麗香)が社員・井川さつき(原幹恵)に「井川さんもシフトで協力してね」と命じると、井川さつき(原幹恵)は不満を爆発させた。
井川さつき(原幹恵)は「私は専門学校を出て、就職試験を受けて社員になった。店長が推薦するのも、谷崎玲(武井咲)が雑誌に取り上げられたのも、同情されているからよ。アップルパイが売れているのも味じゃない」と発狂した。
店長・安倍川衣里(橋本麗香)は「そういう考えは、人としてどうかしていると思う。」と注意すると、社員・井川さつき(原幹恵)は厨房を飛び出した。
同僚の西川純(清水一希)は井川さつき(原幹恵)を追いかけ、「アップルパイが認められたのは、戸籍が無いって分かる前じゃないか」と諭した。そんなこと、分かってるわよ…。
その日の夜、谷崎玲(武井咲)が区役所を訪れると、樹山龍一郎(江口洋介)は新聞記者時代の後輩・中津大輔(RIKIYA)と話していた。
中津大輔(RIKIYA)によると、樹山龍一郎(江口洋介)は敏腕記者だったという。谷崎玲(武井咲)は樹山龍一郎が元新聞記者だったことに驚く。
その後、谷崎玲(武井咲)は樹山龍一郎(江口洋介)にアップルパイを出しだし、「食べて欲しいの。樹山さんなら本当の事を言ってそうだから。同情されてるから店長が推薦してくれて、記事も大きかったみたい。やっぱり、普通じゃ無いのよ。私」と打ち明けた。
すると、樹山龍一郎(江口洋介)は「同情にそんな力は無いと思うよ。何かのせいにするのは簡単だけど、もっと欲張っても良いんじゃ無いかな。食べて貰う相手は俺じゃないだろ」と答えた。
翌朝、谷崎玲(武井咲)は井川さつき(原幹恵)にアップルパイを差し出し、「本当に同情なのか、判断してください」と頼んでお店の清掃に向かった。
一方、谷崎葉子(木村佳乃)が民宿の窓から海を眺めていると、民宿の従業員が封筒を届けにやってきた。玄関に置いてあったので、誰が届けたのかは分からない、ということであった。
谷崎葉子(木村佳乃)が封筒を開けると、フリーペーパー「シティーウォッチャー」が入っていた。
シティーウォッチャーには、谷崎玲(武井咲)が特集されていた。谷崎玲が大事にしている物は母からプレゼントされたフランス語の教科書だと書いていた。アップルパイの思い出も。
その日、洋菓子店「パティスリー・シャルロット」の営業が終わると、井川さつき(原幹恵)が谷崎玲(武井咲)に「アップルパイ、美味しかった。だからって、私が貴女に負けてるとは思ってないから」と告げた。谷崎玲(武井咲)から笑みがこぼれる。
谷崎玲(武井咲)は仕事が終わると、草野広太(中村蒼)を呼び出し、「私は全部、戸籍のせいにするのは止めた。今はどうしようも無い状況でも、自分次第で未来は変わると思う。だから、草野君も頑張って」と告げて別れた。
その日、谷崎葉子(木村佳乃)が自宅に戻ってきた。谷崎玲(武井咲)と谷崎麻央(小芝風花)は、谷崎葉子に抱きついた。
一方、草野広太(中村蒼)はホテルの1室で、男から金を受け取っていた。男はシャツを着ると、「今日はこれで」と言い、部屋を出て行く。
翌日、谷崎玲(武井咲)は区役所へ行き、出生証明書や申述書を提出した。これで、戸籍を作る手続きに必要な書類が揃った。
すると、田所光子(濱田マリ)は「これを警察庁へ提出してください」と言い、書類を渡した。それは、DVやストーカー被害を受けた人に支援措置をするための書類であった。
そのころ、鮎川宏基(要潤)は立ち寄ったコンビニでフリーペーパー「シティーウォッチャー」を読んでいると、自転車でぶつかりそうになった女性が特集されていた。
鮎川宏基(要潤)が感心していると、女性の名前が谷崎玲(武井咲)であることに気づいて、驚くのであった。
第4話の感想は「中村蒼とRIKIYAはゲイ」をご覧ください。原作や主題歌は『「息もできない夏」の原作や主題歌』をご覧ください。