痴漢詐欺の犯人は工藤綾乃
工藤綾乃(くどう・あやの)が出演するTBS痴漢詐欺サークルドラマ「黒の女教師」の第3話「痴漢サギ-必殺学園愚か者!を蹴り倒す」の感想です。
第3話のあすじは「黒の女教師-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「黒の女教師」の第4話は、私立秀徳女子高校の女子高生・杏(工藤綾乃)と莉子(西野実見)による痴漢詐欺事件であった。
杏(工藤綾乃)らは痴漢詐欺サークルを結成ており、痴漢詐欺でサラリーマンなどからお金を騙し取っていた。杏(工藤綾乃)は痴漢詐欺サークルのリーダーのようだ。
痴漢は冤罪でも、冤罪の証明が難しいため、冤罪であったとしても、起訴されてしまえば、ほぼ有罪となるのが実情だ。
実際に数年前、神戸にある某大学・法学部の男子大学生が、痴漢詐欺事件で逮捕された事件が起きている。
おそらく、痴漢サークルのリーダー杏(工藤綾乃)のモデルは、痴漢でっち上げ事件で逮捕された法学部の男子大学生ではないだろうか。
男子大学生は交際中の女性と結託し、女性が地下鉄で痴漢被害を訴え、男子大学生が痴漢の目撃者となり、痴漢をでっち上げて、会社員の男性を逮捕させた。その目的は示談金だった。
この事件は女性が自首したため、痴漢詐欺事件が明るみに出たが、一説によると、明るみに出ないない痴漢詐欺事件は多いされている。
このような痴漢詐欺事件は、男性を痴漢の冤罪に陥れるだけで無く、本当に痴漢被害を受けている女性に痴漢被害を訴えにくくする心理的な弊害を与えるため、女性にとっても敵である。
さて、痴漢詐欺サークルのリーダー女子高生・杏(工藤綾乃)は、かわいい人だった。工藤綾乃は目元が、天才子役の谷花音に似ていた。
工藤綾乃が年上なので、「谷花音が工藤綾乃に似ている」と書くのが正しいのだが、谷花音の方が芸歴が長いので「工藤綾乃が谷花音に似ている」でも間違いでは無い。
工藤綾乃は谷花音に似ており、谷花音が大人になれば、工藤綾乃のようになるのかな、という印象を受けた。谷花音のお姉さんという感じもした。工藤綾乃と谷花音を姉妹にして、ドラマを作っても面白いかもしれない。
さて、杏(工藤綾乃)が運営する痴漢詐欺サークルは、儲かっているようだ。第3話だけで、サラリーマンから30万円を騙し取っていた。
高倉夕子(榮倉奈々)の課外授業の収入は、第1話で17万円、第2話で5万円、第3話で10万円で、計32万円だ。
1話あたりの収入で比べれば、圧倒的に杏(工藤綾乃)の方が稼いでいる。杏(工藤綾乃)は高倉夕子(榮倉奈々)よりも商才があるようだ。
高倉夕子(榮倉奈々)は課外授業を廃業して、杏(工藤綾乃)の痴漢詐欺グループに入れてもらった方が良いのではないか。
さて、杉本順平(西井幸人)は痴漢の容疑をかけられていたが、高倉夕子(榮倉奈々)の課外授業の結果、痴漢の容疑が晴れた。
しかし、杉本順平(西井幸人)はクラスメイトから変態ストーカーの烙印を押されたままである。
痴漢は冤罪だったが、佐伯江衣花(広瀬アリス)に対するストーカー行為には、単語帳という物的証拠があるため、ストーカー容疑は晴れていない。
今後の展開で、杉本順平(西井幸人)のストーカー行為をどのように処理すのかは、脚本家の腕の見せ所だろう。
さて、第3話で違和感が残ったのは、クラスメートの眼鏡っ子・梅原優(中条あやみ)が高倉夕子(榮倉奈々)に課外授業を依頼したシーンだ。
眼鏡の梅原優(中条あやみ)は、杉本順平(西井幸人)を冤罪とする理由について「他人に貸すためにノートを2つ用意している」「電車で英単語の勉強をしている」などを挙げ、「私の知っている杉本君は痴漢なんてするわけがありません」と主張した。
眼鏡の梅原優(中条あやみ)が杉本順平(西井幸人)に恋心を抱いていることを表しているシーンしれないが、梅原優は杉本順平が痴漢をしていないという根拠を何1つ挙げていないので、杉本順平(西井幸人)が痴漢をしていないという確信が得られなかった。
クラスメイトに言わなかったのは杉本順平(西井幸人)のプライドを守るためだと言っていたが、そのような感情論で冤罪を主張しても、クラスメイトは誰も信じてくれないと思う。
せめて、眼鏡の梅原優(中条あやみ)には、「杉本君は両手で単語帳を持っていたので、痴漢は出来ません」などと冤罪の根拠を述べて欲しかった。
第4話のあらすじは「黒の女教師-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌については『「夜の女教師」の原作や主題歌』をご覧ください。