無戸籍児の掲示板「ひまわり」のオフ会
江口洋介が出演するフジテレビの無戸籍児ドラマ「息もできない夏」の第5話「最悪の悪夢がやって来た…あの男がついに」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「息もできない夏-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
一方、谷崎玲(武井咲)は、無戸籍児の掲示板「ひまわり」のオフ会に参加していた。みんなが順番に自分の置かれている状況を話していく。
無戸籍児の女性・泉は、「一瞬でもなんな男の戸籍には入りたくなかった」と言い、母親を苦しめた男性の戸籍に入ることを拒否し、法廷で争っていることを話した。
オフ会が終わると、谷崎玲(武井咲)は区役所を訪れ、樹山龍一郎(江口洋介)に「私はこのまま戸籍を取って良いんでしょうか?お母さんを苦しめていた人の戸籍なのに」と相談した。
谷崎玲(武井咲)は「私は恵まれてるのかな。お母さんは反対しないし。戸籍を取ることを1番応援してくれている。だから、このままで良いんですよね」と尋ねると、樹山龍一郎(江口洋介)は「ああ」と答えた。
一方、片岡亜沙美(霧島れいか)が区役所を訪れると、区役所の出入口のところで、樹山龍一郎(江口洋介)が谷崎玲(武井咲)と楽しそうに話しているのを目撃した。
翌日、谷崎玲(武井咲)はティラミスの試作品を作るが、店長の安倍川衣里(橋本麗香)から「美味しいけど、オリジナリティーが無い。他で売っているのと同じよ」と言われてしまった。
その日の昼、谷崎玲(武井咲)は公園のベンチで弁当を食べながら、ティラミスのアイデアを考えていると、鮎川宏基(要潤)に「アップルパイは美味しかった」と声をかけられた。
鮎川宏基(要潤)はガラス細工職人で、最近、このあたりに引っ越してきたのだと言い、携帯電話につけていたリンゴのガラス細工を見せた。
谷崎玲(武井咲)は「リンゴ、大好きなんです」と喜ぶと、鮎川宏基(要潤)は「あげるよ。アップルパイのお礼」と言い、リンゴのガラス細工をプレゼントした。
リンゴのガラス細工を貰った谷崎玲(武井咲)は、「そうか、リンゴか。今、作っているティラミスに個性が無いって言われたんです。それでずっと考えてたんです」と話した。
洋菓子店「パティスリー・シャルロット」に戻った谷崎玲(武井咲)は、リンゴ入りのティラミスを試作に取りかかった。
その日、帰宅した谷崎玲(武井咲)は家族にティラミスの味見を頼む。谷崎葉子(木村佳乃)も谷崎麻央(小芝風花)も絶賛すると、谷崎玲は「これをくれた人に感謝しなくちゃ」と言い、リンゴのガラス細工を見せた。
リンゴのガラス細工を見た谷崎葉子(木村佳乃)は、一瞬、表情が曇った。
その後、谷崎玲(武井咲)は樹山龍一郎(江口洋介)にティラミスの試作品を持って行く。樹山龍一郎(江口洋介)は「元気になる味だ」と褒めてくれた。
翌日、谷崎葉子(木村佳乃)は警察の生活安全課へ行き、DV被害を受けていた時の写真を提出し、DV関連の手続きを行った。
その後、谷崎葉子(木村佳乃)は区役所を訪れ、警察で受け取ったDV関連の書類を提出すると、樹山龍一郎(江口洋介)は「これで正式な手続きに入れます」と教えた。
一方、谷崎玲(武井咲)は大きな荷物があるため、自転車を押して帰っていると、バランスを崩して自転車を倒してしまった。すると、通りかかった鮎川宏基(要潤)が自転車を起こしてくれた。
鮎川宏基(要潤)は「方向が同じだから」と言い、谷崎玲(武井咲)を自宅まで送ることにした。谷崎玲は「ティラミスにリンゴ飴を載せるんです。リンゴのガラス細工を見て思いついたんです」と話しながら、一緒に帰る。
谷崎玲(武井咲)はマンションに着くと、「ここで大丈夫です」と言って、鮎川宏基(要潤)と別れたが、谷崎玲(武井咲)はまた自転車を倒すと、鮎川宏基(要潤)は「やっぱり部屋まで運ぶよ」と声をかけた。
その後、谷崎葉子(木村佳乃)が帰宅すると、玄関に見慣れないスリッパがあった。
谷崎葉子(木村佳乃)は谷崎玲(武井咲)に「お客さん?」と声をかけると、谷崎玲は「この前にガラス細工を貰って人に、荷物を運んで貰っちゃった。お母さんからもお礼を言って」と言い、今に連れて行く。
谷崎葉子(木村佳乃)が居間へ行くと、鮎川宏基(要潤)の姿が飛び込んできた。鮎川宏基を見た谷崎葉子は「ダメ、逃げて。来ないで、来ないで」と言ってパニックに陥る。
鮎川宏基(要潤)は「済まなかった。人間として最低の行為をした。20年間、ずっと後悔してきた。思い出してくれ、俺たちは愛し合ってたじゃないか。やり直そう」と言って谷崎葉子(木村佳乃)に迫る。
谷崎玲(武井咲)はリンゴのガラス細工を投げつけ、「出てって」と抵抗すると、鮎川宏基(要潤)はガラス細工を拾って力なく出て行った。
部屋に残った谷崎玲(武井咲)は谷崎葉子(木村佳乃)に、「私は間違っていた。あんな人の戸籍には入りたくない」と言って泣き出した。
谷崎葉子(木村佳乃)は「私は大丈夫よ」と諭すと、谷崎玲(武井咲)は「私が嫌なの。だって、私はお母さんとお父さんの子供よ」と言って部屋を飛び出した。
そして、区役所を訪れた谷崎玲(武井咲)は、樹山龍一郎(江口洋介)に「書類を返してください。あたしは馬鹿だった。お母さんを苦しめた人の戸籍に入ろうとした私が馬鹿だった。もう、お母さんの悲しむ顔を見たくない。私は裁判をします」と告げたのであった。
第6話のあらすじは「息もできない夏-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
原作や主題歌は『「息もできない夏」の原作や主題歌』をご覧ください。