酒井貴宏（菅田将暉）の株価が暴落
菅田将暉が出演するフジテレビの株主総会ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の第6話「消えた三千億円!そのとき君はいない…」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「リッチマン、プアウーマン・第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
他方、朝比奈耀子（相武紗季）は「食材を無駄には出来ない。昼間に料理教室を開き、料理教室という名目で安い料金で食べて貰う」と提案し、対立しているシェフ乃木勇太（丸山智己）にも協力を求めた。
翌日、ネクスト・イノベーションが第5回定時株主総会を開催する。山下芳行（佐野史郎）は収支を報告するが、会場からは「社長を出せ」という怒号が飛び、日向徹（小栗旬）が壇上に立つ。
日向徹（小栗旬）は「無味なパフォーマンスよりも、話し合った方が賢明だ」だと言い、株主に意見を求めた。
日向徹（小栗旬）の責任を追求する罵声が飛ぶなか、1人の青年が立ち上がって話し始めた。
男（菅田将暉）は無職だったが、200万円をかき集めてネクスト・イノベーションの株を購入していた。最初はお金目当てだったが、日向徹（小栗旬）のビジョンを知る内に日向徹のファンになったのだという。
男（菅田将暉）は「時価総額3000億円は日向徹（小栗旬）に対する期待の表れだと思う。でも、みんな金のことしか言わない」と失望して席に座ると、日向徹（小栗旬）は男（菅田将暉）に名前を尋ねた。
男（菅田将暉）は「酒井貴宏です」と答えると、日向徹（小栗旬）は頭を下げ、「すまなかった。ありがとう、酒井貴宏さん。僕はあたなの名前を忘れない。貴方が託してくれた200万円という期待に応えられなくて悔しい」と謝罪した。
そして、日向徹（小栗旬）は「もう1度チャンスをください。必ず、世の中をよくする。パーソナルファイルはその第1歩です。僕は必ず成功させる。ネクスト・イノベーションの株は売らないでください。いつか貴方を喜ばせてみせる」と告げた。
酒井貴宏（菅田将暉）は笑顔になったが、会場からは罵倒と怒号が止まらず、日向徹（小栗旬）は会場を後にした。
その後、朝比奈恒介（井浦新）は日向徹（小栗旬）に「あの場でパーソナルファイルか。お前は不必要に敵を作る。お前はただのガキだ。パーソナルファイルだって、母親探しの延長なんだろ」と怒って立ち去る。
朝比奈恒介（井浦新）は自室に戻ると、誰かに電話をかけ、「今が底値だろ。買えるだけ買っておけ」と命じて笑った。4000円だったネクスト・イノベーションの株価は、320円になっていた。
一方、夏井真琴（石原さとみ）は、朝比奈恒介（井浦新）に罵倒されて落ち込んでいる日向徹（小栗旬）に声をかけた。
すると、日向徹（小栗旬）は、「澤木千尋は生きてるのか。それだけが知りたかった。別に会いたいとは思わない。母のことは切っ掛けに過ぎない。でも、拘ってたのかもしれない。朝比奈（井浦新）の言う通り、ガキの発想だ」と言い、自分に呆れた。
そこへ、秘書がやってきて、「総務省からの呼び出しです」と告げる。日向徹（小栗旬）は「僕が行けば余計な摩擦を生む」と言い、夏井真琴（石原さとみ）に「朝比奈（井浦新）と行ってくれ」と任せた。
総務省から帰ってきた朝比奈恒介（井浦新）は「業務改善命令の前に聞き取り調査があるだろう。報告書を作って直ぐに対応できるようにしておこう」と言い、夏井真琴（石原さとみ）と夜遅くまで会社で書類作成に励んだ。
そのようななか、朝比奈恒介（井浦新）は夏井真琴（石原さとみ）に「この間の事だけど、抱きついて、悪かったね。僕は冗談と思ってないんだけどね。君が日向のことばかりを見ていると、腹が立つんだ」と告げた。
そのころ、自宅で落ち込んでいた日向徹（小栗旬）は、夏井真琴（石原さとみ）のことを思い出し、夏井真琴の携帯電話に電話をかけるが、夏井真琴は出なかった。
日向徹（小栗旬）は電話を切ると、玄関のチャイムが鳴った。玄関を開けると、朝比奈耀子（相武紗季）が立っていた。
朝比奈耀子（相武紗季）は「家に行っても良い？」と尋ねると、日向徹（小栗旬）は「もう来てる」と笑う。
朝比奈耀子（相武紗季）は「貴方みたいな人に、いちいち許可を取っていたら、永遠に行けないと思って」と言い、部屋へ上がり込んだ。
リビングで2人が談笑していると、日向徹（小栗旬）の携帯電話が鳴った。日向徹（小栗旬）は「今度は何だ。粉飾決算でも見つかったか」と言い、電話に出ようとすると、朝比奈耀子（相武紗季）が止めた。
朝比奈耀子（相武紗季）は「今だけ忘れたら？迷ったのよ、これでも。弱っている男の家に来るなんて、最低。でも、好きだから来たの」と言い、日向徹（小栗旬）にキスをした。
日向徹（小栗旬）も朝比奈耀子（相武紗季）に腕を回し、キスし返した。電話は空しく鳴り続けている。
原作や主題歌は『「息もできない夏」の原作や主題歌』をご覧ください。
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