風間トオルが愛人の菜々緒を中丸雄一に押しつけて逃走
菜々緒が出演するフジテレビの愛人ドラマ「主に泣いてます」の第6話「涙が止まらない」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「主に泣いてます-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
その日の夜、紺野泉(菜々緒)は赤松啓介(中丸雄一)に、「短い間でしたが、お世話になりました」と礼を述べ、アパートを出て行くことを告げた。
紺野泉(菜々緒)は、緑川つね(草刈麻有)のことが心配なので赤松啓介(中丸雄一)のアパートを出るのだという。
その後、紺野泉(菜々緒)は、トキばあ(高泉淳子)の部屋に泊まっていると、青山仁(風間トオル)から電話がかかってきた。
青山仁(風間トオル)は「明日、全画展の受賞式がある。モデルなんだから、お洒落して、おいで。僕の作品も展示してあるから、見に来ると良い。それと、赤松君とフランスへ行ってきなさい。泉の旅費は僕が出してあげるから」と告げる。紺野泉(菜々緒)の瞳から、涙がこぼれ落ちる。
一方、赤松啓介(中丸雄一)も紺野泉(菜々緒)に電話をかけるが、紺野泉(菜々緒)は通話中だったため、留守番電話に繋がる。
赤松啓介(中丸雄一)は留守番電話に「明日の授賞式に来てもらえませんか。僕が描いた絵を貴女に観て欲しくて。だから、明日、待ってます」とメッセージを残した。
翌日、全画展の受賞式が始まる。赤松啓介(中丸雄一)はあたりを見回すが、紺野泉(菜々緒)の姿は見当たらなかった。
そのころ、紺野泉(菜々緒)は緑川つね(草刈麻有)に、「仁先生にフランスへ行けって言われた。仁先生の作品を観るのが怖い。他の人を描いていたとしたら、私…」と相談していた。
緑川つね(草刈麻有)は「だとしても2人の作品を観るんだ。これは、泉さんが仁先生を卒業できるチャンスだ」と告げた。
その後、新人賞に選ばれた赤松啓介(中丸雄一)が挨拶する順番がやってくる。赤松啓介(中丸雄一)が壇上で挨拶していると、紺野泉(菜々緒)が男子中学生のコスプレで授賞式に現れた。
紺野泉(菜々緒)と緑川つね(草刈麻有)が一緒に、青山仁(風間トオル)の作品を観に行くと、絵の前で青山仁(風間トオル)が立っていた。
青山仁(風間トオル)は「これが『愛の肖像』の新作だよ」と言い、絵の前から立ち退くと、絵が現れた。絵には椅子が描かれているだけで、紺野泉(菜々緒)の姿は無かった。
紺野泉(菜々緒)が「私が居ない」と泣くと、青山仁(風間トオル)は「さよならだ、泉。僕はもう、泉を描けない」と告げた。
その後、授賞式が終わった赤松啓介(中丸雄一)が、青山仁(風間トオル)の絵を観にやってきた。
赤松啓介(中丸雄一)は「泉さん(菜々緒)はこの作品を観たんですか?」と驚くと、青山仁(風間トオル)は「観たよ。そして、泉(菜々緒)に言ったよ。愛シリーズはもう終わりだって」と教えた。
青山仁(風間トオル)は「古今東西の芸術家は恋人をモデルにしたが、他人との共有は不可能なのさ。君の絵は僕の想像を超えていた。僕は君に負け、泉をも奪われた」と告げた。
赤松啓介(中丸雄一)が「それが、貴方の書いたシナリオですか。僕も馬鹿じゃ無い。泉さんを切るために僕を利用したことくらい分かってます」と答えると、青山仁(風間トオル)は走って逃げ出した。
赤松啓介(中丸雄一)が「図星なの?なんて人だ」と驚いていると、小桃宣親(加藤諒)が助けを求めにやってきた。紺野泉(菜々緒)が死ぬと言い出したのだという。
赤松啓介(中丸雄一)が屋上に駆け付けると、飛び降りようとしている紺野泉(菜々緒)を、緑川つね(草刈麻有)が必死に止めているところだった。
赤松啓介(中丸雄一)は飛び降りようとしている紺野泉(菜々緒)の腕を掴んで引きずり下ろすと、紺野泉(菜々緒)は「どうして止めるんですか。死なせてください」と泣いた。
すると、赤松啓介(中丸雄一)は「死んじゃダメです。生きて、モデルとして僕の作品に力を与えてください。一緒にフランスへ行きましょう。これからは、僕が貴女の居場所になりますから」と告げた。紺野泉(菜々緒)は、ただ泣きじゃくっていた。
その後、小桃宣親(加藤諒)が「良いの?」と尋ねると、緑川つね(草刈麻有)は「泉さん(菜々緒)が幸せだったら、俺はそれで良い」と答えた。
しかし、自宅に戻った緑川つね(草刈麻有)は、フランスの本を眺めながら、1人で泣いていた。
第7話のあらすじは「主に泣いてます-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌については『「主に泣いてます」の原作や主題歌』をご覧ください。