能年玲奈はサマーレスキュー
能年玲奈が出演するTBSの山岳医療ドラマ「サマーレスキュー・天空の診療所」の第6話「医学生の反乱」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「サマーレスキュー第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
翌日、木野憲太(菅田将暉)は天弧岳へ向かおうとするが、小山雄一(笹野高史)が「今日は止めておいた方が良い。午後から風がでそうだ」と止めた。。
井上幸治(山崎樹範)も「今日はやめておいた方が良い」と止めると、木野憲太(菅田将暉)は「分かりました」と中止を宣言して山小屋を出た。
しかし、その後、木野憲太(菅田将暉)は「俺を引き留めるための見え見えの口実だ」と言い、同じ研修医の鈴木真子(能年玲奈)と村田佳秀(小澤亮太)の2人を誘って、天弧岳に登った。
木野憲太(菅田将暉)ら3人は天弧岳に登ったが、天候は荒れず、「ほらみろ。おやっさんの予測もたまには外れるさ」と言っていると、突風が吹き、鈴木真子(能年玲奈)の帽子が吹き飛ばされた。
木野憲太(菅田将暉)が「俺が取ってくるよ」と言い、帽子を取りに行くと、突風が吹いた。木野憲太(菅田将暉)はバランスを崩して崖から転げ落ちた。
その後、倉木泰典(時任三郎)らが山小屋でコーヒーを飲もうとしていると、鈴木真子(能年玲奈)が飛び込んできた。
鈴木真子(能年玲奈)は、天弧岳で木野憲太(菅田将暉)が転落し、木が刺さったことを報告すると、速水圭吾(向井理)が「馬鹿野郎。命を助ける者が軽はずみな行動をするな」と叱りつけた。
速水圭吾(向井理)らは現場へ駆け付けると、木野憲太(菅田将暉)に刺さった枝を切り、木野憲太を担架で診療所へと運んだ。
速水圭吾(向井理)は稜ヶ岳診療所に戻ると、枝を抜き、縫合しようとすると、倉木泰典(時任三郎)は「待て、枝の折れ目が新しい。枝枝が体内に残っている」と指摘した。
平原あかり(小池栄子)が「洗浄を続けますか?」と尋ねると、倉木泰典(時任三郎)は「切開しよう」言い、手術に取りかかった。
その日の夜、木野憲太(菅田将暉)はみんなに礼を述べ、「本当にすみませんでした。怪我をして初めて、倉木先生(時任三郎)や速水先生(向井理)の凄さが分かりました。オペは凄かった」と頭を下げた。
すると、倉木泰典(時任三郎)は「オペの凄さなんてどうでもいい。医療に携わる人間が、命を粗末にしてどうする。お前たちは小山さん(笹野高史)の警告を無視して死にかけたんだぞ」と叱り、話し始めた。
医者という者は、生きている人間にメスを入れる事が認められた唯一の職業だ。その重みに耐えられるのか?
30年前、今日と同じように横風に煽られて、瀬尾という1人の研修医が滑落して死亡した。
その研修医には友達が2人居た。君たちのように3人はいつも一緒だった。そのときも、小山さんは「危険だから行くのは止めろ」と警告してくれた。
しかし、俺たちは知っている道だから、警告を無視して行った。あのとき、瀬尾じゃなく、俺や沢口(松重豊)が滑落してても不思議では無かった。俺たちが生き残ったのは、ただの偶然だった。
倉木泰典(時任三郎)が「お前らが生きているのは、ただの偶然なんだ」と告げると、金髪の研修医・木野憲太(菅田将暉)らは「すみませんでした」と頭を下げた。
倉木泰典(時任三郎)は「木野(菅田将暉)!木野!生きててくれて、ありがとう」と泣きだし、「すまん。頭を冷やしてくる」と言って、食堂を出た。
小山雄一(笹野高史)はみんなに、「確かに良いことばかりじゃ無い。色々な事があるさ。でも、ここで何かを感じて、成長して、巣立って、みんな立派な医者になってくれるんだよね。俺はそれが嬉しい」と話した。
その日の夜、平原あかり(小池栄子)が「元気で良かった。その傷なら、10日くらいで山を下りられるかな」と告げると、金髪の研修医・木野憲太(菅田将暉)は「下りません。最後までここに居ます」と答えた。
木野憲太(菅田将暉)が「国家試験に受かったら、医者として、またここに戻ってきます。速水先生(向井理)や倉木先生(時任三郎)みたいになりたいので、外科を目指します」と宣言すると、鈴木真子(能年玲奈)と村田佳秀(小澤亮太)も「私も」と同調した。
一方、速水圭吾(向井理)が倉木泰典(時任三郎)に「俺初めてしました。倉木先生と沢口先生(松重豊)にそんなことがあっただなんて」と話していると、小山遥(尾野真千子)がやってきた。
小山遥(尾野真千子)が「木野君(菅田将暉)が最後までみんなと一緒に頑張るって。速水先生や倉木先生の様な立派な外科医になって、またここに戻ってきたいって」と告げた。
速水圭吾(向井理)も「俺もまたここに戻って来ます」と告げると、倉木泰典(時任三郎)は「俺はこの山の診療所を閉めようと思う」と打ち明けたのであった。
原作や主題歌については『「サマーレスキュー・天空の診療所』の原作と主題歌」をご覧ください。