予言のトリックのネタバレ

ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」の第2話「霊能ブタの大予言」のあらすじとネタバレのトリックのネタバレ編です。あらすじは「小田霧響子の嘘の第2話あらすじ」をご覧下さい。

予知豚ピーちゃんが、地震を予知したのは偶然だった。2度目の予知で土砂崩れを当てたのは、飼育係の土井利幸(甲本雅裕)によるトリックだった。

飼育係の土井利幸は、予知豚ピーちゃんの予知映像をSDカードに入れた封筒に、鉛筆で自分の自宅の住所を書い何パターンもの予知を投函していた。

そして、実際に当たった予言が入った封筒の住所を消しゴムで消して、村役場に書き換え、土砂崩れで村役場が混乱している間に、こっそりと村役場に置いたのだった。

村役場で保管していた予知が入っていた封筒は、住所が修正液で修正してあった。小田霧響子はそこからトリックを見抜いた。

郵便局は仕分けする時、郵便物に目に見えない特殊なバーコードを入れる。予知の入っていた封筒は、このバーコードの上に修正液が使用していたため、住所を書き換えた証拠となった。

予知豚ピーちゃんと対決した小田霧響子(石原さとみ)は、予知のトリックを逆手に取り、偽の朝刊を投函し偽の情報を与え、飼育係の土井利幸に外れた予言を封筒で送らせていた。

土井利幸は霊能力番組「オカールトーク」で予知豚ピーちゃんの「羽蘇山脈で雪崩が起きる」という予知を発表するが、予知は外れていた。

一方、小田霧響子は「ピーちゃんが雪崩の予知をする。そして予知は外れる」と予知していた。予知能力勝負は小田霧響子に軍配が上がった。

ピーちゃんが飼われている「くさみ村ふれあいパーク」は経営が悪化し、ピーちゃんは売られることになった。ピーちゃんが売られる当日、飼育係の土井利幸はピーちゃんを可愛がっていた少女のために、ピーちゃんを動画撮影していた。

その時、小屋を逃げ出したピーちゃんが偶然、新聞の「地震」という文字をかじった。その直後に地震が発生した。このため、飼育係の土井利幸はピーちゃんを守るために、予知豚として売り出したのだった。

小田霧響子は予知豚ピーちゃんが、地震を予知した時の新聞を取り出し、ピーちゃんがちぎったように、地震の文字を切り取った。そして、裏がした。地震の裏側には「ありがとう」という文字が書かれていた。

小田霧響子はピーちゃんに予知能力はないが、もっと素晴らしい能力があると言い、「ピーちゃんは地震を予知したのではない。飼育係の土井利幸や仲の良かった少女に『ありがとう』と言いたかったのです」とピーちゃんの言葉を代弁した。

しかし、小田霧響子が「ありがとう」という文字を切り取った新聞は、小田霧響子が作った偽の新聞だった。「霊能力者 小田霧響子の嘘の感想」へつづく。

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