リッチマン、プアウーマン-最終回のあらすじとネタバレ
石原さとみが出演するフジテレビのNEXT INNOVATIONドラマ「リッチマン、プアウーマン」の最終回(第11話)「最終回・君のもとへ…二人の未来」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。
第10話のあらすじは「リッチマン、プアウーマン第10話のあらすじとネタバレ」をご覧ください
リッチマン、プアウーマンの原作や主題歌は『「リッチマン、プアウーマン」の原作や主題歌』をご覧ください。
■リッチマン、プアウーマン-最終回のあらすじ
製薬会社に就職することにした夏井真琴(石原さとみ)の勤務地が決まった。勤務地は何とブラジルだった。ブラジルに、リオデジャネイロ連邦大学との共同開発室があるのだという。
夏井真琴(石原さとみ)は新会社「ワンダー・ウォール」に荷物を取りに行くと、安岡倫哉(浅利陽介)がワンダー・ウォールのCEO(最高経営責任者)になっていた。
夏井真琴(石原さとみ)は自分の荷物を受け取るが、写真が見つからないため、「写真はありませんでしたか?写真立てに入ってた」と尋ねると、安岡倫哉(浅利陽介)は「バタバタしてたんで。探しておくね」と答えた。
一方、拘置所の刑務官(ベンガル)は、朝比奈恒介(井浦新)の部屋に夕刊を差し入れ、「今日の夕刊はどうしても、見てくれって。いつもの男が言ってたぞ」と告げた。
夕刊には、日向徹(小栗旬)がネクスト・イノベーションの社長に復帰した記事が載っていた。朝比奈恒介(井浦新)は、夕刊を読んで「あいつ、なにやってんだ」と呟いた。
その日、夏井真琴(石原さとみ)はネクスト・イノベーション本社ビルの前まで来るが、「何やってるんだろう。会っちゃったらどうするの」と言い、引き返そうとすると、日向徹(小栗旬)と会ってしまった。
夏井真琴(石原さとみ)は日向徹(小栗旬)と離れてベンチに座る。夏井真琴(石原さとみ)が「大変そうですね」と尋ねると、日向徹(小栗旬)は「今度ばかりは打つ手が無いかもしれない」と弱音を吐いた。
夏井真琴(石原さとみ)は「ダメですよ。日向徹(小栗旬)と朝比奈恒介(井浦新)が揃うのを楽しみ似ている人も居るんですよ。私は見られませんけど。勤務地が決まったんです。いきなりブラジルなんて笑えるんですけどね」と笑った。
日向徹(小栗旬)が「なんだそれは。行くのか?」と驚くと、夏井真琴(石原さとみ)は「行くに決まってるじゃないですか。それじゃー、またどこかで」と言い、立ち去ろうとする。
すると、日向徹(小栗旬)は「一流企業に就職した途端、それか。ブラジル?確かに笑えるな。お前の仕事は、そんなところに行ってまでする仕事か。ただ標本を眺めて記録するだけの単純作業じゃないか」と呼び止めた。
夏井真琴(石原さとみ)は「よかったですね。そちらはクリエイティブで。パーっと思いついたことをやって何億円。だから、新聞に胡散臭いなんてかかれるんですよ」と言い返した。
日向徹(小栗旬)は「でも、僕にしか出来ない仕事だ。お前の仕事は誰にでも出来る」と反論する。
夏井真琴(石原さとみ)は「誰にでも出来る仕事ですよ。だから呼ばれたんですよ。ブラジルでも何処でも行きますよ」と言って、立ち去った。
翌日、朝比奈恒介(井浦新)がネクストイノベーションの新聞記事を読んでいると、刑務官(ベンガル)が「そんなに気になるか。だったら、直接、聞けば良いじゃ無いか」と告げた。
朝比奈恒介(井浦新)はこれまで、面会を拒否し続けていたが、日向徹(小栗旬)の面会に応じる。
朝比奈恒介(井浦新)が「ネクストイノベーションは捨てろ。お前はやり直せる」と告げて立ち去ろうとすると、日向徹(小栗旬)は「絶対に捨てない。だから、帰ってこい」と告げた。
すると、朝比奈恒介(井浦新)は土下座して、「本当にすまなかった」と謝罪した。日向徹(小栗旬)は、ただ黙って拳を突き出した。
その日の夜、夏井真琴(石原さとみ)が寝ていると、日向徹(小栗旬)から電話がかかってきた。
日向徹(小栗旬)は「この間は、悪かった。人の仕事を馬鹿にするなんて、最低だった。ブラジルなんて言うから、驚いたんだ。すまなかった」と謝罪した。
夏井真琴(石原さとみ)も「私も胡散臭いなんて言って、ごめんなさい」と謝罪した。
日向徹(小栗旬)は「あと、朝比奈に会えた。それだけだ。寝ろ」と言って切ろうとすると、夏井真琴(石原さとみ)は「今、あの部屋(社長室)に居るんですか」と尋ねた。
日向徹(小栗旬)は「ああ」と答えると、夏井真琴(石原さとみ)は「懐かしいな。そんなに経っていないのに」と懐かしがった。
日向徹(小栗旬)は「来てみないか」と誘うが、夏井真琴(石原さとみ)は「まだ、仕事が…」と断った。
日向徹(小栗旬)は「俺も仕事があるから、朝まで居る。ずっと居る」と誘うと、夏井真琴(石原さとみ)は「じゃー、仕事が終わったら、行きます」と約束した。しかし、夏井真琴は来なかった。
翌朝、日向徹(小栗旬)は夏井真琴(石原さとみ)に電話して「仕事が終わらなかったのか?」と尋ねると、夏井真琴(石原さとみ)は「会いたくないんです。すみません。行けません」と答えた。
日向徹(小栗旬)は「会いたくないって、なんだ。それでブラジルか?」と怒ると、夏井真琴(石原さとみ)は「日向さんのことが好きすぎて辛いんです。だから、もう会いません。さようなら」と言って電話を切った。
その後、上司が「顔合わせがあるから、先にブラジルに行かないか?」と尋ねると、夏井真琴(石原さとみ)は「いきます」と答えた。そして、携帯電話から日向徹(小栗旬)の電話番号を削除した。
一方、日向徹(小栗旬)は朝比奈恒介(井浦新)と面会し、「教えてくれ。好き過ぎて辛いって、何だ」と尋ねると、朝比奈恒介(井浦新)は笑い出した。
朝比奈恒介(井浦新)は「夏井さん(石原さとみ)か。お前は、夏井さんが来てから、俺の言うことを聞かなくなった。俺は嫉妬してたんだ。彼女に。お前に『失望した』と言われたときはショックだった。でも過去の話した。借りは返す」と告げた。
そして、朝比奈恒介(井浦新)は「好きすぎて辛いって事は、お前の気持ちが知りたいってことだ」と教えると、日向徹(小栗旬)は「でも、会いたくないって言われたぞ」と困惑する。
朝比奈恒介(井浦新)は「そこから先は自分で考えろ。会社はどうなった」と尋ねると、日向徹(小栗旬)は「そっちは大丈夫だ」と答えた。
ある日、日向徹(小栗旬)はJIテックの役員会議に出席し、「パーソナルファイルを作らせてください。権利も利益も放棄します。その代わり、賠償金を減額してください」と頭を下げた。
役員が「減額しても、賠償金を払えば、お宅は資金がゼロだ。どうやってパーソナルファイルを立て直すんだ」と質問した。
日向徹(小栗旬)は「資金はJIテックさんからお借りします。借りるというのも面倒だな。50億円をください。僕たちが倒産すれば、貴方方は1円も取り返せない。でも、僕隊の話に乗れば、100年規模の事業が手に入る。完成すれば、人々の基盤になる。インフラになるんです」と告げた。
すると、JIテックの社長(石坂浩二)が「面白いことを言うね。でも、何の実績も無いのに、金は出せません。どうでしょう、まず、パーソナルファイルの運用実験をやるというのは。それに成功すれば50億円を出しましょう。ただ、1週間で出来ますか」と尋ねた。
日向徹(小栗旬)は「3日で出来る。嘘です。2週間、頂けますか」と答えた。
日向徹(小栗旬)はネクストイノベーションに戻ると、直ぐにパーソナルファイルの開発に取りかかった。しかし、資金ゼロで短期間に開発しなくてはいけないため、ネクストイノベーションは大混乱していた。
そこへ、新会社「ワンダー・ウォール」へ移籍したプログラマー小川聡史(中村靖日)ら3人が助っ人に駆け付けた。
小川聡史(中村靖日)は「僕たちが来ても、状況は分からないだろうけど、パーソナルファイルと聞けばね」と言い、早速、パーソナルファイルの開発に取りかかる。
すると、日向徹(小栗旬)は「グラハム・ベルはどうして電話を作った。事実はわからない。でも、僕はこう思う。遠くに居る恋人が聞きたかった。メールに写真を付ける機能も同じだ。離れている人と同じ物を見て、喜んだりしたい。そう思ったから作ったはずだ。ITの中心にはいつも人間が居るんだ」と話した。
そして、日向徹(小栗旬)は「僕らの仕事は大切な人を思うことから始まるんだ。君たちにもそういう人が居るだろ。だった、その人の為に作ろう。ここで」と檄を飛ばした。
さらに、日向徹(小栗旬)は、朝比奈恒介(井浦新)がペンキで塗りつぶしたウォール(壁)に「NEXT INNOVATION」と書き、「次なる革新は、君たちの中にある」と社員を鼓舞した。
「リッチマン、プアウーマンの最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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