リッチマン、プアウーマン-最終回の感想
石原さとみが出演するフジテレビのNEXT INNOVATIONドラマ「リッチマン、プアウーマン」の最終回(第11話)「最終回・君のもとへ…二人の未来」の感想です。
最終回のあらすじは「リッチマン、プアウーマン-最終回のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■リッチマン、プアウーマン-最終回の感想
リッチマン、プアウーマンは、第10話の夏井真琴(石原さとみ)の心境が理解できなくなったので、最終回の感想は特に無い。
第10話で夏井真琴(石原さとみ)が日向徹(小栗旬)から離れて製薬会社に就職することにした心境が、私には今ひとつ理解できなかったので、最終回も感情移入が出来なかった。
第10話で夏井真琴(石原さとみ)の心理描写をもっと丁寧にしておけば、最終回も感情移入が出来たかもしれない。
さて、ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の脚本家・安達奈緒子は、2011年1月期の月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」を手がけた脚本家だ。
ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」は、前半がミステリードラマで、後半が恋愛ドラマという、2本のドラマを1本にしたような謎作であった。
今回のドラマ「リッチマン、プアウーマン」も、恋愛ドラマの間にIT企業「ネクスト・イノベーション」のストーリーを挟んで、2本のドラマを1本にしているように感じた。
そして、ネクスト・イノベーション編から恋愛ドラマへ転換するポイントが、第10話だった。第10話から急に別のドラマになったように感じた。
第10話での夏井真琴(石原さとみ)の心理描写が不足していたため、、夏井真琴(石原さとみ)が日向徹(小栗旬)から離れて製薬会社に就職する行為は、単なる恋愛の障害を作るためだけのイベントにしか思えなかった。
わざわざ、最後の2話で恋愛に障壁を作って恋愛ドラマにしなくても、ネクスト・イノベーション編のまま最終回を迎えた方が良かったと思う。
さて、日向徹(小栗旬)は顔と名前が覚えられないという病気「心因性認識不全症候群」だったが、日向徹(小栗旬)が心因性認識不全症候群発症した経緯は分からなかった。
日向徹(小栗旬)は最終回でネクストイノベーションの社員37人の名前を言い当てていたので、心因性認識不全症候群は完治したのか、改善に向かっているのであろう。
ただ、日向徹(小栗旬)が改善に向かった理由は、夏井真琴(石原さとみ)と出会ったからか、母・澤木千尋(萬田久子)と再会したためか、よく分からなかった。
また、寺の住職・笛木匡正(中原丈雄)については謎のままで、日向徹(小栗旬)との関係については不明のままに終わった。
最終回は、ボールペンの開発者・青山誠人(片岡鶴太郎)も登場しなかったし、株主総会でなけなしの金で株を買ったと言っていた金髪の無職・酒井貴宏(菅田将暉)も登場しなかった。
総務省の事務次官・藤川真沙子(大地真央)も最終回に登場しなかったので、最終回は大団円という感じがしなかった。
最終回を夏井真琴(石原さとみ)と日向徹(小栗旬)の恋愛ドラマにするのであれば、もう少し心理描写を丁寧にして欲しかった。テンポが良いと言うよりも、詰め込み過ぎの最終回になっていたのが残念だった。
さて、朝比奈耀子(相武紗季)については、心境が良く分からないのだが、逮捕された朝比奈恒介(井浦新)を見直したらしく、レストランのトップからナンバー2に退いた。
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」は粗も多かったが、日向徹(小栗旬)が空港で夏井真琴(石原さとみ)にキスをするという月9の定番の結末だったので、良かったのではないかと思う。
さて、ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の次に始まる月9ドラマは木村拓哉が主演する極貧貧乏生活ドラマ「PRICELESS(プライスレス)」だ。
織田裕二が1994年7月期のドラマ「お金が無い」で貧乏生活を送っていた。今度は木村拓哉が貧乏生活を送るので、どのようなドラマになるのか楽しみだ。
ドラマ「PRICELESS(プライスレス)」の原作や主題歌は「PRICELESS(プライスレス)の原作と主題歌」をご覧ください。
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の原作や主題歌は『「リッチマン、プアウーマン」の原作や主題歌』をご覧ください。
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コメント欄
確かに回収しきれてない伏線が多々有りましたね。
こういったまとめがあると客観的に何が良かったのか、悪かったのかがひと目で分かるので大変便利です。
これからも解説・まとめ頑張ってくださいm(_ _)m
リッチマン おっても面白かったです。ぼく って言っているところが、キュンキュンしました。とってもかわいかったです。