黒の女教師-最終回のあらすじとネタバレ
榮倉奈々が主演するTBSの学園ドラマ「黒の女教師」の最終回(第10話)「さよなら黒の女教師!愚か者の謎が明らかに涙の別れ」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。
原作や主題歌については『「黒の女教師」の原作や主題歌』をご覧ください。
■黒の女教師-最終回のあらすじ
愚か者ハイキックを交わした戸田トシオ(ジャニーズJr.の松村北斗)は「俺は水野葵の弟だ。愚か者はお前だ。ねーちゃんは何で死ななければ、ならなかったんだ」と言い、高倉夕子(榮倉奈々)に詰め寄った。
そこへ、騒ぎに気付いた校長・芹沢(南果歩)がやってくる。校長室へ戻って事情を訊いた芹沢(南果歩)は、戸田トシオ(松村北斗)に2週間の停学を言い渡した。
戸田トシオ(松村北斗)は「水野葵の事件を再調査してくれ。高倉(榮倉奈々)たちに殺されたんだ」と訴えた。
しかし、校長・芹沢(南果歩)は「水野さんの件は、警察の調べで事故という結論が出ています。水野葵が落ちたとき、目撃者は居なかった。雨も激しく降っており、証拠も無い。再調査は難しいと思います」と拒否した。
その後、校長・芹沢(南果歩)は、高倉夕子(榮倉奈々)らが集まってカードゲームをしている美術準備室を訪れ、「問題が起こるまではと、気付かないふりをしていました」と告げた。
高倉夕子(榮倉奈々)は「懲戒免職は覚悟していました」と答えたが、校長・芹沢(南果歩)は「そういうわけにはいきません。女子バレー部が全国大会進出を決めました。今、不祥事を公にするわけにはいきません」と告げた。
翌日、青柳遥(木村文乃)は校長・芹沢(南果歩)に「水野さんの件を再調査してください」と訴えたが、校長・芹沢(南果歩)は「課外授業を口外したいよう、生徒達に口止めしてください」と命じた。
その後、青柳遥(木村文乃)が3年D組に入ると、生徒が「戸田君(松村北斗)が休みなんですか?」と尋ねた。
青柳遥(木村文乃)が「戸田君(松村北斗)は2週間の停学になりました」と教えると、生徒は高倉夕子(榮倉奈々)らの処分について尋ねた。
青柳遥(木村文乃)は、高倉夕子(榮倉奈々)は研修に出たため休暇、内田すみれ(市川実日子)は病気療養、藤井彩(小林聡美)は休暇を取ったことを伝えた。
すると、野間薫(杉咲花)が「戸田君(松村北斗)だけを処分して、課外授業は無かったことにするんですか」と騒ぎ出した。
しかし、男子生徒は「頼むよ。女子バレー部は全国大会が決まったんだ。あいつら必死に練習したのに、課外授業がバレたら、全国大会に出られなくなる。俺らのせいで、そんなことになったら、2度と学校に来られなくなる」と言って騒ぎを止めた。
その後、青柳遥(木村文乃)は近藤剛(モロ師岡)から話を聞く。近藤剛(モロ師岡)によると、水野葵は死ぬ直前にバレー部を辞めて美術部へ転部し、水野葵の死体を発見したのは高倉夕子(榮倉奈々)だったのだという。
一方、高倉夕子(榮倉奈々)はプールサイドのベンチに座って、昔のことを思い出していた。
プールに浮かぶ水野葵は「苦しみが流れる気がする。先生、学校を辞めて良い?」と尋ねたが、高倉夕子(榮倉奈々)は「頑張ろう」と答えていた。
他方、落内福子(トリンドル玲奈)は内田すみれ(市川実日子)に、「あの日、水野さんが階段を上がっていく後ろ姿を見たの。声をかけてればって、ずっと後悔してたんだ」と話した。
そして、落内福子(トリンドル玲奈)は「でも、勘違いだと分かったの。藤井先生(小林聡美)の絵を見せてもらったの。調べたら、私が見たのは長嶋瑞穂(中西美帆)さんって人だった」と教えた。
そのころ、戸田トシオ(松村北斗)は長嶋瑞穂(中西美帆)の部屋を訪れ、「罪を償ってください。償い方は分かるでしょ」と告げた。
その日の夜、内田すみれ(市川実日子)は長嶋瑞穂の父親(榎木孝明)に会い、「4年前、水野葵さんが亡くなった話し。あの日、2人で旅行へ行く予定だったのに、娘さんと会うって、中止になったでしょ。本当に会ってた?」と尋ねた。
すると、長嶋瑞穂の父親(榎木孝明)は「瑞穂(中西美帆)はずぶ濡れになって帰ってきた。『水野さんを殺した』って、そう言ってた」と打ち明けた。
長嶋瑞穂の父親(榎木孝明)と別れた内田すみれ(市川実日子)は、藤井彩(小林聡美)とお茶を飲んでいると、長嶋瑞穂の父親(榎木孝明)から電話がかかってきた。
引きこもりになって4年間1度も外出したことのない長嶋瑞穂(中西美帆)が居なくなったと言うことだった。
高倉夕子(榮倉奈々)らが学校の屋上へ駆け付けると、長嶋瑞穂(中西美帆)が屋上から飛び降りようとしていた。そして、長嶋瑞穂の後ろには戸田トシオ(松村北斗)が立っていた。
戸田トシオ(松村北斗)は高倉夕子(榮倉奈々)に、「俺はただ、償って欲しいだけです。どう償うかは、彼女が決めることです。仕方ないでしょう。貴女たち教師は、誰も教えてくれない」と告げる。
すると、長嶋瑞穂(中西美帆)は「教えられるわけが無いよ。先生たちは本当の事を知らないんだから」と言い、話し始めた。
長嶋瑞穂(中西美帆)と水野葵は仲が良かったが、長嶋瑞穂(中西美帆)の彼氏が水野葵のことを好きになり、彼氏は長嶋瑞穂(中西美帆)と別れて水野葵と付き合うようになった。
長嶋瑞穂(中西美帆)は「水野葵に彼氏を取られた」と言い被害者ぶっていたら、噂が広がり、水野葵はみんなから批判されるようになった。
長嶋瑞穂(中西美帆)は本当のことを言えば、今度は自分が悪者になるため、嘘だとは言い出せなくなった。水野葵は噂を否定せずに黙っていてくれたが、見かねた彼氏が本当の事を話した。
その日の夜、長嶋瑞穂(中西美帆)は「もう学校には居られない。死にたい」と思い、学校の屋上から飛び降りようとしたところ、水野葵がやって「死なないで」と自殺を止めた。
長嶋瑞穂(中西美帆)は自殺を中止しようとしたが、雨が降っていたため足が滑って転落しそうになった。このため、水野葵は長嶋瑞穂(中西美帆)を助けて、入れ替わりになって転落してしまったのだった。
「黒の女教師-最終回のあらすじとネタバレ後編」へ続く。