サマーレスキュー・最終回のあらすじとネタバレ

向井理が出演するTBSの稜ヶ岳(りょうがたけ)ドラマ「サマーレスキュー・天空の診療所」の最終回(第10話)「診療所最後の日。そして感動のラストへ」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。

第9話のあらすじは「サマーレスキュー第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

原作や主題歌については『「サマーレスキュー・天空の診療所』の原作と主題歌」をご覧ください。

■サマーレスキュー最終回のあらすじ
小山雄一(笹野高史)は手術中にVF(心室細動)を起こして心肺が停止するアクシデントに見舞われたが、速水圭吾(向井理)の処置により、手術は成功した。

その後、小山雄一(笹野高史)が目覚めると、小山遥(尾野真千子)らが集まっていた。

小山雄一(笹野高史)が「山の診療所は?」と尋ねると、速水圭吾(向井理)は「すみません。自分の力が足りず、診療所は今年で閉鎖と決まりました」と報告した。やがて、山を下りた小山雪乃(三浦理恵子)も病室に駆け付けた。

ある日の夜、速水圭吾(向井理)は沢口光香(市川由衣)を呼び出して、「明日、また山に行く。色々とごめん。俺は真剣に光香のことを…」と話す。

すると、沢口光香(市川由衣)は言葉を遮るように、「良いの。最後にもう1度だけ会いたかったから。圭吾さんは私のことが好きだった。でも、もっと山の診療所が好きだった。圭吾さんは不器用だから。さようなら」と言って、立ち去った。

稜ヶ岳診療所の閉鎖前日、速水圭吾(向井理)が再び稜ヶ岳(りょうがたけ)の山小屋を訪れた。先に戻っていた倉木泰典(時任三郎)も快く迎え入れてた。

倉木泰典(時任三郎)が山小屋の食堂で最後のコーヒーをみんなに振る舞っていると、急患の知らせが入った。沢で滑落した3人が稜ヶ岳診療所に運ばれてきたというのだ。

速水圭吾(向井理)と倉木泰典(時任三郎)は、運び込まれてきた3人を処置して送り出すと、小山遥(尾野真千子)は「あの人達が、山の診療所で最後の患者になるかも知れませんね」とため息をついた。

すると、井上幸治(山崎樹範)が「最後に記念写真を撮りましょう」と言い出した。みんなが稜ヶ岳診療所の前で集合写真を撮影していると、沢口哲夫(松重豊)がやってきた。

沢口哲夫(松重豊)は「30年前、稜ヶ岳診療所の看板を取り付けたのは私だ。外すところも見届けるべきかと思ってね」と告げた。

稜ヶ岳診療所の看板は、倉木泰典(時任三郎)が筆を入れ、沢口哲夫(松重豊)が看板を取り付けたのだという。

稜ヶ岳診療所の最終日、医大生・木野憲太(菅田将暉)は「沢口先生(松重豊)は何しに来たんだよ。自分が潰す診療所なんかにさ」と愚痴ると、医大生・村田佳秀(小澤亮太)が「長い診療所の中には、俺たちの知らない事情があるっじゃないの」と答えた。

倉木泰典(時任三郎)と沢口哲夫(松重豊)が洋連岩に登ると、速水圭吾(向井理)が先に来ていた。

倉木泰典(時任三郎)が「この場所を知ってたんだ」と驚くと、速水圭吾(向井理)は「遥さん(尾野真千子)から教えて貰ったんです。願いが叶うらしくて。先生方は?」と尋ねた。

すると、沢口哲夫(松重豊)は「遥さん(尾野真千子)のお母さんが事故に遭った日、来ようとしていた場所だそうだ。事故に遭った日の朝に下山した医者は私だ」と教えた。

続いて、倉木泰典(時任三郎)は「そして、夕方までに間に合わなかった医者は俺だ」と打ち明けた。

速水圭吾(向井理)は、小山遥(尾野真千子)が「母が怪我した時、診療所に医師が不在で。倉木先生が悪いわけじゃない。母の運が悪かったんです。山に医師がいなかったほんの数時間」と話していたことを思い出し、手を合わせた。

一方、小山雪乃(三浦理恵子)は入院中の小山雄一(笹野高史)に、「実は教えて貰いたいことが1つあるの。紀子(前妻)さんの日記、あれ今でも毎年、山に持って行ってるでしょ。どうしてなの?」と尋ねた。

すると、小山雄一(笹野高史)は「あの日記はお守りみたいなもんだ。最後のページが特にね。あれが、山のみんなを守ってくれる、そんなような気がしてね。それで毎年、持って行ったんだ。最後のページ。アイツが死んでしまう直前に書いたページ」と答えた。

そして、小山雄一(笹野高史)は「倉木君(時任三郎)も沢口君(松重豊)も瀬尾君の分まで頑張ろうと、無理をしているというか、空回りしている時期が1年も続いたんだ。紀子は2人を心配してね。それで、瀬尾君の1周期の日に、願い事が叶うという洋連岩に登ったんだ」と教えた。

そのころ、ダンスにあった母・紀子のノートを見つけて読んでいた小山遥(尾野真千子)は、洋連岩から戻ってきた倉木泰典(時任三郎)にノートを見せた。

ノートには「明日、洋連岩までお願いをしに行こう。倉木君(時任三郎)と沢口君(松重豊)が心優しいお医者さんになって、沢山の命を救ってくれるように私は祈ろう」と書いてあった。

小山遥(尾野真千子)は「それを読んだとき、とても嬉しくて。母はやはり自慢の母でした。心優しい自慢の母でした。速水先生、もし、母が生きていたら、速水先生のためにあの山に行ったんじゃないでしょうか」と告げた。

そして、小山遥(尾野真千子)は速水圭吾(向井理)に、「私は母の意志を継いで、先生に言います。立派なお医者さんになって、沢山の命を救ってください」と告げた。

サマーレスキュー・最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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