渡瀬満が田尻勝男を日本刀で斬り殺す
ドラマ「モリのアサガオ」の第1話「新人刑務官と死刑囚心動かす“絆”物語」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「モリのアサガ第1話のあらすじ」からのつづきです。
その後、渡瀬満(ARATA)と妹の2人は親戚に引き取られたが、直ぐに施設「竹の花園」に預けられた。2年後、田尻勝男の判決が確定した。判決は死刑ではなく、懲役12年だった。
渡瀬満は、死刑にならなかった田尻勝男に復讐するため、妹を置いて施設「竹の花園」を出て働いた。渡瀬満は、田尻勝男は出所したら死んだ妻の母親が預かっている娘に会いに来ると考え、田尻勝男の妻の母親の自宅近くにある工場で働きながら、田尻勝男を待ち伏せた。
10年後の雨が降る日の夜、渡瀬満は日本刀で田尻勝男を斬り殺して復讐を果たした。しかし、田尻勝男はコートの中に娘を抱えており、渡瀬満の1太刀は、娘まで斬り殺してしまった。渡瀬満は現場から逃走し、1年後に出頭したのだった。
便せんを要求する死刑囚の香西忠伸(中村獅童)は、不良グループのリーダーで、恐喝や窃盗などを繰り返していた。ある日、グループを抜けようとした少年3人をリンチの末に殺害した。事件の主犯格だった香西忠伸は死刑判決を受けた。
死刑囚舎房に入った香西忠信は、最初は荒れていたが、やがて反省し、被害者遺族へ謝罪の手紙を書き続けていた。
ある日、香西忠信に被害者遺族から初めて返事が来た。及川直樹が手紙を渡す。及川直樹(伊藤淳史)は「これでもう、毎日、手紙を書かなくてもいいんですよね」と声をかけた。
翌朝、及川直樹が巡回すると香西忠信が便せんを口の中に詰めて倒れていた。香西忠信は自殺を図ったが、命は助かった。
若林勇三(塩見三省)は、自分の言葉により自殺を図ったと悩んで及川直樹に対して、香西忠信に会ってこいと命じた。
香西忠信は及川直樹に「嬉しかったんだ。手紙を貰って。お詫びの気持ちを7年間書き続けて、初めて返事を貰った。それで、もう一度、手紙を書こうと思った。でも、今まで以上のお詫びの言葉も思いつかず、何を書いて良いのか分からなくなった」と自殺の動機を明かした。
ある日、憧れのヒロー渡瀬満(ARATA)が東京西拘置所へ送られてきた。「モリのアサガオの感想とネタバレ」へつづく。