実話-新島八重に馬鹿にされた新島襄の趣味
NHK大河ドラマ「八重の桜」のモデルとなる新島八重の生涯をあらすじとネタバレで紹介する「実話-新島八重の桜」の京都編「実話-新島八重に馬鹿にされた新島襄の趣味」です。
このページは「新島八重が激怒した新島襄のジンジャーブレッド事件のあらすじとネタバレ」からの続きです。
実話「新島八重の桜」の目次は『実話「新島八重の桜」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。
■新島襄は狩猟が下手だった
新島襄の趣味は狩猟だった。病気がちな新島襄は、医者の勧めで狩猟を始めたことが切っ掛けで、よく狩猟へ出かけていた。
しかし、下手の横好きとは良く言ったもので、新島襄は狩猟へ行っても、何も捕れない日がほとんどだった。このため、狩猟の帰りに鴨2羽を買って帰ってきたこともあった。
一方、妻の新島八重は、会津藩の砲術師範の山本権八の娘である。鉄砲は新島八重のお家芸で、会津戦争では7連発スペンサー銃を担いで若松城に籠城し、新政府軍を手こずらせた程の腕前である。
新島八重は、狩猟へ行っても、いつも手ぶらで帰ってくる新島襄を「鳥を撃つより、追いに行く」と馬鹿にしていた。
■新島襄は犬好きだった
新島襄は犬が好きでいつも2~3匹の犬を飼っていた。新島襄は2階の窓から、庭で走りまっわっている犬を見るのが好きだった。
新島襄は狩猟が好きだったためか、晩年は狩猟犬(ビーグル犬)の「弁慶号」を飼っていた。この弁慶号が同志社のマスコットキャラクター「Ben-K(べんけい)」がモデルとなっている。
狩猟犬(ビーグル犬)の「弁慶号」が有名なので、新島襄の愛犬は弁慶号だけと思われがちだが、他にも犬を飼っていた。
■新島襄は寒梅が好き
新島邸の庭には梅の木が植えてあり、新島襄は梅の花を見るのが好きだった。新島八重も庭に咲く梅の花が好きだった。
新島襄は、時代を先駆ける新島八重を寒梅に例えて、「めずらしと、誰かみざらん、世の中の、春にさきだつ、梅の初花」と詠んでいる。
■新島襄の趣味
新島襄は多趣味だった。狩猟の他にも釣りも好きだった。釣り糸はアメリカから取り寄せるほど熱を入れていた。
また、旅行や鉱物集めも趣味だった。酒も飲んだし、タバコも吸っていた。ただ、タバコはアメリカに渡った直後に禁煙している。
実話「新島八重の桜」の京都編「実話-新島襄の短気だった!新島八重を襲う女今川の悲劇のあらすじとネタバレ」へ続く。