ドラマ「高校入試」の感想
長澤まさみが出演するフジテレビの高校受験ドラマ「高校入試」の第1話の感想です。
ドラマ「高校入試」のあらすじとネタバレは『ドラマ「高校入試」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。
■ドラマ「高校入試」の感想
ドラマ「高校入試」は面白そうだが、観るのに疲れた。台詞が多すぎるため、時間が長く感じる。
小説家の「湊かなえ」が書いたドラマ脚本の処女作なので、どのような脚本を書くのかと期待していたが、ドラマの脚本ではなく、小説感覚でドラマの脚本を書いたような内容だった。
第1話は台詞による説明が多すぎる。これが小説や2時間ドラマなら良いのだが、連ドラでこれをやられると観るのに疲れる。
第1話で色々と伏線が出てきたのだが、これだけ情報量が多いと、最終回まで覚えていられない。名刺代わりの第1話が、名刺では無く辞書だった、というほどの情報量だった。
おそらく、ドラマ「高校入試」は小説的な構造になっており、DVDなどで最終回まで連続して観れば面白いのだと思う。
しかし、連ドラの場合は次回まで1週間も間があるし、その間には他のドラマも観れば映画も観る。第1話だけを観て脱落する人も多いし、そういう意味でも、連ドラとしては難しいと思う。
ただ、万人受けを狙うのではなく、ドラマ「高校入試」の様に視聴者層(ターゲット)を絞ったドラマは貴重だと思う。
前期に放送していたドラマ「主に泣いてます」もターゲットを絞ったドラマだったし、深夜ドラマなので、ターゲットを絞り込んだドラマは続けて欲しい。
とは言うものの、ドラマ「高校入試」は視聴を打ち切りにするかもしれない。英語教師・小西俊也(徳山秀典)と、数学の常任講師・村井祐志(篠田光亮)の2人が顔が似ていたので見分けが付かなかったので、観ていて混乱したからだ。
2人が似ているのは入れ替わりトリックの伏線かもしれないが、第1話の情報量が多かったので、混乱してドラマの設定を理解するのに邪魔になった。
それに、フジテレビの土曜日深夜ドラマ枠の第1弾となる2012年4月期に放送したドラマ「未来日記」では、「サウスポーの通り魔(奥田陽介)」が右手にナイフを持っていたが、何の伏線でも無かった。
だから、土曜日深夜ドラマ枠に細かな描写や伏線などを期待しても無駄なような気がする。これはドラマチックサンデー第1弾の「パーフェクト・リポート」を観て学んだことである。
ただ、フジテレビの土曜日深夜ドラマ枠は、ドラマの内容よりも、日産自動車のCMの方が気になることが多いので、視聴打ち切りを決断できない。
今回の日産自動車のCMに登場するバカリズムは、何やら記憶喪失になった社会科の教師のようだ。
バカリズムはただ車の助手席に乗っているだけなのだが、バカリズムがどうして記憶喪失になったのかが気になる。最終回にはどんなオチが待っているのだろうか。気になるところだ。
ドラマ「高校入試」の原作や主題歌については『ドラマ「高校入試」の原作や主題歌』をご覧ください。
第2話の感想は『ドラマ「高校入試」の第2話のあらすじとネタバレ』をご覧ください。
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コメント欄
名詞ではなく辞書だった!には激しく同意^^面白い表現でぴったり。
前作の長沢まさみの生足が良かっただけに今回はがっかり!やはり足を出さない長沢では魅力が半減どころか8割減だと思った。
考察浅いね(笑)