パーフェクト・ブルーの感想

瀧本美織が主演するTBSの喋る犬ドラマ「パーフェクト・ブルー」の第1話の感想です。

■パーフェクト・ブルーの感想
ドラマ「パーフェクト・ブルー」の第1話はつまらなかった。ミステリードラマなので期待していたが、第1話がつまらなかったため、視聴を打ち切りにした。

主人公の蓮見加代子(瀧本美織)は、女性による女性のための探偵事務所「蓮見探偵事務所」の探偵である。

蓮見加代子(瀧本美織)は、依頼者の左手薬指を観て既婚者だと悟るなど、鋭い洞察力の持ち主だが、流行の服には鈍感なようである。

第1話を観た限りでは、蓮見加代子(瀧本美織)の設定は、ありきたりで興味を引かれなかった。蓮見加代子(瀧本美織)に主人公としての魅力を感じられなかった。

また、ドラマを通しての謎となる「パーフェクト・ブルー」にも興味を惹かれなかった。

7年前に死んだ父親が「パーフェクト・ブルー」と言い残しており、父親の「パーフェクト・ブルー」が死の真相に関係があるようだ。

駐車場に駐めている車にはカバーが掛かっていたので、自動車事故なのか、自動車火災なのか、何か父親の死因に関係があるのだろうが、何故か興味が持てなかった。

依頼者が依頼を中止したにもかかわらず、蓮見加代子(瀧本美織)が事件に関係していく経緯や動機が弱かったので、後半の事件解決部分もつまらなく感じた。

最も分からなかった部分は犯人グループの計画だ。藤実咲子(星野真里)と彼氏・井波孝(窪田正孝)の2人が公園で死体偽装トリックを行い、アリバイを証明した。

しかし、質屋「大黒屋」を襲ったのは、兄の井波洋役(大沢健)なのだから、兄の井波洋役(大沢健)のアリバイは証明されていない。

色々と考えてみたが、3人の完全犯罪が成立する可能性が無いし、藤実咲子(星野真里)らが公園で死体偽装トリックをする必要性も思い就かなかった。

藤実咲子(星野真里)は質屋「大黒屋」で勤務していたので、アリバイが証明できれば、多少は時間稼ぎにはなるが、死体偽装トリックである必要性は無かったし、兄の井波洋役(大沢健)の単独犯なので、アリバイを証明することに意味も無かったと思う。

それに、質屋「大黒屋」が5000万円の強盗被害に遭ったと判明した理由も分からなかった。奪われたのは裏帳簿のお金なのに、質屋「大黒屋」は警察に被害届を出したのだろうか?状況が理解できなかった。

そのあたりはバー「ラ・シーナ」のマスター椎名悠介(寺脇康文)の謎に関係してくるのだろうけど、それを考慮しても少し強引過ぎた。

主人公・蓮見加代子(瀧本美織)の設定にもう少し魅力があれば第2話も観たかも知れないが、第1話を観る限りではイマイチだったので、ドラマ「パーフェクト・ブルー」は視聴打ち切りにした。来期のドラマに期待する。

パーフェクト・ブルーの原作と主題歌の原作や主題歌については「パーフェクト・ブルーの原作と主題歌」をご覧ください。

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コメント欄

この時間帯のドラマは全然だめですね。
水戸黄門の枠でしょう?
いずれにせよ主役に魅力が無いのは致命的。
前々作のステップファーザーステップも演技派の上川さんを持ってしてもかなりひどかったですよね?

  • 投稿者-
  • 鈴音リン