ドラマ「結婚しない」のあらすじとネタバレ
菅野美穂が出演するフジテレビの未婚ドラマ「結婚しない」の第1話「結婚は当然!?義務!?できないVSしない女!!未婚女の恋と結婚!?」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
原作や主題歌は『ドラマ「結婚しない」の原作や主題歌』をご覧ください。
■ドラマ「結婚しない」のあらすじ
結婚、それは大多数の人々が通過する人生の晴れ舞台。誰もが主役になれる夢の舞台です。しかし、2012年、日本では生涯未婚率が過去最高となりました。
明楓大学の教室で講義する現代社会学の教授・谷川修司(小市慢太郎)は、「おおざっぱに言うと、男性の5人に1人が50才までに、1度も結婚していないことになります」と未婚者の現状を話した。
バブル時代、女性はクリスマスケーキに例えられ、「24歳までに結婚しなければ、値崩れする」と言われていたが、現在は女性の未婚率も上昇している。そして、未婚者の89.4%は結婚願望があるのだという。
旅行代理店で働く田中千春(菅野美穂)は、結婚願望はあるが、5年前に彼氏と別れたきり、彼氏ができず。週末には35才の誕生日を迎える。
後輩の鈴村真理子(福田綾乃)は、田中千春(菅野美穂)に「あー、やだやだ。どんなことがあっても、30歳までには結婚したい」とハッパをかける。
そこへ客が来たが、鈴村真理子(福田綾乃)は客がカップルだったため、田中千春(菅野美穂)に対応を押しつけた。
田中千春(菅野美穂)は鈴村真理子(福田綾乃)に呆れながらも、パンプレットを観ていたカップルの客に声をかる。男性が振り返ると…。男性は5年前に別れた元彼・小島圭介(中村俊介)だった。
偶然の再会に驚きながらも田中千春(菅野美穂)が、「こちらは、彼女さん?」と尋ねると、小島圭介(中村俊介)は「彼女って言うか…結婚するんだ」と明かした。
彼女は手に新婚旅行のパンフレットを持っており、「新婚旅行のアドバイスを頂けませんか」と頼むと、田中千春(菅野美穂)は「任せて。素敵なハネムーンを用意するから」と笑顔で応じた。
小島圭介(中村俊介)が「千春(菅野美穂)は?結婚の予定なんかないの?」と尋ねると、田中千春(菅野美穂)は「そのうちね」と笑って、答えを濁した。
一方、造園プランナーとして活躍する桐島春子(天海祐希)は、「仕事は、頑張れば、必ず答えてくれる。仕事は裏切らない。最高のパートナーです」と言い、結婚をしない女性だった。
他方、花屋「メゾン・フローラル」でアルバイトをする工藤純平(玉木宏)は、「俺と結婚しても、ずっと同じ所で足踏みしているだけになる」と言い、アルバイトという経済状況から、結婚に対して後ろ向きな男性だった。
その日、田中千春(菅野美穂)が帰宅してリビングに入ろうとすると、妹・田中千春(中村ゆり)の「お姉ちゃん、早く結婚してくれないかな。そうすれば、この家に戻ってくるのに」と話しているのが聞こえてきた。
母・田中紀子(市毛良枝)はドアの向こうの田中千春(菅野美穂)に気付くと、「お色直しはどうするの?」と話題を変えた。田中千春(菅野美穂)は気持ちを切り替えて、リビングに入る。
やがて、食事が終わり、田中千春(菅野美穂)が自室で過ごしていると、母・田中紀子(市毛良枝)がやってきた。
母・田中紀子(市毛良枝)は「結婚はどうするの?子供の事もあるし」と心配して尋ねると、田中千春(菅野美穂)は「ちょっと出てくる」と言って逃げ出した。
自宅を飛び出した田中千春(菅野美穂)は、コンビニでお酒を買って公園のベンチで、やけ酒を飲み、「結婚ね。出来れば、とっくにしてるってーの」と言い、紙飛行機を飛ばす。
紙飛行機は目の前の噴水に落ちる。すると、通りかかった桐島春子(天海祐希)が「排水溝に引っかかる」と言い、噴水の中に入っていく。
田中千春(菅野美穂)も紙飛行機を飛ばした時に、ブレスレットが飛んで噴水の中に落ちたため、仕方なく、噴水に入る。
田中千春(菅野美穂)は噴水の中で無事にブレスレットを見つけて「良かった」と喜ぶが、桐島春子(天海祐希)は「良くない」と焦る。
すると、噴水が始まり、2人はびしょ濡れになってしまった。そのうえ、通りかかった警察官に、2人は補導されてしまう。
翌朝、釈放された田中千春(菅野美穂)は「補導されたのなんて34年間、生きていて初めて」と愚痴ると、桐島春子(天海祐希)も「44年でも」と呆れる。
田中千春(菅野美穂)は「桐島春子でしたっけ?私は田中千春です。面白いですね。お互いに『春』が付いてる。私は秋生まれなんですがね、母が春が来るようにって」と自己紹介する。
しかし、桐島春子(天海祐希)は「良いの。お互いに忘れよう」と言い、立ち去ろうとしたが、田中千春(菅野美穂)がクシャミをしたため、仕方なく、自宅へ招いて着替えを与えた。
桐島春子(天海祐希)が「なんで、あそこに居たの?」と尋ねると、田中千春(菅野美穂)は「昔から好きだったんです。落ち込んだりした時によく行ってたんです。小さいけど噴水があるし。夏には虹が見えるんですよ」と答えた。
田中千春(菅野美穂)が「私、もう結婚できないのかな」と落ち込むと、桐島春子(天海祐希)は「別に良いんじゃ無い。してしなくても。無理にする必要は無いと思うけど」と言い、コーヒーを差し出す。
田中千春(菅野美穂)は「そういう事を言う人は初めて」と驚き、コーヒーを飲んで、くつろいでいたが、自宅じゃないことに気づき、慌てて会社へ向かう。みかねた桐島春子(天海祐希)は、バイクで会社まで送ってやった。
桐島春子(天海祐希)は会社に出勤すると、上司の樋口亨(石橋凌)から「君のガーデンプランが通った。これから上に話してくる」と告げた。
桐島春子(天海祐希)が「では、私も」と同行しようとするが、上司の樋口亨(石橋凌)は「君はこの店を視察してきてくれ。系列の子会社なんだが、業績が落ちててね。率直な感想を聞かせて欲しい」と命じて、名刺を渡した。
そして、上司の樋口亨(石橋凌)が「週末、時間を取れるかな、話があるんだ」と頼むと、桐島春子(天海祐希)は「仕事でしたら」と言い、承諾した。
その日の昼、田中千春(菅野美穂)は、大学時代のサークル仲間の女性4人で集まる。仲間の2人は主婦で、昼間しか時間が無いため、昼食を兼ねたプチ同窓会だった。
サークル仲間で結婚せずに働いているのは、田中千春(菅野美穂)と渡辺つぐみ(市川実和子)の2人だけになっていた。
プチ同窓会が終わると、渡辺つぐみ(市川実和子)は田中千春(菅野美穂)に「私は置いていかないから。実は、彼氏と別れたばかりなの。だから安心して」と告げた。
一方、桐島春子(天海祐希)は上司の樋口亨(石橋凌)から指示された系列子会社の花屋「メゾン・フローラル」を訪れる。
桐島春子(天海祐希)は店長に挨拶をしようとしたが、アルバイトの工藤純平(玉木宏)によると、今はアルバイト2人だけで、新しい店長は来週、着任する予定だということであった。
『ドラマ「結婚しない」のあらすじとネタバレの後半』へ続く。