プライスレスのあらすじとネタバレ
木村拓哉が主演するフジテレビの貧乏ドラマ「PRICELESS(プライスレス)あるわけねえだろ、んなもん」の第1話「はじめての貧乏…500円稼ぐって難しい」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
このページは「木村拓哉のドラマ「プライスレス」のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■プライスレスのあらすじ後篇
一方、一流企業「ミラクル魔法瓶」の経理・二階堂彩矢(香里奈)が領収書を処理していると、金田一二三男(木村拓哉)の領収書が出てきた。
領収書は9月10日付けで、大阪に出張してホテルを利用した時のものだが、9月10日は金田一二三男(木村拓哉)が情報を流出した日だったため、二階堂彩矢(香里奈)はカラ出張を疑った。
その日の夜、鞠丘貫太(前田旺志郎)らが帰宅する。結局、探していた物は見つからなかったようだ。
金田一二三男(木村拓哉)が鞠丘一厘(夏木マリ)に尋ねると、鞠丘一厘(夏木マリ)は「馬鹿息子が蒸発してね。今は私が面倒を見てる」と答えた。
そして、弟・鞠丘両太(田中奏生)が探しているのは、父親に貰ったブルドーザーのオモチャなのだという。
翌朝、金田一二三男(木村拓哉)は鞠丘一厘(夏木マリ)に、「俺をここに置いてもらえませんか。新しい仕事を探すにも、住所が必要だし」と頼んだ。
鞠丘一厘(夏木マリ)は「1日、500円だ。500円を持ってくれば泊めてやる」と言うと、金田一二三男(木村拓哉)は「800円だな。500円は宿泊費で、300円はビール代だ」と答えた。
一方、二階堂彩矢(香里奈)は模合謙吾(中井貴一)に、「9月10日に情報を漏洩したのであれば、東京に居た事になります。カラ出張は経理課としても無視できないので、徹底的に調べます」と報告する。
その日、金田一二三男(木村拓哉)は新しい仕事を探しに走り回ったが、仕事は見つからず、空き缶を集める浮浪者をまねて空き缶を拾うことにした。
金田一二三男(木村拓哉)がホームレスに空き缶を売却する方法を尋ねると、ホームレスは「業者に売れば、アルミ缶なら1キロで80円くらいだ。それなら30円くらいだ」と教えてくれた。
しかし、ホームレスに「その空き缶は何処で拾った。ここは俺らの縄張りだ」と言い、ホームレスに取り囲まれて空き缶を奪われてしまった。
金田一二三男(木村拓哉)が途方に暮れて歩いていると、飲み屋「キングス・コート」のマスター藤沢健(升毅)に出会った。
金田一二三男(木村拓哉)はマスター藤沢健(升毅)に「今日だけでも良いんで、働かせてください。給料も800円で、いや500円で良いので」と頼んだ。
マスター藤沢健(升毅)は「そんなに困っているのなら、800円くらいならあげるよ」と言ったが、金田一二三男(木村拓哉)は「働いて稼ぎたいので。お願いします」と頭を下げた。
一方、経理部の二階堂彩矢(香里奈)は、領収書のホテルに電話を賭けて確認すると、間違いなく、金田一二三男(木村拓哉)は9月10日に宿泊したという回答があった。
金田一二三男(木村拓哉)は昨年もこのホテルを利用しており、受付が顔を覚えており、宿泊したのは金田一二三男(木村拓哉)に間違いないという。
その日の夜、会社「ミラクル魔法瓶」の社員が飲み屋「キングス・コート」にやってくる。
社員は金田一二三男(木村拓哉)が会社の情報を盗んでクビになったことを噂し、金田一二三男(木村拓哉)の陰口を叩く。
藤沢健(升毅)が裏で働いている金田一二三男(木村拓哉)に声をかけると、金田一二三男(木村拓哉)は「働かせてもらっているのに、喧嘩するわけにはいかない。金を稼ぐって大変ですね」と答えた。
他方、広瀬瑤子(蓮佛美沙子)が会社「ミラクル魔法瓶」を訪れ、受付で取り次ぎを頼むと、受付は「金田一二三男(木村拓哉)はもう在席していません。先日、解雇されたんです」と教えた。
その後、仕事が終わって800円を受け取った金田一二三男(木村拓哉)は、近くの神社で開かれている縁日に入り、300円でキンキンに冷えたビールを買おうとする。
しかし、的当ての夜店の前に居る鞠丘貫太(前田旺志郎)と鞠丘両太(田中奏生)を見かけ、ビールを買うのを後にして、鞠丘貫太(前田旺志郎)らに声をかけた。
景品のブルドーザーのオモチャは父親から貰ったブルドーザーと同じだから、弟・鞠丘両太(田中奏生)はどうしてもブルドーザーが欲しいのだという。
鞠丘貫太(前田旺志郎)は「あんな子供っぽいオモチャはもう要らないだろ。帰るぞ」と言って、鞠丘両太(田中奏生)を連れて帰る。
的当ては1回300円だった。金田一二三男(木村拓哉)が鞠丘両太(田中奏生)の寂しそうな背中を見送る。ビール屋のオヤジがキンキンに冷えた缶ビールを持って誘惑する。
金田一二三男(木村拓哉)は迷ったが、「両太(田中奏生)、やるか。気持ちよく使おうぜ」と兄弟を呼び止めた。
金田一二三男(木村拓哉)は的当て屋のオヤジに300円を払って野球ボール3つを受け取る。ボールは3球なので、1人1球づつだ。
金田一二三男(木村拓哉)は「大事にいけ」と檄を飛ばすが、弟・鞠丘両太(田中奏生)はボールを受け取るやいなや、ボールを投げ、大きく外してしまう。
続いて兄・鞠丘貫太(前田旺志郎)が振りかぶってボールを投げる。ボールはブルドーザーに当たったが、ブルドーザーは落ちなかった。
金田一二三男(木村拓哉)は「任せておけ。こう見えても、草野球で鍛えているからな」と胸を叩く。
兄・鞠丘貫太(前田旺志郎)が「ピッチャー?」と尋ねると、金田一二三男(木村拓哉)は「いや、肩を壊してサードだ」と答えた。
兄・鞠丘貫太(前田旺志郎)は落胆するが、金田一二三男(木村拓哉)は「みとけ」と言い、振りかぶってボールを投げる。しかし、ボールは大きくそれてしまう。
金田一二三男(木村拓哉)は、がっかりしている弟・鞠丘両太(田中奏生)に「悪い。明日また挑戦するから」となだめるが、兄・鞠丘貫太(前田旺志郎)は「祭りは今日までだよ」と答えた。
すると、金田一二三男(木村拓哉)はカバンの中から、北別府サイン入りの野球ボールを取り出した。的当て屋のオヤジは、残念賞を渡そうとしたが、「あれっ?まだ1球残ってた?」と言い、引き込んだ。
一方、球場の特別室でプロ野球を観戦する専務・財前修(イッセー尾形)は、新社長・屋敷統一郎(藤木直人)に、金田一二三男(木村拓哉)を解雇して自宅まで奪った理由を尋ねた。
すると、屋敷統一郎(藤木直人)は「財前(イッセー尾形)さんは、お父さんとキャッチボールをしたことがありますか。私はありません。彼はもしかしたら、したんじゃないかと思うんです。キャッチボールを」と答えた。
社長の大屋敷巌(中村敦夫)は死にぎわ、屋敷統一郎(藤木直人)に「会社は金田一二三男(木村拓哉)に託す。お前は社長の器では無い。一二三男はお前の腹違いの弟だ」と耳打ちして死んでいたのだった。
そのころ、神社の縁日では、鞠丘貫太(前田旺志郎)が「いいのかよ。大事なボールじゃ無いのかよ」と止めたが、金田一二三男(木村拓哉)は「いや、全然」と答えていた。
そして、金田一二三男(木村拓哉)は「頼むぞ来た別府」と言い、来た別府のサイン入りボールを握りしめ、大きく振りかぶり、ブルドーザーをめがけてボールを投げたのであった。
ドラマ「プライスレス」の原作や主題歌については『ドラマ「PRICELESS(プライスレス)』の原作と主題歌」をご覧ください。
スポンサードリンク