倍賞美津子が死去

倍賞美津子が死亡するフジテレビの地域興しドラマ「遅咲きのヒマワリ・ボクの人生、リニューアル」の第1話「30歳目前。オレの人生やり直せますか?」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは『ドラマ「遅咲きのヒマワリ」のあらすじとネタバレ』からの続きです。

■「遅咲きのヒマワリ」のあらすじ後編
その日の夜、小平丈太郎(生田斗真)が藤井順一(桐谷健太)らと居酒屋で飲んでいると、四万十中央市民病院のスタッフが二階堂かほり(真木よう子)の歓迎会でやってきた。

二階堂かほり(真木よう子)は看護婦の森下彩(香椎由宇)からビールを勧められたが、「ごめんなさい。私飲めないので」と断った。

小平丈太郎(生田斗真)が「あれ?飛行機でも電車でも飲んでたじゃないですか?」と指摘すると、森下彩(香椎由宇)は「歓迎会なんて言われれば、断れないですよね。これからも、無理に出席する必要は無いですから」と言い、歓迎会は険悪なムードになった。

二階堂かほり(真木よう子)はコップに注がれたビールを飲み干すと、「今日は体調がよろしくないので、失礼させて頂きます」と言い、店を出る。

小平丈太郎(生田斗真)は二階堂かほり(真木よう子)を追いかけて「余計な事を言っちゃったな」と謝ると、二階堂かほり(真木よう子)は「そのおかげで早く帰られる。都会よりも田舎の方が人間関係が面倒臭いのよ」と答えた。

翌日、骨折の患者を診察した二階堂かほり(真木よう子)は、外科に廻すように指示した。

しかし、看護婦の森下彩(香椎由宇)は「この病院は医師不足なんです。産婦人科や泌尿器科は閉鎖されましたが、それでも産婦人科や泌尿器科の患者さんは来るんです。地域医療の先生に求められていることは、どんな患者さんでも診られることです」と言い、レントゲン撮影の書類を差し出した。

しかし、二階堂かほり(真木よう子)は「私は一人前ではありませんが、医者なんです。看護婦の貴女に指図されたくありません」と言い、患者を外科へ廻させた。

一方、小平丈太郎(生田斗真)は朝ご飯を大村郁子(倍賞美津子)の家で食べ、地域興し協力隊の仕事に出かけ、布団干しや草むしりの雑用をこなした。

その日の仕事が終わり、小平丈太郎(生田斗真)が疲れて帰宅すると、大村郁子(倍賞美津子)が「良い鰹を分けて貰ったから、後でね」と夕食に誘った。

しかし、小平丈太郎(生田斗真)は「あのー。今日はいいですから。今日は、1人でゆっくりしたいので」と断り、自宅へ入った。

しかし、夜になって大村郁子(倍賞美津子)の事が気になり、大村郁子(倍賞美津子)の自宅を訪れると、玄関脇の台所のガスコンロにかけてある鍋が吹き出しているのが見えたため、家に入ってガスを止める。

そして、不審に思って大村郁子(倍賞美津子)を探すと、居間で倒れている大村郁子(倍賞美津子)を発見した。

小平丈太郎(生田斗真)は直ぐに119番通報して救急車を呼ぶが、救急車が足りずに、時間がかかるのだという。

小平丈太郎(生田斗真)は救急車を諦めて市役所の車で大村郁子(倍賞美津子)を四万十中央市民病院まで運ぶ。

大村郁子(倍賞美津子)は治療室まで運ばれたが、VF(心室細動)を起こして心配が停止したため、看護婦の森下彩(香椎由宇)が心臓マッサージを行う。

医師の二階堂かほり(真木よう子)は「直ぐに院長を呼んできます」と言い、治療室を出ようとしたが、看護婦の森下彩(香椎由宇)は「そんな時間は、ありません。直ぐにDC(電気ショック)をかけてください」と指示した。

二階堂かほり(真木よう子)は森下彩(香椎由宇)の指示に従ってDC(電気ショック)を行い、大村郁子(倍賞美津子)に心臓マッサージを施すが、大村郁子(倍賞美津子)の心臓は再び鼓動することはなかった。

二階堂かほり(真木よう子)は「生意気なことを言ってすみませんでした」と謝罪すると、森下彩(香椎由宇)は「急に怖くなりましたか?この街の命を預かることが。でも、人間は死ぬときは死んじゃうんですから」と答えた。

翌日、大村郁子(倍賞美津子)の葬儀が行われる。小平丈太郎(生田斗真)は「断ったんだ。晩ご飯」と悔やむと、藤井順一(桐谷健太)は「十分に早く見つけたじゃないですか。ここでは、一人でひっそりと亡くなって、気付いてもらえない人も多い」と励ました。

小平丈太郎(生田斗真)は「すみません。ここでの仕事、ただの雑用だと思ってました。3年、食い繋がれば良いなと思ってました。でも、俺がやってた雑用は、ここの人には大切なことで…。本当にすみません」と落ち込んだ。

葬式も終わり、今井春菜(木村文乃)は「丈太郎(生田斗真)さん、辞めちゃうのかな」と心配すると、藤井順一(桐谷健太)は「そうはさせん。俺に任せろ」と胸を叩いた。

今井春菜(木村文乃)は「絶対に引き留めてよ。じゃないと、困るけん。私にも人生設計があるがよ」と頼むと、藤井順一(桐谷健太)は「お前は市会議員のオヤジさんが、なんとかしてくれるやろが」と答えた。

そのとき、今井春菜(木村文乃)の携帯電話が着信するが、今井春菜(木村文乃)は電話には出ず、電話をカバンに入れた。

数日後、業者が大村郁子(倍賞美津子)の自宅から荷物を運び出す。立ち会っていた小平丈太郎(生田斗真)は、大村郁子(倍賞美津子)が育てていた花を1鉢もらった。

その後、小平丈太郎(生田斗真)は二階堂かほり(真木よう子)の自宅を訪れ、カヌーに誘った。

二階堂かほり(真木よう子)は「もったいない。東京に居れば良かったのに。ここには何も無いわよ」と告げると、小平丈太郎(生田斗真)は「あるじゃん。高知限定のポテチ・鰹のたたきゆず風味」と笑った。

そして、2人はカヌーに乗り、四万十川をゆっくりと下っていた。答えは簡単に見つからない。何のために生きているのか、どこで生きるべきなのか、何処に向かって進めば良いのか。

第2話のあらすじは「遅咲きのヒマワリ-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

原作や主題歌については『「遅咲きのヒマワリ」の原作や主題歌』をご覧ください。

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