大奥-誕生(有功・家光篇)第5話のあらすじとネタバレ
麻生祐未が出演するTBSの、よしながふみドラマ「大奥-誕生(有功・家光篇)」の第5話「愛する女が他の男に抱かれる夜」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第4話のあらすじは「大奥-誕生(有功・家光篇)-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「大奥」の原作や主題歌については『大奥-誕生(有功・家光篇)の原作と主題歌』をご覧ください。
■大奥-第5話のあらすじ
春日局(麻生祐未)は万里小路有功(堺雅人)に「貴方には種が無い」と言い、町で見つけた美形の町人・捨蔵(窪田正孝)を大奥へ入れ、徳川家光(多部未華子)に子供を産ませることにした。
捨蔵(窪田正孝)は古着屋の道楽息子で、女ったらしだった。捨蔵(窪田正孝)は「どの女で手を打つか、手を打たずに金を巻き上げ続けるか」と思っていたところ、春日局(麻生祐未)に目を付けられ、大奥に入ることになった。
大奥に入った捨蔵(窪田正孝)は、稲葉正勝(平山浩行)から徳川家光(多部未華子)が女性であることを教えられるが、馬鹿だったため、全く意味が理解できなかった。
春日局(麻生祐未)は、あまりにも馬鹿な捨蔵(窪田正孝)に、「もうよい。お前は子を成すことだけを考えておればよい」とあきれ果てた。
その後、捨蔵(窪田正孝)は万里小路有功(堺雅人)ら御中臈に着任の挨拶を行う。
馬鹿な捨蔵(窪田正孝)は空気を読まず、「そこの好奇なお方(堺雅人)が種が無いってんで、上様のお床に潜り込んでこいと」と告げるが、万里小路有功(堺雅人)は「私に甲斐性が無いため、そなたにも苦労をかけるな」と笑った。
捨蔵(窪田正孝)は「苦労だなんてとんでもないことでございます。腹一杯、おまんまが食べられるし、家にも仕送りができるし」と答えた。
万里小路有功(堺雅人)は「大奥の1日は長い。これも何かの縁であろう。分からぬことがあれば、なんなりと尋ねてくれ。おそらく、死ぬまで大奥の住人でなければならぬのだから」と告げた。
万里小路有功(堺雅人)が立ち去ると、捨蔵(窪田正孝)は「格好いい、あのお方。あの上下の後ろにある腰板。俺にも腰板があった方が格好がいいや」と、万里小路有功(堺雅人)の後ろ姿に惚れ惚れした。
その日の夜、捨蔵(窪田正孝)が徳川家光(多部未華子)の寝室へ訪れると、春日局(麻生祐未)が待っていた。徳川家光(多部未華子)は月の障りのため、今日は夜とぎをしないのだという。
捨蔵(窪田正孝)を見た春日局(麻生祐未)は「なんじゃその髪は、乱れて折るではないか」と叱る。
捨蔵(窪田正孝)が「へぇ。こうした方が色気が出ると思いやして」と答えると、春日局(麻生祐未)は頭を抱え、「言うておくが、上様はうるさい男が嫌いじゃ。決してべらべらと喋るでないぞ。下がれ」と命じた。
捨蔵(窪田正孝)が部屋を出ると、春日局(麻生祐未)は「顔だけは美しくても、仕草や立ち振る舞いは有功(堺雅人)に比べものにならぬ。あのままでは、上様の側にはべらせることはできぬ」と頭を抱えた。
そこで、春日局(麻生祐未)は、万里小路有功(堺雅人)に捨蔵(窪田正孝)の教育係をさせることを思いついた。
翌日から万里小路有功(堺雅人)は、捨蔵(窪田正孝)に作法や徳川家光(多部未華子)との接し方について、事細かく指南していく。
その日の夜、玉栄(田中聖)は「このような仕打ちはあんまりや」と怒ると、万里小路有功(堺雅人)は「心と体は別物やと思うている。上様の心が変わるはずがない。私の心も穏やかや」と諭した。
しかし、玉栄(田中聖)は「あんな男は赤面疱瘡(あかづらほうそう)にでもなってしもたらええのや。いっそこの手で…」と告げると、万里小路有功(堺雅人)は「玉栄(田中聖)、もう下がってもええ」と制した。
翌日、万里小路有功(堺雅人)が徳川家光(多部未華子)に呼ばれて部屋を訪れると、徳川家光(多部未華子)は「夢を見た。ソナタと共に命を絶つ夢じゃ。目が覚めたときは落胆した。その日が来るのが待ち遠しい」と告げた。
そして、徳川家光(多部未華子)は「ワシとソナタは、何も変わらぬな」と言って万里小路有功(堺雅人)の手を取った。
その日、春日局(麻生祐未)が徳川家光(多部未華子)の身支度を調えようとすると、徳川家光(多部未華子)は「よい。そなたは忙しい身じゃ。他の者にやらせよう」と言った。
春日局(麻生祐未)は「他の者…。上様は、この春日を鬼のようにお思いでしょう。どうか、堪えてくださいませ。全ては徳川のためでございます」と頭を下げた。
すると、徳川家光(多部未華子)は「分かっておる。ワシが悪いのじゃ。有功(堺雅人)を好きになったゆえ」と苦悩した。
「大奥-誕生(有功・家光篇)第5話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。