多部未華子が出産した子供の父親は窪田正孝
内藤剛志が出演するTBSの男女逆転ドラマ「大奥-誕生(有功・家光篇)」の第5話「愛する女が他の男に抱かれる夜」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「大奥-誕生(有功・家光篇)第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■大奥-第5話のあらすじ後編
その後、春日局(麻生祐未)が徳川家光(多部未華子)の部屋を出て、廊下を歩いていると、澤村伝右衛門(内藤剛志)が小走りにやってきて、春日局(麻生祐未)に耳打ちする。
すると、春日局(麻生祐未)は稲葉正勝(平山浩行)に、「戻れ、正勝(平山浩行)。決して部屋から出るでないぞ」と命じた。
そのころ、稲葉正勝(平山浩行)の妻・雪(南沢奈央)は、子供を連れて、大奥の1室で、春日局(麻生祐未)のことを待っていた。
澤村伝右衛門(内藤剛志)が雪(南沢奈央)に「残念ながら、春日局様(麻生祐未)は、お出かけになられた後でございました」と告げると、雪(南沢奈央)は「帰ってくるまで待ちます」と答えた。
雪(南沢奈央)は春日局(麻生祐未)を待ち続けたが、夜になっても春日局(麻生祐未)は現れなかった。
夜になると、澤村伝右衛門(内藤剛志)が再び訪れ、「大奥の扉が閉まりますゆえ、籠を用意しました」と告げると、雪(南沢奈央)は「おばば様(春日局)はお泊まりのようじゃ。帰りましょう」と言い、子供を連れて大奥を後にした。
ある日の夜、捨蔵(窪田正孝)が徳川家光(多部未華子)の寝室を訪れる。徳川家光(多部未華子)を初めて見た捨蔵(窪田正孝)は、「こんなに上様が、若くて、かわいらしいお姫様とは」と驚いた。
そして、捨蔵(窪田正孝)は「怖がることはございません。全てアッシにお任せください」と近寄り、布団へエスコートしようとする。
しかし、徳川家光(多部未華子)は捨蔵(窪田正孝)を蹴り倒し、「無礼者。頭が高い。勘違いするな虚け者。お前がワシを抱くのではない。ワシがお前を抱くのだ」と言い、スルリと着物を脱いだ。
翌朝、玉栄(田中聖)が万里小路有功(堺雅人)の部屋に朝食を運ぶと、万里小路有功(堺雅人)の部屋の襖に切り跡があり、部屋はボロボロになっていた。
万里小路有功(堺雅人)は「私は見栄っ張りやろ。廊下側の障子には切りつけられへんかった。そなたの言う通り、私はただの嘘つきや」と話した。
その日から、万里小路有功(堺雅人)は、徳川家光(多部未華子)の寝室にはべることを禁じられた。
その日の夜、玉栄(田中聖)が万里小路有功(堺雅人)の部屋に夕食を運んでくると、白い小猫が出てきた。白い小猫に動揺した玉栄(田中聖)は、運んできた膳をひっくり返してしまう。
玉栄(田中聖)が「この猫は一体?」と尋ねると、万里小路有功(堺雅人)は「正勝殿(平山浩行)が捕まえ、連れてきてくれたのだ。若紫にソックリであろう」と教えた。
村瀬正資(尾美としのり)も「代々、お庭に住み着いている猫ゆえ、きっと若紫の兄弟であろう」と教えた。
玉栄(田中聖)は「失礼つかまりました。今一度、御膳所に」と言い、ひっくり返した膳を持ち、部屋を出て行った。
その日の夜、玉栄(田中聖)は殺した小猫「若紫」の事や強姦(レイプ)されたことを忘れるため、道場で一心に素振りを行っていると、万里小路有功(堺雅人)がやってきた。
万里小路有功(堺雅人)は「若紫を手にかけたのはお前やな。角南殿(戸次重幸)は何にも関わっていなかったのやな」と問うと、玉栄(田中聖)は土下座をして「お許しください」と詫びた。
万里小路有功(堺雅人)は「許すも何も、きっと私のためにやったのだろう」と諭すと、玉栄(田中聖)は「私の意趣返しでもありました。ほんまに有功様(堺雅人)の為にやったのか、自分でも分かりません」と答えた。
万里小路有功(堺雅人)は「お前を大奥に連れてくるのではなかった。修羅の道や。すまんかったな」と謝った。
玉栄(田中聖)は「なんでお叱りになりませんのや。私はこの手で、何の罪もない若紫を手にかけ、角南様(戸次重幸)を陥れた。叱ってくださいませ、私を打ち据えてくださいませ」と言い、木刀を渡した。
しかし、万里小路有功(堺雅人)は「今の私には、お前を叱ることは出来ん。私にもお前と同じ黒い気持ちがあったのや。人を恨み、妬む心が」と答えた。
玉栄(田中聖)は「私は元々、泥まみれや。けど、貴方様には似合わん。こんな所に連れてこられ、こないな目に遭わされ、似合いませんわ」と泣くと、万里小路有功(堺雅人)は「そなたは、ええ子やな。ほんまにええ子や」と慰めた。
それから2月後、徳川家光(多部未華子)は懐妊し、その年の8月3日、徳川家光(多部未華子)は姫君を出産したのであった。
ドラマ・映画「大奥」の登場人物の実在のモデルは「よしながふみ「大奥」で実在するモデルのまとめ」をご覧ください。
ドラマ「大奥」の原作や主題歌については『大奥-誕生(有功・家光篇)の原作と主題歌』をご覧ください。