高校入試の問題を流出させた犯人は山崎紘菜
山崎紘菜が出演するフジテレビの湊かなえドラマ「高校入試」第6話の感想と犯人の予想です。
ドラマ「高校入試」の第6話を観て犯人の予想を絞り込もうと思ったのだが、別件で資料を読まなくてはならないため、気なった点を簡単に書いておく。
第6話のあらすじは「高校入試-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■入試問題を漏洩した犯人
ドラマ「高校入試」の第6話で、入試問題を漏洩した犯人が明らかとなった。入試問題を漏洩していた犯人は、橘第一高校に忍び込んでいた生徒・石川衣里名(山崎紘菜)だった。
石川衣里名(山崎紘菜)が直接、インターネット掲示板に書き込んでいる描写は無いが、石川衣里名(山崎紘菜)がインターネット掲示板に書き込んでいたと考えて問題ないだろう。
ただ、インターネットに書き込んでいた人物が石川衣里名(山崎紘菜)だけとは限らないので注意が必要だ。
また、現時点では、石川衣里名(山崎紘菜)がどのような方法で入試の問題を知り得たのかは分からない。
流石に試験会場や入試本部へ忍び込むことは無理だろうから、職員室に掲示されていた問題から試験問題を漏洩した可能性が大きい。
しかし、職員室には滝本みどり(南沢奈央)が待機しており、石川衣里名(山崎紘菜)が職員室へ忍び込むことは難しい。
滝本みどり(南沢奈央)が共犯者であれば、石川衣里名(山崎紘菜)が職員室へ忍び込むことは可能だが、石川衣里名(山崎紘菜)と滝本みどり(南沢奈央)の2人は、彼氏の相田清孝(中尾明慶)を巡る3角関係にあるため、共犯とは考えにくい。
滝本みどり(南沢奈央)が職員室を留守にした時間もあるので、この辺はインターネットに問題が漏洩した時間に注意しながら、放送を見直さなければ、分からない。
■石川衣里名(山崎紘菜)の共犯者
第6話の時点では、石川衣里名(山崎紘菜)がどのようにして試験問題を入手したのかは不明である。
ただ、石川衣里名(山崎紘菜)に教師側の共犯者が居ることは間違いないだろう。共犯者というよりも、命令者かもしれない。
バレーボール部の部室に潜伏していた石川衣里名(山崎紘菜)は、2通のメールを受け取った。その2通のメールが下記である。
1通目「試験問題のリークお疲れさま。ありがとう。まだ、学校にいるよね。本番はこれからだから、校内の実況もよろしく」
2通目「ところで、きみの彼氏のセンセは音楽のセンセと二股かけてるよ。これが終わると、2人でインディゴリゾートに!だから、思いっきりジャマしちゃって」
■1通目のメール
1通目のメールに「試験問題のリークお疲れさま」と書かれていることから、石川衣里名(山崎紘菜)が入試の問題を漏洩したことが分かる。
次に「まだ、学校にいるよね」という文章から、送信者は、石川衣里名(山崎紘菜)が橘第一高校に潜伏している事を知っている人物だと分かる。
春山杏子(長澤まさみ)と小西俊也(徳山秀典)の2人は缶コーヒーを買いに行ったさい、バレー部の部室の電気が付いていた事に気付いた。
共犯者なら石川衣里名(山崎紘菜)が潜伏している事を知っているはずなので、部室を開けようとしたり、電気が付いていることに気付いても知らないふりをするだろう。
そうすると、小西俊也(徳山秀典)がメールの送信者や共犯者になる可能性は無い。
また、英語の採点会場に戻った小西俊也(徳山秀典)は、バレー部の部室の電気が付いていたことを報告しているため、英語の採点グループ全員がこの事実を知っていることになる。
潜伏が予め犯行の計画に入っている可能性もあるため、1通目のメールから送信者を特定することは難しい。
■2通目のメール
2通目のメールは、「ところで」という接続詞で始まっている。「ところで」は話題を転換する接続詞なので、1通目と2通目のメールの送信者は同じとみて間違いないだろう。
また、「きみの彼氏のセンセは音楽のセンセと二股かけてるよ」という文章から、滝本みどり(南沢奈央)と相田清孝(中尾明慶)の2人はメールの送信者から除外できそうだ。
さて、このメールで注目するべき箇所は「これが終わると」という一文である。「これ」は「採点」を指していると解釈できる。
そして、「これ」という代名詞を使用していることから、メールの送り主は「採点」に近い人物、つまり教師だと考えられる。
もし、メールの送り主が生徒や受験生であれば、「これ」という代名詞を使うのは不自然である。
つまり、メール主は、インディゴリゾートの件や、石川衣里名(山崎紘菜)と相田清孝(中尾明慶)の関係を知っており、「採点」に近い人物である。
メールの送信者が春山杏子(長澤まさみ)であれば、つじつまが合うのだが、英語の採点中にメールを送れば、坂本多恵子(高橋ひとみ)が激怒するだろうから、少し疑問が残る。
そうすると、次に送信者になりそうなのは村井祐志(篠田光亮)である。
村井祐志(篠田光亮)は、第1話で石川衣里名(山崎紘菜)が相田清孝(中尾明慶)の事を「キヨタン」と呼んでいる現場を目撃しており、数学の採点に加わっている。
村井祐志(篠田光亮)がインディゴリゾートの件を知っているかについては確認が必要だが、村井祐志(篠田光亮)が送信者である可能性は大いにあり得る。
■小西俊也(徳山秀典)は白
小西俊也(徳山秀典)は怪しげだが、犯人グループではないだろう。
小西俊也(徳山秀典)は名門私立「清煌学院(せいこうがくいん)」の出身である。
清煌学院は県外だが、橘第一高校よりも全国的にレベルが高いため、橘第一高校にコンプレックスがあるとは考えにくい。それに、採点ミスが開示されたのは、4年前で、過去10年分である。
15歳で高校を受験する仮定すると、採点ミスが判明するのは、15歳+4年前+10年分=29歳までとなる。小西俊也(徳山秀典)は33歳なので、採点ミスによって橘第一高校を不合格になったとは考えられない。
小西俊也(徳山秀典)は単にストーリーを進める役割だろう。もし、何か秘密があるのであれば、文部省から派遣された潜入捜査員のような立場だろう。
■白紙の答案用紙問題
受験番号46番・田辺淳一(柾木玲弥)の答案用紙の問題については、第6話では話しが進展しなかった。
回答を記入した本当の答案用紙に折れ目があるかないかで予想を決めようと思っていたので、この予想は解答用紙が見つかってからにする。
■答案用紙の改竄問題
試験番号77番・芝田麻美(美山加恋)の答案用紙は、回答が改竄されているようだ。改竄と言っても、悪い方でには無く、何者かがスペルミスを正しいスペルに修正したようだ。
解答用紙の改竄については、3つ可能性がある。1つ目は、芝田麻美(美山加恋)に好意を抱く者が芝田麻美(美山加恋)を合格させるために答案用紙を改竄したケースである。
2つ目は、芝田麻美(美山加恋)に対する好意ではなく、金銭的な利益を受けて、芝田麻美(美山加恋)の答案用紙を改竄したケースである。
3つ目は、芝田麻美(美山加恋)が合格ラインを超えなければ、母親・芝田昌子(生田智子)が橘第一高校を訴えなくなるため、スペルミスを訂正して合格ラインまで引き上げたケースである。
さらに、3つ目のケースでは、2つの可能性が考えられる。1つ目は、芝田麻美(美山加恋)の点数に関係無く、点数を上げるために解答用紙を改竄した場合。2つ目は、芝田麻美(美山加恋)の点数が合格ラインに達していないため、点数を上げる必要があった場合である。
第6話の時点で答案用紙を改竄した犯人は絞り込むことが出来ないが、気になる人物は滝本みどり(南沢奈央)である。
芝田麻美(美山加恋)の5教科全ての回答を確認できたのは、2人だけである。
それは、入試本部で待機していた教頭・上条勝(清水一彰)と、下痢を起こしてトイレへ行った教頭・上条勝(清水一彰)の代わりに留守番をしていた滝本みどり(南沢奈央)である。
答案用紙が改竄された箇所の問題は、シェイクスピアに関する問題だった。
滝本みどり(南沢奈央)は職員室で待機していたとき、シェイクスピアの問題を見ている。
ただ、滝本みどり(南沢奈央)は、シェイクスピアの問題を見ても理解できなかったため、荻野正夫(斉木しげる)が「シェイクスですね」と教えている。
滝本みどり(南沢奈央)は英語力が低そうなので、英語のスペルミスが直せるのかに疑問が残る。この辺はもう少し吟味する必要があると思う。
ドラマ「高校入試」の原作や主題歌については『ドラマ「高校入試」の原作や主題歌』をご覧ください。
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コメント欄
みどりは音楽教師なので、シェイクスピアは知っていると思います。英語でかける可能性は十分あるんじゃないでしょうか。出身校すみれが丘も麻美が滑り止めで受験してるくらいですから、きっと学力は高い。彼女はバカなふりして実は優秀な可能性もありますね。
小西の教育委員会からの刺客説は賛成です。坂本のミスをかなりみているので、ミスが起こらないように送られた可能性は高いと思います。実は教育委員会に 先に一高の入試をぶっつぶす。と脅迫状が送られてきてて その調査もかねているのかなとも思いました。
衣里奈へのメール 怪しい村井はできますね、あのような形で採点しているなら余裕だと思います。
高校の音楽教科書にかはわかりませんが、芸術系ならシェイクスピアは習うと思います
どの事件・謎にも村井先生が候補に挙がりますね。私の中で彼が最重要人物になりつつあります。
石川にメールを送った人物に関して、私は採点に関わる人物は携帯を触る事がほぼ不可能では…と考えていました。ただ、6話を見返すと確かに村井先生には可能。しかし、他の教師に見つかる可能性があるのに採点中に送るだろうか。「本番はこれから」ってのが気になる。「校内の実況もよろしく」ってのは校内の状況を知る事が出来ない人物?うーん謎><
私には皆さんのような発想力はないので、気になる事などを。
・なぜ2通送ったのか?1通目で送り忘れただけって可能性が高いけど、私的には気になる。
・石川がジャマする事に何の意味があるのか?その間に何か起きるのか?
・田辺が6話で一度も出てこなかった件。なんか不気味。
・今更だけど優ちゃんの件。この人が問題用紙見てたのと、簡単に職員室に入れた事が不思議。
相関図がはっきりしない事や犯人が絞れない事から、大勢が誰かと繋がってる可能性有りかな。一人が複数の人物の弱みを握って操ってるのか、複数グループがあってそれぞれボス的存在がいて指示してるのか、単独で実行してる人と複数で実行してる人がいるのか…。
最終回の頃には、かなり複雑な相関図になるのではないのかな。
同窓会長宅、親兄弟で会話のあと、沢村弟がおもむろに携帯を出した後の掲示板
一高→二流大学→フリーター。
就職しない理由:まだやりたいことがみつからないから
>>912
不合格だとこいつ以下ってことなのか?
>>912
ベタだけど、毎年恒例、カンニングネタはないの?
番号でてないけど、最初の書き込みは多分、沢村弟912番で
最後の書き込みは、「912は沢村弟だろう!」と言っているように
見えてしまう。。。
SECRET: 0
: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
はじめまして!
石川が掲示板に問題を投稿した件について、思ったのですが、盗聴器を職員室にしかけておいたといのうはどうでしょう?
共犯の教師がしかけ、聞こえてきた問題を石川が掲示板に書き込むというものです。
滝本が職員室で待機しているとき、情報処理の荻野(だったような…?)が問題用紙を黒板にはりつけながら、問題について滝本にいろいろ話していました。
そして、その盗聴器から大洋ツーリストの優ちゃんと滝本の会話も偶然聞いてしまい、滝本がインディゴリゾートに行くことを知った。それより前に石川は相田の部屋でインディゴリゾートのゴールドカードを見つけているので、相田と滝本の関係を知ってしまった。
5話で、石川と相田が部室で話した後、石川が一人部室を出た所で「うそつき…」とつぶやいていたのはそんな経緯の後だった
と思いました。
そうなると情報処理の荻野が共犯となるのですが、これ以上詰めて考えられませーん。
ニケさんへ
確かに松島崇史(羽場裕一)も怪しいですね。松島崇史(羽場裕一)は英語の採点から外れているので、英語で何か問題が起きても責任を追及されることはありません。
松島崇史(羽場裕一)は職員室待機から保護者の世話になったが、保護者はDVDに熱中していたので、アリバイは無いのと同じ状態です。何かを仕掛けていても不思議ではありません。
いつも見てますさんへ
すみません。私の書き方が悪かったです。滝本みどり(南沢奈央)は職員室待機をしていたとき、英語の問題を見ていました。その問題がシェイクスピアに関する問題で、滝本みどり(南沢奈央)は「わかりませーん」と言って回答を放棄していたのです。
ただ、改めて考えると、問題の英文を理解出来なくても、解答用紙を改竄することは可能だったと思います。
いちごさんへ
石川衣里名(山崎紘菜)は相田清孝(中尾明慶)をインディゴリゾートへ行かせたくないのだから、何かトラブルを起こすはずです。
ただ、相田清孝(中尾明慶)が助っ人に加わっている英語も採点が終わったので、石川衣里名(山崎紘菜)がトラブルを起こすとすれば、受験番号・田辺淳一(柾木玲弥)の答案用紙問題に関係してくるのだと思います。
かにこさんへ
なるほど、そういう風に解釈できますね。912が沢村翔太(清水尋也)なのであれば、「ベタだけど、毎年恒例、カンニングネタはないの?」という書き込みは、沢村翔太(清水尋也)がカンニングをしたことを知っている人物の可能性がありますね。
うしささんへ
初めまして。コメントありがとうございます。盗聴機という可能性もあると思います。
第6話で春山杏子(長澤まさみ)らが入試本部へ、答案用紙が1枚足りないことを報告しにいったさい、掲示板に直ぐに「答案用紙が1枚足りない」と書き込まれていることから、入試本部にも盗聴機が仕込まれている可能性があります。
犯人は、1.村井・石川・芝田組、2.春山・田辺組の二つのラインがあるとは考えられないでしょうか?多すぎますかね、やっぱり…。1.は村井が黒幕で、石川、芝田が共犯。村井にはやっぱり強い動機があるような気がします。その理由は、1つ目は採点ミスによる不合格者の1人ではないか。2つ目は面接も落とされてばかりだし、実は講師も更新されないことが告知されていている。しかも次の職場が芝田あさみが行きたいと言い出した白百合女子高だったりして。であれば、芝田あさみが白百合女子高に行きたいという理由もわかります。
芝田あさみは村井講師に好意をもっており、村井講師の復讐を手伝うため電源を入れてケータイをポケットに忍ばせていたのではないでしょうか。水野先生がケータイを回収すると言ってひどく動揺していましたが、ケータイ回収が決定したのはまさに受験直前のことで芝田あさみはおろか、村井講師すら予定していなかったのかもしれません。これでは計画通りにいかなくなると思いひどく動揺したのではないか。
石川えりなは相田先生のネタを理由に村井講師に利用されているのだと思います。
その一方で、春山先生にも受験生の田辺くんにも入試をぶっつぶす強い動機があると思いますので犯人であると思います。やはり春山先生は解答用紙の不正配布やそれを指摘しない受験生田辺。かなり怪しいですよね。それにただの受験生が受験校の先生に対して、桜はいつごろ咲きますか?という質問もかなり不自然ですし。第7話がとても楽しみです。
白百合女子高じゃなくて、すみれが丘女子高ですね。漢字でどう書くんだろう…
オルフェさんへ
答案用紙の回収ミス問題は、村井祐志(篠田光亮)の回収ミスとは思えないので、村井祐志(篠田光亮)と春山杏子(長澤まさみ)が共犯と思います。
そうすると、すべの事件に関わっていそうな村井祐志(篠田光亮)が1番怪しい気がします。
なお、すみれが丘高校の漢字は、かなり難しい漢字だったので忘れました。
みどり先生もかなり怪しく思えます
理由
荻野先生がお腹をこわした描写がありましたよね?
個の学校ではなにかと他の人のコーヒーを入れるシーンが多いので他人のコーヒーに下剤をいれるのは容易いのかと
荻野先生にコーヒーをいれてるシーンがあったか分かりませんが
トイレにいってる間に答案に細工できたのは
荻野先生かみどり先生だけなので
理由2
これが怪しいと思った一番の理由です
高校入試をつぶせなんて掲示板たまたま発見できますかね?
これはあえて学校側に掲示板の存在を伝える役割だったんではないでしょうか?
そのせいで学校は混乱したわけですし
理由3
外部とのつながり
みどり先生が二股をしかけたと
考え、現役生徒に見方を増やすための作戦だったのでは?
さらにわざとカードが必要なリゾートの予約をとり
自分で持っていればいいのに
間抜けな彼氏にあえてわたす辺りが二股をしてる証拠を植えつけとく為に思えました
そして優ちゃんに学校の問題を外に流させる
そして自分は問題の実行中継担当という感じです
それ以上にこの話は犯人が複数いるのは間違いないと思いますが
過去に1高にうらみがある人物
つまり百人とかそういう規模の反抗なのかもしれませんね
ちなみに46番は
長澤まさみの弟
もしくは彼氏の弟あたりだと思います
長々とすいません
村井 松島親子について自分流ですが整理できましたので…
松島は村井に息子の数学の家庭教師を頼んでおり、面識がある。
立場上、隠している 家庭教師をしていくなかで沢村息子からのいじめを聞き、力になれるように単独で動く。
もしくは、松島妻or息子本人が夫、父に内緒で村井に家庭教師を頼んでいた。(規則違反なのかもしれないので、内密にしている)あとは一緒です。
村井が松島の教え子というのは関係してくると考えるとこれがしっくりきました。
この物語は最低でも2つの事件が混じってるような気がします。
①生徒のイタズラ(携帯鳴らす+盗聴)
②教師と受験生の共犯による答案差し替え。
コレを一つの事件のようにミスリードさせているのかと