中井貴一が会社を解雇される

香里奈が出演する貧乏ドラマ「PRICELESS(プライスレス)あるわけねえだろ、んなもん」の第4話「最後の一人も堕ちてきた」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「PRICELESS(プライスレス)第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■プライスレス-第4話のあらすじ後半
翌日、模合謙吾(中井貴一)は相模川製作所へ行き、契約続行の条件として、1週間で3000個を納品するノルマを伝える。

作業員は身勝手な模合謙吾(中井貴一)に怒り出すが、社長は「検討させてください」と即答を避けた。

模合謙吾(中井貴一)が工場を出ると、金田一二三男(木村拓哉)は「チャンスをくれて、ありがとうございます」と頭を下げた。

模合謙吾(中井貴一)は「チャンス?無理なんだよ、あんなノルマ。世の中には最初から不可能な事が存在するんだ」と答えて立ち去った。

アルバイトを雇ったとしても即戦力にはならず、相模川製作所は人手が足りずに諦めムードだったが、社長が「やってみよう」と言い、近くの工場へ作業員の借用を頼みに向かった。

しかし、相模川製作所は経営が悪化していたため、他の工場は「沈み行く船に乗ろうという奴は居ないんだよ」と言い、協力してくれる工場はなかった。

その日の夜、金田一二三男(木村拓哉)が帰宅すると、電話がかかってきた。相模川製作所の社長が戻ってこず、連絡も取れないのだという。

金田一二三男(木村拓哉)が社長を探していると、店の外で客を見送る二階堂彩矢(香里奈)と出会い、ホステス姿の二階堂彩矢(香里奈)に驚く。

金田一二三男(木村拓哉)が相模川製作所の社長を探している事を明かすと、二階堂彩矢(香里奈)は「相模川さんなら、さっき帰りましたよ」と教えた。

金田一二三男(木村拓哉)と二階堂彩矢(香里奈)の2人が社長の後を追いかけると、社長は橋の柵に足をかけ、橋の上から飛び降りようとしているところだった。

金田一二三男(木村拓哉)は必死に自殺を止めるが、社長は「自殺する気なんてありませんよ。川を眺めながら、考え事をしてただけです」と答えた。

その後、3人は飲み屋「KINGS COURT(キングス・コート)」へ行き、話し合っていると、マスターの藤沢健(升毅)がホットドッグをサービスで出してくれた。

藤沢健(升毅)はランチを始めたのだが、昼間は客が来ないため、売れ残っているのだという。金田一二三男(木村拓哉)は「久しぶりだ。うまい、うまい」と言ってホットドッグにかぶりつく。

そして、金田一二三男(木村拓哉)が「これからどうするんです?」と尋ねると、社長は「会社はたたみます。もう決めました。去年、私の同業者も仕事と家を失ってホームレスになりました」と答えた。

すると、金田一二三男(木村拓哉)は何かに気付き、「良いことを思い出した」と言って立ち上がった。

その後、社長と別れた金田一二三男(木村拓哉)は、公園に住み着いているホームレスの徳一の元を訪れ、「力を貸してください」と頭を下げた。

すると、話を聞いていたホームレスの源さんも、徳一に「俺からも頼む。こいつは俺の命の恩人なんだ」と土下座した。

翌日、金田一二三男(木村拓哉)の指示で、相模川製作所に社長や作業員が集まるが、作業員は「今更、何のようだ。馬鹿にしてるのか」と言って怒り出す。

すると、金田一二三男(木村拓哉)が「助っ人です」と言い、ホームレスの徳一を呼び入れた。ホームレスの徳一は、腕の良い職人で工場を経営していたが、工場が潰れたため、ホームレスをしていた。

社長は「ありがとうございます。でも、1人だけでは」と好意を断ると、金田一二三男(木村拓哉)は「誰が1人だけと言いました。鳥肌用意ですよ」と言い、大勢のホームレスを招き入れた。

やがて、相模川製作所はホームレスの協力を得て、ノルマ3000個に向けて操業を開始した。二階堂彩矢(香里奈)もホステスのバイトまで時間があるため、相模川製作所の帳簿をチェックして、協力する。

社長は作業員やホームレスに、飲み屋「KINGS COURT(キングス・コート)」のホットドッグを差し入れて労う。みんな、美味い、美味いと言ってホットドックを食べ、よりいっそう、頑張った。

一方、大屋敷統一郎(藤木直人)は、相模川製作所が操業を再開させたという報告を受ける。大屋敷統一郎(藤木直人)は、裏で金田一二三男(木村拓哉)が動いている事を知り、表情を険しくした。

納期の前日、広瀬瑤子(蓮佛美沙子)が工場にやってきた。広瀬瑤子(蓮佛美沙子)は金田一二三男(木村拓哉)に「今日の夜、父と会って欲しい」と頼んだ。

しかし、金田一二三男(木村拓哉)は「工場の仕事があるんだ。それに、瑤子ちゃん(蓮佛美沙子)が思ってるほど、惨めと思ってないんだよね」と答えて工場の仕事へ戻った。

翌日、榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)が工場へ模合謙吾(中井貴一)を連れてくると、社長は模合謙吾(中井貴一)に「携帯炊飯器3000個、納品させて頂きます」と報告した。

模合謙吾(中井貴一)は「社長に報告してきます」と笑みを浮かべて、ミラクル魔法瓶へと戻った。

その日、模合謙吾(中井貴一)は役員会議で、「9社は契約を白紙にいたしました。ただ、相模川製作所の契約を継続しようと思います」と報告した。

しかし、大屋敷統一郎(藤木直人)は「予定通り、契約を白紙にしてください。確かにノルマを果たせば、契約を継続すると言いました。しかし、決定は変わりません。最初に申し上げたはずです。新製品は開発しない方針だと」と告げた。

そこへ、財前修(イッセー尾形)が口を出し、会議を進めようとしたため、模合謙吾(中井貴一)は「私は貴方(イッセー尾形)と話してるんじゃ無い。社長(藤木直人)と話してるんだ」と一喝した。

そして、模合謙吾(中井貴一)は「経営が苦しい時こそ、製品開発に力を入れろ。これは先代のお言葉です。製品開発こそが、ミラクル魔法瓶を支えてきた。この会社から切り捨てられる人間は彼らでは無く、社長、貴方(中井貴一)です」と言い、社員証を置いて会議室を出た。

その後、模合謙吾(中井貴一)は榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)に「社長の方針が変わった。契約は打ち切りだ。携帯炊飯器をウチで取り扱うことが無い。私はホットスプリング社へ行く。携帯炊飯器を買い取って貰うまでは帰らないつもりだ」と告げた。

榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)は「ホットスプリング社って、ウチのライバルじゃないですか。良いんですか」と驚くと、模合謙吾(中井貴一)は「私はもう、この会社には居られないだろうから」と答えた。

その日、榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)が帰宅すると、妻と娘が成績のご褒美として買って貰うバッグの事を楽しそうに話していた。娘は約束通り、塾の成績で1番を取ったのだという。

娘が「できれば、シャネルのデザイニングブーツも買って欲しい」とおねだりすると、模合謙吾(中井貴一)は「パパな、会社を辞めてきたんだ」と切り出した。

一方、大屋敷統一郎(藤木直人)は貿易会社の社長(草刈正雄)と会っていた。社長(草刈正雄)は「今日は娘も連れてきているんです」と、広瀬瑤子(蓮佛美沙子)を紹介する。

他方、アパート「幸福荘」にも、携帯炊飯器が無事に納品出来たという知らせが入っていた。ただ、納品先はミラクル魔法瓶ではなく、ホットスプリング社ということだった。

金田一二三男(木村拓哉)が「あちゃー。またやったな模合さん(中井貴一)」と頭を抱えていると、アパート「幸福荘」に客人がやってきた。

客人はなんと、会社を辞め、自宅も追い出されて無一文になった模合謙吾(中井貴一)だった。

原作や主題歌については『ドラマ「PRICELESS(プライスレス)」の原作と主題歌』をご覧ください。

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