甘粕初子(あまかす・はつこ)のwiki

NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公となる新島八重に関連する登場人物を紹介するネタバレwikiです。

今回、紹介する甘粕初子は、NHK大河ドラマ「八重の桜」の主因公となる新島八重(山本八重)の養女となった人物でです。

■甘粕初子のネタバレwiki
甘粕初子(あまかす・はつこ)は1881年(明治14年)に父・甘粕鷲郎と母・手代木中枝の長女として生まれた。

父・甘粕鷲郎(あまかす・しゅうろう)は、上杉謙信の名将として有名な甘粕景継(あまかす・かげつぐ)の子孫で、甘粕家の本家を継承している。

父・甘粕鷲郎は、慶應義塾を出て大学へと進み、大学卒業後は大阪などで教師をしていた。

一方、母・手代木中枝(てしろぎ・なかえ)は、会津藩士・手代木直右衛門の孫である。

手代木直右衛門は会津藩の公用人として活躍し、戊辰戦争では秋月悌次郎とともに会津藩の降伏の仲介を米沢藩へ頼んだ人物である。

また、手代木直右衛門は、近江屋で坂本龍馬と中岡慎太郎の2人を暗殺した佐々木只三郎の兄である。

■両親の死
母・手代木中枝は1891年(明治24年)に死去し、翌年の1892年(明治25年)には父・甘粕鷲郎も死去すると、甘粕初子は母方の祖父・手代木直右衛門に預けられ、妹・甘粕のぶ子は父・甘粕鷲郎の弟・甘粕三郎に預けられた。

その後、弟・甘粕三郎が甘粕家の本家を継ぎ、甘粕初子と妹・甘粕のぶ子にの2人は甘粕三郎の養女となった。

■新島八重の養女へ
その後、新島八重の申し出により、甘粕初子は1900年(明治33年)に新島八重の養女となった。

新島八重が甘粕初子を養子に迎えた理由は明らかでは無いが、養父となった弟・甘粕三郎には実子もおり、経済的に裕福ではなかったことが理由の1つではないかと推測されている。

甘粕初子は新島八重の養女となった翌年の1901年(明治34年)に、新島襄が信頼していた同志社の校長心得・広津友信と結婚し、その後、「広津旭」を出産した。

NHK大河ドラマ「八重の桜」の登場人物一覧は『NHK大河ドラマ「八重の桜」のキャストのまとめ一覧

新島八重(山本八重)の生涯のあらすじとネタバレは『実話「新島八重の桜」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。