「黄金の豚 会計検査庁」のネタバレ
ドラマ「黄金の豚-会計検査庁-特別調査課」の第1話「税金ドロボー官僚に喝」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「黄金の豚のあらすじ」からの続きです。
特別調査課・課長補佐の明珍郁夫(生瀬勝久)は、社会福祉庁の池之端長官を調査することを決めた。
そこへ、検査官・茶々万史郎(近藤芳正)から電話が入る。社会福祉庁の池之端長官から圧力がかかり、池之端長官の調査は中止となった。明珍郁夫は調査すれば処分すると、部下に注意した。
会計検査庁は、高額な案件は政治的配慮から、調査しないことになっていた。適当に調査をして、政治家の癒着にお墨付きを与える機関だった。会計検査庁は、仕事をしているふりをしてればいい「キャリア組の墓場」と呼ばれる機関だった。
表向きには、老人ホーム「ビラ・アスピラシオン調布」は売れ残った物件で、社会福祉庁の池之端長官に500万円で売却された形になっており、合法だった。
堤芯子は1人で社会福祉庁の池之端長官に会いに行くが、警備に止められる。追いかけてきた明珍郁夫が「それ以上進んだら、免職(クビ)だぞ」と脅すと、堤芯子は「こんな馬鹿げた仕事、こっちから辞めてやる」と言って立ち去った。
明珍郁夫(生瀬勝久)が調査終了の書類に判子をつこうとすると、堤芯子(篠原涼子)がトマトを食べながら入ってきた。トマトの果汁が報告書に落ちた。
堤芯子は、標的は池之端長官ではなく、ガードの甘い池之端長官の妻だと言って、調査続行を訴えた。角松一郎(大泉洋)たちは、トマトの果汁で汚れた書類を作り直すのに3日かかると言い、明珍郁夫から時間をもらい調査へ向かう。
池之端長官の妻は明らかに夫婦の収入を超えた贅沢をしていた。しかし、摘発するための証拠が無かった。裏口座でもあれば摘発できるが…。
池之端長官や妻がゴルフをしいてると、堤芯子(篠原涼子)や角松一郎(大泉洋)らが現れた。妻のポーチを調べ、香水入れの中から、裏口座の印鑑を見つけた。
池之端長官の老人ホームで働くボランティアは無給だった。しかし、池之端長官はボランティア1人につき3000円の人件費を計上し、2年間で計1億3824万円の架空人件費を計上していた。
池之端長官は贈収賄事件で逮捕・起訴され、政府は池之端長官は1億3000万円の追徴課税を課した。
しかし、池之端長官は依願退職したため、国庫から1億3000万円の退職金が支給されるのだった。「黄金の豚の感想と視聴率とネタバレ」へつづく。