プライスレス-最終回と結末のあらすじとネタバレ
藤木直人が出演するフジテレビの貧乏ドラマ「PRICELESS(プライスレス)あるわけねえだろ、んなもん」の最終回(第10話)「一部生放送スペシャル-聖なる夜に起こす最後の奇跡」のあらすじとネタバレの結末ネタバレ編です。
このページは「プライスレス-最終回(第10話)のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■プライスレス-最終回のあらすじ後編
その後、大屋敷統一郎(藤木直人)はアパート「幸福荘」を訪れ、「みなさんのおかげでミラクル魔法瓶が倒産せずに済みました。これからもミラクル魔法瓶を頼みます」と頭を下げた。
模合謙吾(中井貴一)が「もうミラクル魔法瓶には戻らないと?」と尋ねると、大屋敷統一郎(藤木直人)は「私は逃げた人間です。今更戻れません。あの会社は金田一君(木村拓哉)が居れば大丈夫です」と答えた。
模合謙吾(中井貴一)は「貴方は勘違いしている。先代社長は貴方にしっかりと愛情を注いでいたんです」と話して、誕生日を尋ねた。
大屋敷統一郎(藤木直人)は「10月16日です」と答えると、模合謙吾(中井貴一)はミラクル魔法瓶の初号機の裏を見せ、「初号機の特許は10月16日に出願されています。それだけじゃない。ミラクル魔法瓶の特許は全て10月16日に出願されています。先代にとって、ミラクル魔法瓶の成長は貴方の成長でもあったんです」と話した。
金田一二三男(木村拓哉)は「ミラクル魔法瓶は貴方が守るべきだと思いますよ」と言い、大屋敷統一郎(藤木直人)にミラクル魔法瓶の初号機を渡した。
その日、大屋敷統一郎(藤木直人)は金田一二三男(木村拓哉)の部屋に泊まり、子供の頃のことを語り合う。
金田一二三男(木村拓哉)は家が貧乏だったため、小学3年生の時に母親から「サンタは居ない」と教えられたのだという。
一方、大屋敷統一郎(藤木直人)はプレゼントがいつも参考書だったので、サンタクロースを勉強を強いる人だと思っていたのだという。
大屋敷統一郎(藤木直人)は1度だけ野球のグローブを貰った事があったが、大屋敷統一郎(藤木直人)は勉強漬けの毎日でキャッチボールをする友達も居なかったし、父親も多忙でキャッチボールをしてくれなかった。
大屋敷統一郎(藤木直人)は「せめてボールも一緒に付けてくれればよかったのに」と話した。
翌日、ミラクル魔法瓶の復活を祝うため、金田一二三男(木村拓哉)と二階堂彩矢(香里奈)の2人が、街で模合謙吾(中井貴一)を待っていると、回りに居る多くのカップルがキスをしていることに気付いた。
二階堂彩矢(香里奈)は「そういえば、今日はクリスマスなんですよね」と言い、周りを見渡していると、金田一二三男(木村拓哉)と目が合い、2人は顔が吸い寄せられた。
もう少しで唇と唇が重なろうとしたとき、ニヤニヤしている模合謙吾(中井貴一)が立っている事に気付いた。
模合謙吾(中井貴一)は「後ろを向いているから終わったら教えて」と言って後ろを振り向くが、金田一二三男(木村拓哉)らはキスせずに食事へ向かった。
すると、途中でクリスマスの日に祭りをしている神社を見つけ、金田一二三男(木村拓哉)は神社に入った。金田一二三男(木村拓哉)は的当て屋を見つけて、みんなで1球ずつ投げることにした。
金田一二三男(木村拓哉)がボールを受けとると、それは北別府のサインボールだった。北別府のサインボールを見た金田一二三男(木村拓哉)はこれまでの出来事を思い出す。
一方、二階堂彩矢(香里奈)はボールを投げたが大きく外れていた。続いて模合謙吾(中井貴一)はペアカップをめがけて投げるが、ボールはカップにはじかれて、隣にあったブルドーザーのオモチャを落とした。
それを見た金田一二三男(木村拓哉)は喜び、「このブルドーザーをください」と言い、模合謙吾(中井貴一)からブルドーザーを貰った。それは、鞠丘両太(田中奏生)が無くしたブルドーザーと同じブルドーザーだった。
二階堂彩矢(香里奈)が「次は金田一さんの番ですよ」と促すが、金田一二三男(木村拓哉)は「俺は前に投げたよ。だいぶ前に」と答えて、神社を後にしたのであった。
ある日、金田一二三男(木村拓哉)がミラクル魔法瓶の社員全員を会場へ集め、大屋敷統一郎(藤木直人)が空白となっている社長に就任すること発表し、大屋敷統一郎(藤木直人)を呼び入れる。
会場からは「あんた、会社をメチャクチャにした張本人だろ。必要無い」と非難の声が挙る。すると、金田一二三男(木村拓哉)は「必要無い?あるわけないだろそんなもん」と制した。
そして、金田一二三男(木村拓哉)は「会社をクビになり、貧乏になったけど、お金に換えられない価値を学んだ。そして、この魔法瓶が俺に仲間を作ってくれたんです。その魔法はこの会場を仲間で一杯にしてくれた。俺にとって、彼もそのうちの一人なんです。彼もひとりぼっちになって、お金に換えられない大切なものを学んだ」と話した。
金田一二三男(木村拓哉)は大屋敷統一郎(藤木直人)をマイクの前へ促すと、大屋敷統一郎(藤木直人)は会場に居る社員に謝罪した。
しかし、社員の1人が「俺は認めないぞ。15年間も我慢してきたんだ。もう我慢しない」と言い、席を立って会場を出ようとする。それに呼応した社員数名が後に続いた。
すると、大屋敷統一郎(藤木直人)は立ち去ろうとする社員全員の名前を呼んで呼び止め、「ここから1人でも居なくなるのであれば、私はここに居る資格はありません。私は図々しく戻ってきました。みなさんと魔法瓶を作りたかったからです」と話した。
そして、大屋敷統一郎(藤木直人)は「この魔法瓶は父が初代のメンバーと作り上げたものです。そして、こちらは弟である金田一二三男(木村拓哉)がみなさんと一緒に作り上げた魔法瓶です。私もみなさんと一緒に魔法瓶が作りたい。一緒に魔法瓶を作らせてもらえませんか」と頭を下げた。
会場に居た社員は、大屋敷統一郎(藤木直人)が社員の名前を覚えていることや、大屋敷統一郎(藤木直人)と金田一二三男(木村拓哉)が兄弟だったことに唖然とする。
そこで、金田一二三男(木村拓哉)は「どうですか?彼を仲間にしても良いと言う人は、立ってもらっても良いですか」と提案すると、1人、2人と席を立ち初め、やがて全員が席を立った。
会場が拍手に包まれるなか、金田一二三男(木村拓哉)ら3人はコッソリと会場を抜け出した。
大屋敷統一郎(藤木直人)は後を追いかけ、「本当に良いのか?私が社長で」と尋ねると、金田一二三男(木村拓哉)は「俺らはこんな大人数をまとめられないんで」と答えた。
榎本小太郎(藤ヶ谷太輔)が「だからって、会社を辞めなくても。また貧乏生活に逆戻りですよ。後悔するかもしれませんよ」と引き留めた。
しかし、金田一二三男(木村拓哉)は「後悔なんてするわけないだろ。やりたいことをやってるんだから」と答えた。
大屋敷統一郎(藤木直人)が「貴方がたのやりたいことって何ですか?」と尋ねると、金田一二三男(木村拓哉)は答えに困って「たとえば、1週間経っても冷えない魔法瓶を作るとか」と答えた。
そして、金田一二三男(木村拓哉)はジャケットのポケットから北別府のサインボールを取り出すと、「これは俺が持ってたんだ。これからは、兄貴…。社長が持って居てください」と言い、大屋敷統一郎(藤木直人)にサインボールを投げて、ミラクル魔法瓶を後にしたのであった。
ある日、金田一二三男(木村拓哉)ら3人の姿は雪山の中にあった。金田一二三男(木村拓哉)らは、雪山に張ったテントの中で過ごしていたようだ。
金田一二三男(木村拓哉)らは1週間前に雪の中へ埋めた魔法瓶を掘り出し、コップに注ぐと、もうもうと湯が立ち上げた。飲んでみると熱かった。
ついに、金田一二三男(木村拓哉)らは1週間立っても冷えない究極の魔法瓶を完成させたのであった。
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コメント欄
分かりやすかったです。
ドラマのほうも、凄くおもしろかったです。
プライスレス観ました!
いやーいいドラマでした!
次のドラマの展開を予想しながら観ていたんですけど意外な展開で全部外れてしまいました…☆
藤木直人さんとキムタクさんの共演と言う事で興味しんしんでみましたが・・・
ヤッパリ!藤木さんの教養と育ちの良さと、キムタクさんのイケメンで有っても何と無く
品と風格の無い点を捉えた適材適所の役柄に感心致しました(^^)/
役柄の設定に脱帽でした<m(__)m>